このページは、岡田快適生活研究所(OKラボ)の代表・岡田さんが書いている開発日誌
「ok-lab's diary」(https://ok-lab.hatenablog.com/)の記事をもとに、
テーマ「ワイヤー・カテーテル・ストローで押し込む」に関する話だけを掲載日順にまとめたものです。
過去の価格・寸法は日誌の記載時点のもの、今の価格は公式サイトの現行商品一覧(2026年9月4日取得)にもとづいています。
一言で言うと
押し込み器具でも、形状によって成否が分かれます。
岡田さんは無理な押し込みに注意を促しています。
多目的ステンレスワイヤーは現在も購入できます。
読む前に知っておきたい言葉
| 言葉 | やさしい説明 |
|---|---|
| ミルキング | 日誌で従来法として扱われている挿入方法 |
| 押し込みワイヤー | チップを押して進めるために試作された細い器具 |
| カテーテル | 尿道へ通す管状の器具 |
| 鞘(シース) | 日誌でストローなどの筒を指す呼び名 |
| チップレス | 形状記憶ワイヤーで構成されたタイプ |
| 括約筋 | 尿の流れを調節する筋肉 |
何が起きるのか:ワイヤーやカテーテルで押し込む結果
器具で押す方法には成功例がある一方、途中で進まない例や事故も掲載されています。
ワイヤーやカテーテルで押し込む成否は分かれる
2018年2月掲載の相談では、ミルキングで進められない人がカテーテルを利用しました。
相談者は、この補助によって挿入できたと報告しています。
岡田さんは手元のシリコーンチューブで内容を再現しました。
同じ掲載記事には、別の相談として20cmのチップが見えなくなった報告もあります。
膀胱まで入ったかは判断できないと岡田さんは書いています。
岡田さんは、器具利用は臨時手段だと案内しています。
(出典:ok-lab's diary 2018年2月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180224/1519457027
押し込みワイヤーは括約筋手前で限界もある
2019年9月掲載の相談では、初購入者がミルキングの難しさを訴えました。
相談者は、磁石による誘導ができないかと質問しています。
岡田さんは、磁石の力だけでは難しいと答えました。
ステンレス糸は、括約筋の手前までの移動補助になるとの回答です。
その先では糸が折れ曲がり、押し込みにくいとされています。
岡田さんは、ステンレス糸だけでは限界があると書いています。
(出典:ok-lab's diary 2019年9月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/09/14/143710
多目的ステンレスワイヤーは凹みで外れにくくなった
2022年1月掲載の相談では、押す部分を大きくした特注が求められました。
相談者は、従来の0.5ミリでは曲がりやすいと説明しています。
岡田さんは、当時使っていたワイヤーを0.7mmと答えました。
2022年2月掲載の続報では、凹み付きの特注品が試されています。
重なる場合はあったものの、凹みに合うと進めやすくなったとの報告です。
岡田さんは、凹みの適形はチップで変わると書いています。

(出典:ok-lab's diary 2022年1月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/01/29/123455
(出典:ok-lab's diary 2022年2月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/02/19/123621
カテーテル補助でも大きなチップは進まなかった
2022年8月掲載の相談では、ウミウシVer.4+5が使われました。
相談者は、留置まで30分ほどかかると報告しています。
糸を通したカテーテルによる補助では進まず、使用を断念しました。
その後、ミルキングでは留置できたと報告されています。
同じ器具でも、チップの形や大きさで結果が異なる事例です。
岡田さんは、この形状とサイズを勧めにくいと書いています。
(出典:ok-lab's diary 2022年8月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/08/13/122909
ストローを鞘にして押し込むと途中まで進んだ
2025年4月掲載の相談では、強いダブルワイヤー製品が進みませんでした。
前立腺部はダブルループで、長さは50mmでした。
研究所は、もっとも弾力が大きい構成だと説明しています。
続報では、ストローにより球部尿道まで進んだと報告されました。
その後は別の押し進め方も組み合わせ、最終的に留置できています。
研究所は、強い構成ほど挿入難易度が高いと案内しています。
(出典:ok-lab's diary 2025年4月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2025/04/12/122910
出血後に多目的ステンレスワイヤーが相談された
2026年5月掲載の相談では、ミルキングの失敗が繰り返されました。
相談者は出血し、2日後に悪寒と震えが出たと報告しています。
受診時は39.4度で、急性腎盂炎と急性前立腺炎の診断でした。
相談者は3日間入院し、退院後に別の方法を尋ねました。
岡田さんは、多目的ステンレスワイヤーなどを選択肢として挙げました。
ただし、適する器具は本人の情報だけでは分からないと書いています。
(出典:ok-lab's diary 2026年5月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2026/05/16/122906
押し込みワイヤーの使い方へのメーカーの答え・対策
研究所は押しやすさだけでなく、押し過ぎや太さ、摩擦も課題として扱っています。
押し込みワイヤーの使い方は臨時手段とされた
2018年2月掲載時点では、器具は臨時的な手段とされていました。
岡田さんが勧める基本方式は、ミルキングによる留置でした。
器具では慣れるほど奥へ進めたくなる可能性が指摘されています。
押し過ぎるとチップ全体が膀胱へ進む可能性も挙げられています。
別の相談では、チップが突然見えなくなる出来事も報告されました。
岡田さんは、器具による押し過ぎへ注意を促しています。
(出典:ok-lab's diary 2018年2月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180224/1519457027
多目的ステンレスワイヤーは太さに上限を置いた
2022年1月掲載の相談では、2〜3ミリの太さが希望されました。
岡田さんは、指で曲がらないほど丈夫になり危険だと判断しました。
この太さの特注には対応できないとの回答です。
当時使っていたワイヤーは0.7mmでした。
特注で対応する最大値は1mmとされています。
岡田さんは、安全面から最大値を設けたと書いています。
(出典:ok-lab's diary 2022年1月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/01/29/123455
ニチノール押し込みワイヤーは糸とのずれを抑えた
2024年10月掲載時点では、0.4mmのニチノールが採用されました。
長さは20cm、25cm、30cmから選ぶ仕様でした。
掲載時点の価格は税抜き3000円です。
糸に寄り添う構造により、位置の監視にも使えると説明されています。
一方で、セーフティーなどを一度外す不便も挙げられました。
岡田さんは、通常の押し込みワイヤーとしても使えると書いています。

(出典:ok-lab's diary 2024年10月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/10/19/122847
アップルブジーVer.2は挟める部位を限定した
2026年3月掲載のアップルブジーVer.2は、挟んで押す試作品です。
接触して押す従来品と異なり、チップとつながった状態を保ちます。
ただし、挟めるのはゴムやチューブで構成された部分だけです。
陶器や樹脂のチップは、そのままでは滑ると説明されています。
掲載時点の価格は、20cmまで税抜き3000円でした。
岡田さんは、対象となる部分が必要だと書いています。
(出典:ok-lab's diary 2026年3月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2026/03/14/122910
アップルブジーVer.3は対象拡大で摩擦が増えた
2026年3月掲載のVer.3では、挟む側にゴム膜が加えられました。
ゾロやスクリュー、括約筋ストッパーも挟める試作です。
一方で、挟んだ部分の厚みが増える問題も示されています。
取り出す際に、チップや糸まで一緒に戻る場合もあるとのことです。
掲載時点の価格は、20cmまで税抜き7000円でした。
岡田さんは、ブジーだけの取り出しはVer.2が容易と書いています。
(出典:ok-lab's diary 2026年3月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2026/03/21/122906
血尿が出たときは、量が少なくても初めてでも、様子を見ずに泌尿器科を受診してください。
突然尿が出なくなったとき、器具が取り出せなくなったときは、自分で対処せず直ちに医療機関(救急を含む)を受診してください。
ワイヤーやカテーテルで押し込むは時期でこう変わった
| 時期(掲載年月) | そのころの状態 |
|---|---|
| [2018年2月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180224/1519457027) | カテーテル補助の成功例と押し過ぎ警告 |
| [2019年9月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/09/14/143710) | ステンレス糸は括約筋手前までを補助 |
| [2019年10月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/10/12/125944) | 先端20cmを硬くしたコードを試作 |
| [2021年1月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/01/09/130022) | 0.7mmワイヤーを税抜き500円で提示 |
| [2022年2月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/02/26/123231) | 2目的ワイヤーを税抜き2000円で試作 |
| [2024年10月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/10/19/122847) | 0.4mmニチノール製を税抜き3000円 |
| [2025年3月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2025/03/15/122925) | ストローを鞘にするチップレス案を提示 |
| [2026年3月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2026/03/14/122910) | 挟んで押すアップルブジーVer.2を試作 |
| [2026年3月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2026/03/21/122906) | Ver.3で挟める形を拡大し課題も判明 |
押し込みワイヤーの使い方に関係するOKプロステートチップの商品と値段
現行一覧で直接確認できる押し込み器具は、多目的ステンレスワイヤーです。

| 現行商品 | 税込価格 | 現在の扱い |
|---|---|---|
| 多目的ステンレスワイヤー | 税込550円 | 現行商品一覧に掲載 |
多目的ステンレスワイヤーの値段は公式サイトで確認できます。

押し込み専用2目的ワイヤーは、2022年2月掲載時点で特注扱いでした。
ニチノール製押し込みワイヤーも、2024年10月掲載時点の試作品です。
ガイドワイヤーやアップルブジーVer.2・Ver.3も日誌に登場します。
これらは現行一覧で対応する商品を確認できません。
ワイヤーやカテーテルで押し込むのよくある不安
押し込み器具だけで必ず留置できるわけではなく、太さや形状にも限界があります。
多目的ステンレスワイヤーで届く?
2019年9月掲載の質問では、前立腺まで到達できない悩みが寄せられました。
岡田さんは、ステンレス糸が移動の補助になると答えています。
ただし、補助できるのは括約筋の手前までと説明されました。
括約筋では糸が折れ曲がり、押す力だけでは進みにくいとのことです。
チップの大きさでも位置の確認しやすさが違うとされています。
岡田さんは、ワイヤーだけで完結する方法ではないと書いています。
(出典:ok-lab's diary 2019年9月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/09/14/143710
押し込みワイヤーは太いほどよい?
2022年1月掲載の相談者は、曲がりにくい太いワイヤーを希望しました。
希望された太さは2〜3ミリです。
岡田さんは、その太さでは丈夫になり過ぎると判断しました。
丈夫さを増すことが安全性の向上になるとは限りません。
研究所が特注で認めた最大値は1mmでした。
岡田さんは、2〜3ミリには対応できないと回答しています。
(出典:ok-lab's diary 2022年1月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/01/29/123455
カテーテルならミルキング不要?
2022年2月掲載の相談では、チップを固定する器具が提案されました。
岡田さんは、微小で柔らかい開閉構造の製作は難しいと回答しました。
そのうえで、より簡便な別案を示しています。
ただし、カテーテルを戻す際の摩擦も課題とされました。
糸や括約筋ストッパーまで一緒に戻る可能性が挙げられています。
この提案を使った結果の記載はありません。
(出典:ok-lab's diary 2022年2月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/02/19/123621
ストローを鞘にすれば必ず入る?
2025年4月掲載の相談では、ストローによる補助が試されました。
鞘の部分は進み、球部尿道まで押せたとの報告です。
しかし、前立腺部のダブルループはすぐには進みませんでした。
その後、別の押し進め方も加えて留置できたと報告されています。
研究所は、括約筋の状態により確実とはいえないと回答しました。
岡田さんは、強力な構成を最初から選ばないよう案内しています。

(出典:ok-lab's diary 2025年4月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2025/04/12/122910
この記事のまとめ
| 知りたいこと | 答え |
|---|---|
| 一言で言うと | 押し込み器具の成否はチップや器具で異なる |
| 知っておきたい言葉 | ワイヤー、カテーテル、鞘は別の補助具 |
| 何が起きるのか | 成功、途中停止、押し過ぎ、出血の報告がある |
| メーカーの答え・対策 | 太さを制限し、摩擦や押し過ぎにも注意 |
| 時期による変化 | カテーテルからニチノールや挟む器具へ発展 |
| 商品と値段 | 多目的ステンレスワイヤーは税込550円 |
| よくある不安 | 器具を使っても留置できるとは限らない |
出典:ok-lab's diary(岡田快適生活研究所)。
写真・動画は各元記事をご覧ください。