このページは、岡田快適生活研究所(OKラボ)の代表・岡田さんが書いている開発日誌
「ok-lab's diary」(https://ok-lab.hatenablog.com/)の記事をもとに、
テーマ「排尿でチップが抜けてしまう」に関する話だけを掲載日順にまとめたものです。
過去の価格・寸法は日誌の記載時点のもの、今の価格は公式サイトの現行商品一覧(2026年9月4日取得)にもとづいています。
一言で言うと
尿の勢いでチップが外側へ動くことがあります。
補助部品を使っても完全には防げません。
現行品にはスクリュー補助などがあります。
読む前に知っておきたい言葉
| 言葉 | やさしい説明 |
|---|---|
| 排尿圧 | 尿を体外へ押し出す力 |
| 留置 | チップを体内の位置に置くこと |
| 球部尿道 | 会陰側にある比較的広い尿道部分 |
| 振子部尿道 | 陰茎内を通る比較的狭い尿道部分 |
| 外尿道括約筋 | 意識して締められる筋肉 |
| スクリュー型補助チップ | ねじれた形を持つ補助部品 |
何が起きるのか:排尿ですぐ出てしまう理由
排尿圧が留置の抵抗を上回ると、チップは外側へ動きます。
排尿ですぐ出てしまう勢いで全体が飛んだ

2017年10月掲載の体験では、チップを留置して排尿しています。
留置とは、チップを体内の位置に置くことです。
排尿圧(尿を体外へ押し出す力)で、全体が一瞬で出たとのことです。
終端側を保持していたため、便器への落下は免れています。
日誌では、初めての排尿では落下に注意する話として紹介されています。
(出典:ok-lab's diary 2017年10月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20171019/1508375473
排尿ですぐ出てしまう二連チップにも油断は禁物
2018年1月掲載の相談は、二連チップの排尿時の脱落がテーマです。
相談者は、補助チップのない構成で抜けない方法を尋ねました。
岡田さんは、球部尿道(会陰側の広い部分)では留まり得ると説明しました。
一方、振子部尿道(陰茎内の狭い部分)へ進むと飛び出しやすいとのことです。
回答後の続報では、チップを出さずに排尿できたと報告されています。
岡田さんは、二連チップでも油断すると外側へ進むと案内しています。
(出典:ok-lab's diary 2018年01月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180130/1517311002
排尿ですぐ出てしまうスクリューにも限界がある
2019年4月掲載の相談者は、スクリューチップを使っていました。
ほかのチップより抜けにくいものの、排尿では外れたとのことです。
相談者は、留置した位置を保てる形や対策を求めました。
岡田さんは、クロスジョイントや長い形などを候補に挙げています。
将来案として、糸をコードに替える構想も書いています。
どの案を選び、どうなったかは結果の記載がありません。
(出典:ok-lab's diary 2019年04月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/04/27/153239
排尿ですぐ出てしまう陶器は便器で割れた
2019年10月掲載の体験では、陶器製のショートチップを使っています。
排尿時に勢いよく出て、便器に当たり二つに割れたとのことです。
体外へ飛び出すと、素材によっては衝突で破損します。
2020年11月掲載の日誌にも、陶器製品が便器で割れた報告があります。
岡田さんは、体外側で落下を防ぐ部品を使う案を書いています。
破損した器具の再使用について、日誌に安全性の説明はありません。
(出典:ok-lab's diary 2019年10月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/10/05/141806
(出典:ok-lab's diary 2020年11月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2020/11/07/121125
排尿ですぐ出てしまう一方、残留事故も起きた
2022年8月掲載の報告では、生体適合樹脂の連結品が使われました。
最初の排尿では抜けたものの、その後は内部で動かなくなっています。
メインチップと補助チップが重なり、医療機関で摘出されました。
排出されやすさと取り出せない事故は、両方起こり得ます。
研究所は、小さい連結品でも重なり得る危険として受け止めました。
岡田さんは、普段と違う位置や形を確認する必要を書いています。
(出典:ok-lab's diary 2022年08月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/08/20/122920
排尿でチップが抜けてしまうへのメーカーの答え・対策
メーカーは形状と補助部品で動きを減らせても、完全防止とはしていません。
スクリュー型補助チップ追加オプションは尿路を残す
2020年1月掲載の日誌では、扁平なチップの仕組みが説明されました。
尿道が広がり、チップの両側を尿が流れる構造とのことです。
一方、平らな部分を強く支えると、尿も止まりやすいとされています。
スクリュー型補助チップ(ねじれた補助部品)は尿路を残す設計です。
岡田さんは、排尿を妨げにくく、排出も抑えやすいと考えています。
ただし、痛みが起きない保証はないとも書いています。
(出典:ok-lab's diary 2020年01月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2020/01/25/150127
排尿ですぐ出てしまう悩みを4線支持が減らした
2022年5月掲載の報告では、4線支持コードが試されています。
通常のラブカファットは排尿のたびに抜けたとのことです。
4線支持コード付きでは、一度もずれなかったと報告されました。
相談者は、長時間の留置がしやすくなったと評価しています。
岡田さんも安定性を認めつつ、小さいチップは動くと書いています。
そのため、この方式にも完全な固定性能は案内されていません。
(出典:ok-lab's diary 2022年05月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/05/07/123013
スライドロック式尿道ゲートキーパーは落下を止める

2023年10月掲載の日誌で、販売開始が案内されました。
糸付きチップを外側で保持するために作られた製品です。
岡田さんによると、膀胱側への進みは止められるとのことです。
便器まで飛び出して破損する事故も防ぎやすいとしています。
ただし、排尿でチップが内部を移動することまでは止められません。
岡田さんは、落下防止と位置固定を分けて説明しています。
(出典:ok-lab's diary 2023年10月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2023/10/28/122832
血尿が出たときは、量が少なくても初めてでも、様子を見ずに泌尿器科を受診してください。
突然尿が出なくなったとき、器具が取り出せなくなったときは、自分で対処せず直ちに医療機関(救急を含む)を受診してください。
排尿でチップが抜けてしまうは時期でこう変わった
| 時期(掲載年月) | そのころの状態 |
|---|---|
| [2017年10月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20171019/1508375473) | 初回排尿でチップ全体が飛び出した |
| [2018年1月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180130/1517311002) | チップ形式別の排尿時対策を比較した |
| [2019年4月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/04/27/153239) | コードで固定する将来案が示された |
| [2020年1月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2020/01/25/150127) | スクリュー補助の排尿機構を説明した |
| [2022年1月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/01/08/123729) | Uターン型ストッパーの試験を始めた |
| [2023年10月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2023/10/28/122832) | ゲートキーパーの販売を開始した |
| [2024年4月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/04/20/122856) | 90度接続で旧試作より脱落を減らした |
| [2025年11月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2025/11/08/122932) | 接続位置の変更で試作の固定性が向上した |
| [2026年5月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2026/05/23/122904) | 複数スクリューで摩擦を増やす案を回答した |
| [2026年7月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2026/07/18/122919) | 小型螺旋を試作したが排尿時は動いた |
排尿でチップが抜けてしまうに関係するOKプロステートチップの商品と値段
現行一覧には補助部品と落下防止品が載っています。
| 現行商品名 | 税込価格 | 材料との関係 |
|---|---|---|
| OKプロステートチップ 陶器素材セミロングタイプ コブラツイスト | 税込5500円 | 2026年5月掲載の相談で検討された形 |
| スライドロック式尿道ゲートキーパー | 税込6600円 | 体外への飛び出しを止める製品 |
| スクリュー型補助チップ追加オプション(第二世代生体適合樹脂) | 税込3500円 | 排尿時の移動を減らす補助部品 |
| OKプロステートチップ セミロングタイプ(第二世代生体適合樹脂) | 税込6050円 | 2026年4月掲載の相談で使われた本体形状 |
スクリュー型補助チップの値段は公式サイトで確認できます。

スライドロック式尿道ゲートキーパーの値段を確認できます。

陶器素材セミロングタイプ コブラツイストの値段を確認できます。
2022年1月掲載のUターン型平行ストッパーは試作品です。
現行一覧で対応する商品を確認できません。
2022年5月掲載の4線支持コードも試験的な構成でした。
現行一覧で対応する商品を確認できません。
排尿でチップが抜けてしまうのよくある不安
日誌では、商品差があっても排尿時の移動は起こり得ると回答しています。
「排尿ですぐ出てしまうのは普通?」
2019年11月掲載の相談では、1チップタイプが排尿で抜けました。
相談者は、長時間留置しやすい別の商品を尋ねています。
岡田さんは、排尿で外尿道括約筋が開くと説明しました。
外尿道括約筋とは、意識して締められる筋肉です。
岡田さんによると、どのチップでも少しは外側へ動くとのことです。
日誌では、位置が変わる前提で回答されています。
(出典:ok-lab's diary 2019年11月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/11/09/132111
「排尿ですぐ出てしまう商品差は?」
2018年1月掲載の日誌では、形ごとの違いが説明されています。
1チップタイプは、狭い部分へ進むと一気に出るとのことです。
2チップタイプも、二つが並ぶと止められない場合があります。
二連結タイプとロングタイプにも、別の動き方が書かれています。
つまり、形によって出方は違っても、完全防止ではありません。
岡田さんは、形式ごとの特徴として選ぶよう案内しています。
(出典:ok-lab's diary 2018年01月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180130/1517311002
「排尿ですぐ出てしまう補助は効く?」
2026年5月掲載の相談では、補助チップの複数連結が質問されました。
相談者は、排尿時の移動を摩擦で減らせるか尋ねています。
岡田さんは、接触面が増えるため、排出されにくくなると考えています。
スクリュー形状は、尿の流れを妨げにくいとの説明です。
括約筋ストッパーには、排尿を妨げる要素があるとも書いています。
岡田さんは、補助部品を増やせば絶対に止まるとは述べていません。
(出典:ok-lab's diary 2026年05月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2026/05/23/122904
この記事のまとめ
| 知りたいこと | 答え |
|---|---|
| 一言で言うと | 排尿圧で外側へ動き、完全防止は難しい |
| 知っておきたい言葉 | 排尿圧や尿道部分の違いが動きに関係する |
| 何が起きるのか | 飛び出し、破損、内部残留が報告されている |
| メーカーの答え・対策 | スクリュー補助や外側の保持部品を挙げている |
| 時期による変化 | 糸からコード、ゲートキーパーへ発展した |
| 商品と値段 | 現行一覧に補助チップと落下防止品がある |
| よくある不安 | 商品差はあるが排尿時の移動は起こり得る |
出典:ok-lab's diary(岡田快適生活研究所)。
写真・動画は各元記事をご覧ください。