このページは、岡田快適生活研究所(OKラボ)の代表・岡田さんが書いている開発日誌
「ok-lab's diary」(https://ok-lab.hatenablog.com/)の記事をもとに、
テーマ「つの曲げ接続で90度に曲げる」に関する話だけを掲載日順にまとめたものです。
過去の価格・寸法は日誌の記載時点のもの、今の価格は公式サイトの現行商品一覧(2026年9月4日取得)にもとづいています。
この記事は、器具を曲げてつなぐ加工について、負担や破損の報告と対策をまとめたものです。
素材の変更や、実質的に廃止された加工、その後の試作も確認できます。
※このページは販売元・製造元とは関係のない個人の読書メモです。記載は元記事の時点の情報で、正確さや安全性を保証しません。医療機器ではなく、健康上の判断は医師にご相談ください。最新情報は公式サイトでご確認ください。広告を含みます。
一言で言うと
90度曲げは反力を得た一方、負担も出ました。
区間短縮と芯材変更で弱点を減らしました。
旧ナイロン軸規格は実質的に廃止です。
読む前に知っておきたい言葉
| 言葉 | やさしい説明 |
|---|---|
| OKプロステートチップ | 尿道に入れて前立腺周辺に置く器具です。体から取り出すための糸を付けた例が日誌に出ます。 |
| つの曲げ接続 | 二つのチップ間を曲がる芯材でつなぐ加工です。角度と距離を保つために使われました。 |
| 区間長 | 二つのチップの間に設ける距離です。反力や接続強度を調整するための寸法です。 |
| 芯材 | ゴムの内側で接続を支える素材です。曲がりやすさや形の戻り方を変えるために使われます。 |
| 反力 | 曲げた部分が戻ろうとする力です。接続部の姿勢を保つために利用されました。 |
| スクリュー型補助チップ | 先端チップの後ろに加える部品です。第二チップの角度を気にせず支える案として使われました。 |
何が起きるのか:つの曲げ接続で90度に曲げたとき
OKプロステートチップは、尿道に入れて前立腺周辺に置く小さな器具です。
体から取り出すため、ナイロン糸を併設した例が日誌に出ます。
つの曲げ接続は、二つのチップ間をゴムで覆った芯材で連結し、90度近く曲げる加工です。
曲がりと反力で、チップ間の角度や距離を保つ目的が書かれています。
接続部は第一チップと第二チップの間にあり、芯材は糸、コード、ワイヤーへ変化しました。
つの曲げ接続は90度の形を試作できた
2020年11月掲載の相談では、二つのチップを90度近く曲げる構想が寄せられました。
接続位置を中央からずらすことも希望に含まれていました。
岡田さんは、この角度と接続位置を面白い試みだと書いています。
試作品の先端には、長さが依頼の40mmに合うウミウシVer.4を採用しました。
第二チップは樹脂で作られ、試験後に陶器で作る案も示されました。
岡田さんは、先端側を既存のチップから選ぶ構成を提案しています。
(出典:ok-lab's diary 2020年11月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2020/11/14/131426
ゴムつの曲げは太さで反力が変わった
2020年11月掲載の日誌では、90度の形にはつの接続が適すると判断されました。
岡田さんによると、コードだけでは期待する反力を得にくかったためです。
ゴム部分を直径4-5mm程度にすると、強度と反力が適度になりました。
間隔4mmの大きなセミロングとスクリュー補助も試験されました。
先端の10-15mmほどが膀胱に達し、刺激が強すぎたとのことです。
岡田さんは、長時間の留置には先端が短い構成を挙げています。
(出典:ok-lab's diary 2020年11月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2020/11/21/130647
つの曲げ接続は短い先端で負担が増えた
2020年11月掲載の試験では、短い先端側にも90度接続が使われました。
岡田さんは、曲がった部分の反力が前立腺への負担を増やしたと考えました。
試験後には、違和感が一日くらい残ったと書いています。
続いて、スクリュー補助を45度で連結した試作品が作られました。
直線接続を1とした難易度は、掲載時点の比較で3倍でした。
岡田さんは、短い先端側には45-60度がよい可能性を書いています。
(出典:ok-lab's diary 2020年11月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2020/11/28/121505
つの曲げ接続は接着面から割れた

2020年12月掲載の報告では、約10回、各1時間ほど使った製品が破損しました。
ゴムコーティング部分が割れ、耐久性を高められないかと相談されています。
相談者は、破損前には曲がりによる留置性能と反力を評価していました。
岡田さんは、硬化時間の違うゴムの接着面を原因候補に挙げました。
接続区間を3mmまでに絞る対策が示されました。
岡田さんは、短い区間ほど反力も強くなると書いています。
(出典:ok-lab's diary 2020年12月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2020/12/19/132929
つの曲げ接続は芯材でも結果が分かれた
2021年4月掲載の続報では、極細スプリング芯の試供品が報告されました。
ゴムとチップの接続面は、最初の使用で剥がれたとのことです。
次の使用では、反対側の接続面にも剥がれが生じました。
一方、コードにゴムを重ねた二つの製品では破損しなかったとのことです。
岡田さんは、スプリング芯を作業と強度の問題から採用しなかったと書いています。
短い構成にはワイヤー芯のコードを使う考えが示されています。
(出典:ok-lab's diary 2021年4月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/04/03/130518
つの曲げ接続へのメーカーの答え・対策
岡田さんの対策は、区間を短くし、芯材を使い分け、旧規格を見直すことです。
つの曲げ接続は2-3mmで作り直した

2020年12月掲載の日誌では、問題判明後に4点を作り直しています。
対象にはウミウシVer.5と、スクリュー補助付きの製品が含まれました。
破損したウミウシVer.2の接続部も作り直されました。
いずれも接続区間は2-3mm程度へ短縮されています。
すでに固まったゴムを重ねる方式も見直したとのことです。
岡田さんは、短い区間で接続を完了する方針を書いています。
(出典:ok-lab's diary 2020年12月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2020/12/26/132042
つの曲げ接続は0.5mmワイヤーへ進んだ
2021年1月掲載の日誌では、ステンレスワイヤーが芯材に加わりました。
直径0.5mmは、曲がりと抵抗のバランスがよいとされています。
多目的ステンレスワイヤーの0.7mmは、抵抗が強すぎるとの判断でした。
ワイヤー方式により、ゴムだけにあった3mmの区間制限がなくなりました。
金属疲労に備え、ナイロン糸も並行して設けたと書かれています。
岡田さんは、長時間使用の耐久実績はないと明記しています。
(出典:ok-lab's diary 2021年1月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/01/23/130107
つの曲げ接続はワイヤー芯コードに変わった
2021年3月掲載の日誌では、ワイヤー芯内臓コードが紹介されました。
コードと0.5mmのステンレスワイヤーを組み合わせた芯材です。
さらにシリコーンゴムの戻る力を加える構成でした。
曲げやすさと、曲げた形を保つ性質の両立を狙っています。
銅線を使わないため、電極には利用できないと書かれています。
岡田さんは、標準の曲げ方向を特注時に決める案を示しています。
(出典:ok-lab's diary 2021年3月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/03/27/130138
長いつの曲げ接続は柔らかい芯へ変わった
2021年4月掲載の日誌では、長い多連結で別の問題が判明しました。
振子部まで届く構成には、ワイヤー芯が固すぎたとのことです。
その区間には、芯を抜いたふにゃふにゃコードが採用されました。
試験では、曲がった後も形とチップ間距離が戻ったと書かれています。
対応する区間長は3cm以下で、ナイロン糸とゴムも必須でした。
岡田さんは、長く届く区間だけ柔らかい芯にする考えを示しています。
(出典:ok-lab's diary 2021年4月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/04/03/130518
旧つの曲げ接続は実質的に廃止された
2026年1月掲載の相談では、2020年のつの曲げ接続が希望されました。
研究所は、柔らかいナイロン軸の旧規格を実質的に廃止と回答しました。
安定しにくく、ゴムが剥がれやすい点などが理由です。

その後、糸にニチノールワイヤーを添えた試作品が作られました。
掲載時点の試算は、通常品の価格に税抜き3000円を加える内容でした。
研究所は、旧規格そのものではなく別の芯材で似た形を試しています。
(出典:ok-lab's diary 2026年1月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2026/01/24/122909
血尿が出たときは、量が少なくても初めてでも、様子を見ずに泌尿器科を受診してください。
突然尿が出なくなったとき、器具が取り出せなくなったときは、自分で対処せず直ちに医療機関(救急を含む)を受診してください。
つの曲げ接続は時期でこう変わった
| 時期(掲載年月) | そのころの状態 |
|---|---|
| [2020年11月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2020/11/14/131426) | 90度に曲げる配置を初めて試作 |
| [2020年11月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2020/11/21/130647) | ゴム径4-5mm、区間長3-5mmを提示 |
| [2020年12月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2020/12/19/132929) | 破損後、区間長を3mmまでに変更 |
| [2021年1月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/01/23/130107) | 0.5mmワイヤーで区間制限を解消 |
| [2021年2月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/02/06/125245) | コードの被覆調整で反力を弱めた |
| [2021年3月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/03/27/130138) | ワイヤー芯内臓コードへ発展 |
| [2021年4月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/04/03/130518) | 長い区間はふにゃふにゃコードへ変更 |
| [2026年1月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2026/01/24/122909) | 旧規格を実質廃止しニチノールで試作 |
つの曲げ接続に関係するOKプロステートチップの商品と値段
現行一覧には、過去の試験に登場した部品と素材が掲載されています。
この話に出てきた商品

| 現行商品 | 税込価格 | この話との関係 |
|---|---|---|
| スクリュー型補助チップ追加オプション | 税込3300円 | 2020年11月掲載の90度接続試験で、第二チップとして登場しました。 |
| OKプロステートチップ ステンレスリング ショートタイプ | 税込3300円 | 2021年1月掲載の三連接続試作と排出の相談に登場しました。 |
| 多目的ステンレスワイヤー | 税込550円 | 2021年1月掲載の芯材比較で、0.7mmは抵抗が強いと書かれました。 |
(出典:ok-lab's diary 2020年11月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2020/11/21/130647
(出典:ok-lab's diary 2021年1月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/01/02/123619
(出典:ok-lab's diary 2021年1月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/01/23/130107
OKプロステートチップ ステンレスリング ショートタイプの現行価格は公式サイトで確認できます。

多目的ステンレスワイヤーの現行価格は公式サイトで確認できます。

日誌がすすめた商品
| 現行商品 | 税込価格 | この話との関係 |
|---|---|---|
| スクリュー型補助チップ追加オプション | 税込3300円 | 2021年1月掲載時点で、第二チップの候補として勧められました。 |
(出典:ok-lab's diary 2021年1月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/01/09/130022
スクリュー型補助チップ追加オプションの現行価格は公式サイトで確認できます。

今は無いもの
2026年1月掲載時点で、柔らかいナイロンを軸にした旧規格は実質的に廃止と回答されました。
現行一覧で対応する商品を確認できません
(出典:ok-lab's diary 2026年1月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2026/01/24/122909
つの曲げ接続のよくある不安
「つの曲げ接続は壊れますか?」
2020年12月掲載の相談では、約10回の使用後にゴム部分が割れました。
相談者は、より耐久性のある構造を作れるか尋ねています。
岡田さんは、異なる時点で固まった接着面を原因候補に挙げました。
掲載時点では、再加工の費用が1100円と案内されました。
作り直しを含む場合は5500円で、修理後の結果の記載はありません。
岡田さんは、接続区間を3mmまでにする案を書いています。
(出典:ok-lab's diary 2020年12月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2020/12/19/132929
「つの曲げ接続の反力は選べますか?」
2021年1月掲載の相談では、三連リングの反力を弱めたいと希望されました。
相談者は、短時間しか使えないほど反力が強いと伝えています。
岡田さんは、短いコードの被覆が反力の主因だと考えました。
2021年2月掲載の試作では、被覆を調整して曲がりやすくしています。
岡田さんの感触では、求められた反力に近づいたとのことです。
岡田さんは、コードの被覆と区間が反力に関係すると書いています。
(出典:ok-lab's diary 2021年1月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/01/30/122153
(出典:ok-lab's diary 2021年2月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/02/06/125245
「つの曲げ接続は自由に組めますか?」
2021年1月掲載の相談では、異なる寸法同士を連結できるか聞かれました。
陶器ショートの組み合わせや、セミロングも候補に挙げられました。
岡田さんは、当時は任意の組み合わせを受けると回答しています。
ただし、つの曲げ接続は製作が難しいとも書かれています。
第二チップにはウミウシVer.5用かスクリュー補助を勧めました。
相談後に希望した組み合わせが完成したかは、結果の記載はありません。
(出典:ok-lab's diary 2021年1月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/01/09/130022
この記事のまとめ
| 知りたいこと | 答え |
|---|---|
| 一言で言うと | 90度接続は反力を得ましたが、負担と破損も生じました。 |
| 言葉の意味 | つの曲げ接続は、芯材とゴムで二つのチップを曲げてつなぐ加工です。 |
| 何が起きたか | 強い反力と留置性能の一方で、違和感やゴムの剥がれが報告されました。 |
| メーカーの対策 | 区間短縮、ワイヤー芯、柔らかいコードへ設計を変えました。 |
| 時期による変化 | 2020年のゴム接続から、2026年のニチノール試作へ進みました。 |
| 商品と値段 | 現行一覧にはスクリュー補助、ステンレスリング、ワイヤーがあります。 |
| よくある不安 | 耐久性と反力は芯材や区間で異なり、旧規格は実質的に廃止です。 |
出典:ok-lab's diary(岡田快適生活研究所)。
写真・動画は各元記事をご覧ください。