このページは、岡田快適生活研究所(OKラボ)の代表・岡田さんが書いている開発日誌
「ok-lab's diary」(https://ok-lab.hatenablog.com/)の記事をもとに、
テーマ「ストッパーで落下を防ぐ(効果と限界)」に関する話だけを掲載日順にまとめたものです。
過去の価格・寸法は日誌の記載時点のもの、今の価格は公式サイトの現行商品一覧(2026年9月4日取得)にもとづいています。
一言で言うと
ストッパーでも膀胱落ちは起こり得ます。
内側用と外側用は守る対象が異なります。
現行品にも複数のストッパーがあります。
読む前に知っておきたい言葉
| 言葉 | やさしい説明 |
|---|---|
| 膀胱落ち | チップ全体が膀胱側へ進んだ状態 |
| 外尿道括約筋 | チップの前後位置を考える基準となる筋肉 |
| 球部尿道 | 外尿道括約筋より体外側にある広い部分 |
| 括約筋ストッパー | 括約筋手前で盾となることを狙った部品 |
| 亀頭外側ストッパー | 糸の端を体外に残すための部品 |
| 内視鏡 | 体内を映像で確認する医療器具 |
何が起きるのか:ストッパーで落下を防ぐ効果と限界
ストッパーは落下を抑える一方、外れたり一緒に進んだりします。
シリコーン製ストッパーは入浴中に外れた
2018年3月掲載の日誌では、簡易品が入浴中に外れたとのことです。
素材は切れ込みを入れたシリコーンゴム板でした。
岡田さんは、その後エポキシ樹脂製へ変更したと書いています。
同じ掲載で、柔らかい旧方式とストッパーを二つ使う案を撤回しました。
訂正後は、一つの部品を使う構想へ改められています。
(出典:ok-lab's diary 2018年03月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180331/1522485734
括約筋ストッパーでも落下を止められなかった

2018年6月掲載の試験では、特大ロングと組み合わせていました。
メインチップに近い位置では、ストッパーごと落ちたとのことです。
別の試験では痛みと僅かな出血も報告されました。
岡田さんは、サイズや距離で使用感が変わると書いています。
確実に膀胱落ちを防げないとの結論でした。
(出典:ok-lab's diary 2018年06月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180616/1529136608
ストッパーの設置不良で内視鏡手術となった
2019年1月掲載の相談では、覚醒チップが膀胱内へ落ちています。
相談者は、ストッパーの設置不良だったと説明しました。
チップは自然に出ず、病院で内視鏡手術を受けたとのことです。
この相談では、糸が残っていたため処置は早く終わっています。
岡田さんは、糸を体外に残す対策が必要だと書いています。
(出典:ok-lab's diary 2019年01月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/01/26/152042
括約筋ストッパーが最も安全と整理された
2020年5月掲載の相談では、二つのチップが膀胱へ落ちました。
排尿後も取り出せず、排尿時の痛みと頻尿が出たとのことです。
数日後の排尿でチップは出ました。
岡田さんは、スクリュー補助は落下防止にならない場合があると回答しました。
単独チップと括約筋ストッパーの組み合わせが安全だと書いています。
(出典:ok-lab's diary 2020年05月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2020/05/02/131505
括約筋ストッパー付きでも病院処置となった
2022年4月掲載の相談では、就寝中にラブカチップが落ちました。
相談者は、ストッパー付きでも毎回のように進んだと報告しています。
血尿、尿漏れ、残尿感が出て、泌尿器科を受診しました。
処置後には抗生剤が出され、費用は8,000円ほどとのことです。
岡田さんは亀頭外ストッパーしか信用できないと書いています。
(出典:ok-lab's diary 2022年04月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/04/02/123050
Lの括約筋ストッパーも通過した
2024年3月掲載の相談では、陶器製ロングタイプを使っています。
六穴方式のLでも、チップと一緒に膀胱へ進んだとのことです。
病院では内視鏡で糸をつかみ、30分未満で取り出されました。
費用は27000円と報告されています。
岡田さんは、尿道が広い場合は標準Lでは効きにくいと回答しました。
(出典:ok-lab's diary 2024年03月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/03/02/123027
括約筋ストッパーと外側部品が両方外れた
2025年2月掲載の相談では、ウミウシver5が膀胱へ落ちました。
メッシュストッパーLも進み、外付け部品も外れたとのことです。
糸35cmまで体内へ入り、内視鏡手術となりました。
診察や検査を含む費用は3万5千円程と報告されています。
岡田さんは確実に防止できるとは限らないと強調しています。
(出典:ok-lab's diary 2025年02月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2025/02/22/122939
亀頭外側ストッパーも体内へ進んだ
2026年4月掲載の体験では、別の器具との同時使用中でした。
亀頭外側のストッパーごと、1〜2cm程進んだとのことです。
相談者は、糸を短く設定したことが原因だと考えています。
今回は体外から部品を確認でき、すぐに取り出せています。
岡田さんは、外側部品でも飲み込まれ得ると書いています。
(出典:ok-lab's diary 2026年04月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2026/04/18/122906
ストッパーへのメーカーの答え・対策
内側の盾と体外側の止め具を、目的別に考えるのがメーカーの答えです。
括約筋ストッパーは盾になる状態が前提
2018年7月掲載の日誌では、部品が自由に動く状態を重視しています。
中心が引かれると、糸に対して盾のように傾くという考えです。
括約筋に挟まれたままでは、縦向きに進む可能性が示されています。
2020年12月にも、近すぎると一緒に吸い込まれると説明されました。
岡田さんは、括約筋の外で自由に動く状態が前提だと書いています。
(出典:ok-lab's diary 2018年07月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180707/1530947332
亀頭外側ストッパーは糸を体外に残す
2019年3月掲載の相談では、糸まで体内へ入っていました。
チップは排尿時に出ましたが、再発防止策が質問されています。
研究所は、亀頭外側ストッパーを案内しました。
これは落下自体ではなく、糸を体外に残す目的の部品です。
落下阻止には括約筋ストッパーを挙げています。
(出典:ok-lab's diary 2019年03月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/03/23/173222
スライドロック式尿道ゲートキーパーは進入を止める

2023年10月掲載の日誌では、ブルーセーフティーを固定しています。
岡田さんは、膀胱方向への進行を停止できると書いています。
一方、排尿による位置ずれは止められないとのことです。
ゲートキーパー部分で、体外への飛び出しは止める構想です。
落下防止と位置固定は別の機能として説明されています。
(出典:ok-lab's diary 2023年10月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2023/10/28/122832
花びらストッパーも強い力では反転する
2025年4月掲載の日誌では、形状記憶ワイヤーを使っています。
三枚の花びらを開かせ、括約筋で止める試作品です。
通常の留置では機能したと岡田さんは書いています。
しかし、強い力が加わると反転して通過する可能性も示しています。
新方式でも限界は残ると案内されています。
(出典:ok-lab's diary 2025年04月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2025/04/26/122909
血尿が出たときは、量が少なくても初めてでも、様子を見ずに泌尿器科を受診してください。
突然尿が出なくなったとき、器具が取り出せなくなったときは、自分で対処せず直ちに医療機関(救急を含む)を受診してください。
ストッパーは時期でこう変わった
| 時期(掲載年月) | そのころの状態 |
|---|---|
| [2018年2月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180224/1519457027) | 尿道入口側の止め具が安全策として提案された |
| [2018年3月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180331/1522485734) | 外れたシリコーン方式を樹脂製へ変更 |
| [2018年6月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180616/1529136608) | 確実な落下防止はできないと結論 |
| [2019年3月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/03/23/173222) | 内側用と亀頭外側用の役割を区別 |
| [2020年5月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2020/05/02/131505) | 単独チップとの組み合わせを安全策に整理 |
| [2022年4月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/04/02/123050) | 病院事例を受け外側方式を重視 |
| [2023年10月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2023/10/28/122832) | スライドロック式の販売を開始 |
| [2024年3月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/03/02/123027) | 標準Lが効かない相談に特注案を回答 |
| [2025年2月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2025/02/22/122939) | メッシュ式と外側部品の同時失敗を報告 |
| [2026年8月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2026/08/01/122916) | 体質により内側方式へ頼れないと回答 |
ストッパーに関係するOKプロステートチップの商品と値段
現行一覧には、内側用・外側用・ケーブル用の部品があります。
| 現行商品 | 位置づけ | 税込価格 |
|---|---|---|
| OKプロステートチップ用糸飲み込み防止ストッパーチップ | 糸の飲み込み防止 | 税込550円 |
| 三穴方式オプションチップ(括約筋ストッパーチップ) | 括約筋側のストッパー | 税込1650円 |
| 三穴方式オプションチップ(亀頭外側ストッパーチップ) | 亀頭外側のストッパー | 税込1100円 |
| 六穴方式オプションチップ(括約筋ストッパーチップ) | 二本糸対応の括約筋用 | 税込2200円 |
| 六穴方式オプションチップ(亀頭外側ストッパーチップ) | 二本糸対応の亀頭外側用 | 税込1650円 |
| 平行ケーブル用ストッパー追加(オプション) | 平行ケーブル用 | 税込1100円 |
| 八穴方式括約筋ストッパーチップ(生体適合樹脂) | 八穴方式の括約筋用 | 税込2200円 |
| スライドロック式尿道ゲートキーパー | スライドロック方式 | 税込6600円 |
| 八穴方式括約筋ストッパーチップ(第二世代生体適合樹脂) | 第二世代樹脂の括約筋用 | 税込2300円 |
三穴方式の括約筋用商品の価格は公式サイトで確認できます。

六穴方式の亀頭外側用商品の価格は公式サイトで確認できます。
スライドロック式商品の価格は公式サイトで確認できます。

第二世代生体適合樹脂の商品価格は公式サイトで確認できます。

Uターン型ストッパー、花びら括約筋ストッパー、自在ロックオンは、現行一覧で対応する商品を確認できません。
ストッパーのよくある不安
完全防止の可否、方式の違い、サイズへの不安が相談されています。
「括約筋ストッパーで防げる?」
2025年2月掲載の相談では、メッシュ式Lも膀胱へ進みました。
外付け部品まで外れ、糸35cmも体内へ入ったとのことです。
病院で内視鏡手術を受け、取り出し後には出血も生じています。
岡田さんは、括約筋用でも確実ではないと回答しました。
安全装備を過信しないよう強く案内されています。
(出典:ok-lab's diary 2025年02月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2025/02/22/122939
「亀頭外側ストッパーも落ちる?」
2024年5月掲載の相談では、外側部品の効果が質問されました。
岡田さんは、体の長さの変化が影響すると回答しています。
勃起時に合っても、萎縮時には余りが増える場合があるとのことです。
余りが大きいと、チップが膀胱まで進むと書いています。
位置を一律には決められないと案内されています。
(出典:ok-lab's diary 2024年05月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/05/25/122919
「大きいストッパーなら安全?」
2024年3月掲載の相談者は、尿道が広いと医師に言われています。
六穴方式のLを使っても、膀胱落ちを防げませんでした。
岡田さんは、標準Lではほとんど効かないと考えています。
大きな特注品やスクリュー補助の案を挙げました。
ただし、特注品を使った後の結果は書かれていません。
(出典:ok-lab's diary 2024年03月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/03/02/123027
「スクリュー補助はストッパー?」
2020年3月掲載の相談で、落下防止の役割が質問されました。
岡田さんは、ストッパー機能を期待できないと回答しています。
押されても引かれても、括約筋を越えると考えているためです。
折り曲がる終端コブに近い部品として説明されています。
膀胱落ち対策とは分けて考えるよう書かれています。
(出典:ok-lab's diary 2020年03月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2020/03/14/141804
この記事のまとめ
| 知りたいこと | 答え |
|---|---|
| 一言で言うと | ストッパーにも防げない条件があります |
| 言葉の違い | 括約筋用と亀頭外側用は役割が異なります |
| 何が起きるのか | 部品ごと進む事故や病院処置も報告されています |
| メーカーの対策 | 内側の盾と体外側の止め具を使い分けています |
| 時期による変化 | 簡易品から複数方式へ改良されました |
| 現行商品 | 三穴・六穴・八穴・ゲートキーパーがあります |
| よくある不安 | 大きい部品や新方式でも完全ではありません |
出典:ok-lab's diary(岡田快適生活研究所)。
写真・動画は各元記事をご覧ください。