このページは、岡田快適生活研究所(OKラボ)の代表・岡田さんが書いている開発日誌
「ok-lab's diary」(https://ok-lab.hatenablog.com/)の記事をもとに、
テーマ「モーターの太さ選び(6/8/10mm)」に関する話だけを掲載日順にまとめたものです。
過去の価格・寸法は日誌の記載時点のもの、今の価格は公式サイトの現行商品一覧(2026年9月4日取得)にもとづいています。
一言で言うと
完成品の幅と厚みはモーター径だけでは決まりません。
細さは6mm、薄さは8mm薄型が候補です。
現行一覧にはモーター径の選択欄がありません。
読む前に知っておきたい言葉
| 言葉 | やさしい説明 |
|---|---|
| 核振チップ | 振動モーターを組み込んだチップ |
| ボタン型モーター | チップに組み込まれた円形の振動部品 |
| 樹脂カバー | モーターの防水や固定に使われる被覆 |
| 応答性 | 振動の開始や停止への反応のしやすさ |
| 8mm薄型モーター | 直径8mm・厚み2mmとされたモーター |
何が起きるのか:6mm・8mm・10mmモーターの差
モーター径を小さくすると細くできますが、厚みや振動量との交換条件が生じます。
10mmモーターは後端が12mm近くになった

2019年4月掲載の相談では、3モーター品の幅が焦点でした。
当時販売していた10mmモーターのロングは、後端が12mm近くでした。
岡田さんは、購入者の15%程度から入らないとの連絡を受けたと書いています。
残る85%についても、全員が使えたと確認した数字ではありません。
相談中の3モーター案では、両端が10mm程度になる予定でした。
大きすぎると感じる場合は2モーターがよいと案内されました。
(出典:ok-lab's diary 2019年04月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/04/06/151323
8mmモーターでも厚み6mmになった
2019年8月掲載の相談では、8mmモーター品の厚みが問題になりました。
相談者は横幅ではなく、想定より厚かったため使えなかったとのことです。
当時の8mmモーターは、最も薄いものでも厚み4mm程度でした。
完成品では樹脂カバーを含めて厚み6mm程度になるとの回答でした。
厚み5mm程度まで薄くする余地はあるものの、強度も低下するとされました。
岡田さんは、長期耐久性は保証できないと案内しています。
(出典:ok-lab's diary 2019年08月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/08/10/125102
6mmモーターは細いが振動量も小さい
2021年10月掲載の相談では、8mmが入らないため6mmが希望されました。
相談者が見つけたモーターは、直径6mm・厚み2.5mmでした。
研究所は、新しいモーターの検証で10個か20個を使うと回答しました。
採用品にも3個に1個ぐらいの不良品があるとの説明です。
岡田さんは、6mmの振動エネルギーを8mmの半分以下と見積もりました。
研究所は、持ち込まれた単品モーターの接続には対応しないと答えました。
(出典:ok-lab's diary 2021年10月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/10/09/125823
8mm薄型モーターは厚み4㎜程度になった
2022年7月掲載の日誌では、厚み2mmの8mmモーターが入荷しました。
岡田さんは、完成品の厚みを4㎜程度にできると書いています。
指先で比べた振動量は、6mmモーターより明らかに強いとのことです。
一方、8mmモーターの標準品よりは弱いと説明されています。
当時は十分な在庫があり、その日から対応可能とされました。
薄さと振動量の両方を見る選択肢として紹介されています。
(出典:ok-lab's diary 2022年07月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/07/23/123014
10mmモーターは力強いが応答性が低い
2022年4月掲載の報告では、10mmモーターの応答性が話題になりました。
相談者は、力強い一方で応答性がかなり悪いと伝えています。
同じ用途では、8mmのほうが反応に合う可能性も挙げられました。
岡田さんも、6mm・8mm・強力8mm・10mmでは反応が違うと書いています。
8mmでも、起動には強度を2か3まで上げる場合があるとのことです。
岡田さんは、厳密な運用にはモーターからの設計が必要かもしれないと書いています。
(出典:ok-lab's diary 2022年04月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/04/02/123050
モーターの太さ選びへのメーカーの答え・対策
岡田さんの回答では、形状、完成寸法、振動量、接続構造を一緒に見ています。
8mmボタン型モーターはセミロングに合った
2019年1月掲載の日誌では、8mmボタン型モーターが試作されました。
岡田さんは、セミロングの形に合う大きさだと書いています。
10mmはロングに合う一方、セミロングでは後部が大きくなりました。
当時は、セミロングへの8mm採用が予定されていました。
岡田さんによると、振動エネルギーはモーターの重量にほぼ比例します。
形状との釣合いと振動量を一緒に考える内容が案内されています。
(出典:ok-lab's diary 2019年01月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20190119/1547879323
8mm薄型モーターは完成寸法で比べる

2023年8月掲載の日誌では、極細ケーブルを使った小型化が試されました。
厚み2mmの8mmモーターは、幅8.5mm・厚み4mm程度でした。
6mmモーターなら、幅7mm以内も作れそうだと書かれています。
ただし、6mmの完成品が常に薄いという説明ではありません。
極細ケーブルは、従来品より通電不良が早い可能性も示されました。
岡田さんは、長時間テスト後の発生確率は不明と書いています。
(出典:ok-lab's diary 2023年08月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2023/08/19/123214
ムーバブル核振は8mmか10mmを選ぶ
2026年2月掲載の日誌では、ムーバブル核振の仕様が示されました。
この構造では、6mmモーターは作れないとされています。
理由は、ニチノールワイヤーとの接続の確実性への不安です。
8mmまたは10mmモーターなら作成可能とされました。
8mmは、薄いタイプ、普通のタイプ、厚いタイプから選べる内容でした。
岡田さんは、構造によって選べるモーターが変わると案内しています。
(出典:ok-lab's diary 2026年02月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2026/02/14/121602
6mm・8mm・10mmモーターは時期でこう変わった
| 時期(掲載年月) | そのころの状態 |
|---|---|
| [2018年12月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20181215/1544857573) | 10mm振動子の完成品は幅11mm・厚さ5mm程度 |
| [2019年1月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20190119/1547879323) | 8mmが届き、セミロングへの採用を予定 |
| [2020年2月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2020/02/01/151232) | 直接結線できる新型は10mmだけだった |
| [2022年1月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/01/22/123342) | 6mmの試験を開始し、制御機器を限定 |
| [2022年3月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/03/05/123200) | 厚みが0.6mm増した強力8mmが入荷 |
| [2022年7月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/07/23/123014) | 厚み2mmの薄型8mmが入荷 |
| [2023年8月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2023/08/19/123214) | 6mmで幅7mm以内の完成品を想定 |
| [2024年12月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/12/28/122907) | 8mm薄型は6mmより薄いとの回答 |
| [2026年2月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2026/02/14/121602) | ムーバブル核振は6mm不可、8mm・10mm対応 |
モーターの太さ選びに関係するOKプロステートチップの商品と値段
現行一覧では核振商品を確認できますが、6mm・8mm・10mmの選択肢は載っていません。
| 現行商品 | 税込価格 | モーター径の表示 |
|---|---|---|
| OKプロステート核振チップ(仮販売) | 税込6600円 | 一覧に記載なし |
| OKプロステート核振チップ 樹脂素材ショートタイプ | 税込4400円 | 一覧に記載なし |
| OKプロステート核振チップ 陶器素材セミロングタイプ | 税込6600円 | 一覧に記載なし |
| OKプロステート核振チップ 陶器素材ロングタイプ | 税込8800円 | 一覧に記載なし |
| OKプロステート核振チップ プレーン(胎児チップ) | 税込3300円 | 一覧に記載なし |
| ICコントローラに変更(核振チップオプション) | 税込2200円 | モーターとの組合せは記載なし |
陶器素材セミロングタイプの商品名と値段は公式サイトで確認できます。

OKプロステート核振チップ プレーン(胎児チップ)の商品情報も確認できます。

過去の6mmモーター、8mm薄型、強力8mmは特注や試作を含みます。
現行一覧で対応する商品を確認できません。
ムーバブル核振やツイン鞭核振も、現行一覧に同名の商品はありません。
現行一覧で対応する商品を確認できません。
モーターの太さ選びのよくある不安
実際の相談では、入る寸法、振動量、幅と厚みの違いが質問されています。
10mmモーターは入る?
2019年3月掲載の相談では、購入品の終端部が入らないと伝えられました。
研究所は、使用後のチップそのものの再加工には対応しないと回答しました。
可能な対応は、8mmモーターユニットへの交換とされました。
交換は2019年3月掲載時点で税抜き3000円でした。
10mmは完成品になると11mm-12mmになるとの説明です。
岡田さんは、注文時にこの完成幅へ注意するよう案内しています。
(出典:ok-lab's diary 2019年03月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/03/09/150813
6mmモーターは弱い?
2025年1月掲載の相談では、6mmと8mm薄型の振動差が質問されました。
相談者は、細さを優先すると6mmになる点を迷っていました。
スタッフは、8mm薄型と6mmでは質量が倍近く違うと答えました。
振動量の差もその程度ではないかとの回答でした。
岡田さんは、比較試験を定圧3Vで行ったと書いています。
倍や半分という評価には、客観性がほとんどないとも説明しています。
(出典:ok-lab's diary 2025年01月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2025/01/25/122940
8mm薄型は6mmより薄い?

2024年12月掲載の相談では、8mm薄型と6mmが比較されました。
スタッフは、8mm薄型のほうが6mmより薄いと回答しています。
岡田さんは、8mm薄型なら幅10mm・厚み5-6mmと見込みました。
6mmなら、幅8mm・厚み6-7mmになるとの見込みです。
つまり、細いのは6mmで、薄いのは8mm薄型という回答です。
この掲載では、相談品の製作結果の記載はありません。
(出典:ok-lab's diary 2024年12月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/12/28/122907
この記事のまとめ
| 知りたいこと | 答え |
|---|---|
| 一言で言うと | 細さ、薄さ、振動量のどれを優先するかで変わる |
| 言葉の意味 | 核振チップは振動モーターを組み込んだチップ |
| 何が起きるのか | 完成品はモーター径より幅や厚みが増える |
| メーカーの答え・対策 | 形状、完成寸法、振動量、接続構造を一緒に見る |
| 時期による変化 | 10mm中心から6mm・薄型8mmへ選択が広がった |
| 現行商品と値段 | 核振商品は現行だがモーター径は一覧に記載なし |
| よくある不安 | 6mmは細く、8mm薄型は薄く、10mmは力強い |
出典:ok-lab's diary(岡田快適生活研究所)。
写真・動画は各元記事をご覧ください。