ワイヤーとチューブの太さの仕様|用途と時期で組み合わせが変わる【OKプロステートチップ】

このページは、岡田快適生活研究所(OKラボ)の代表・岡田さんが書いている開発日誌
「ok-lab's diary」(https://ok-lab.hatenablog.com/)の記事をもとに、
テーマ「ワイヤーとチューブの太さの仕様」に関する話だけを掲載日順にまとめたものです。
過去の価格・寸法は日誌の記載時点のもの、今の価格は公式サイトの現行商品一覧(2026年9月4日取得)にもとづいています。

一言で言うと

太さは部品と用途ごとに違います。

細さと反発力には両立しにくい面があります。

仕様品は現行一覧で同名確認できません。


読む前に知っておきたい言葉

言葉やさしい説明
シリコーンチューブ(柔らかい被覆管)ワイヤーなどを包む管です。
形状記憶ワイヤー(曲げ形状を保とうとする線材)ニチノール製の線材として日誌に登場します。
内径・外径(穴と管全体の直径)内径は穴、外径は外側を含む太さです。
ダブルワイヤー(2本重ねの芯材)ワイヤーを2本使う仕様です。
チップレス(固形チップを使わない構造)ワイヤーとチューブでループを作る方式です。

何が起きるのか:ワイヤーとチューブの太さの仕様で変わること

日誌では、太さによって柔軟性、反発力、摩擦、作れる構造が変わっています。

ワイヤーとチューブの太さの仕様は端部処理も含む

外径5mmチューブと0.5mmワイヤーの試作写真
出典:OKラボ公式ブログ(ok-lab's diary)「https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/02/19/123621」より引用(外径5mmチューブと0.5mmワイヤーの試作写真)

2022年2月掲載の日誌では、外径5mmの管が適当とされています。
内径は3mmで、使われたワイヤーは外径0.5mmです。
切断しただけの端部は、管を傷つけることがあったとのことです。
研究所は管25cmとワイヤー30cmの加工品を販売しました。
掲載時点の価格は税抜き1000円でした。
日誌では、太さだけでなく端部の状態も重要だと書かれています。

(出典:ok-lab's diary 2022年02月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/02/19/123621

ワイヤーとチューブの太さの仕様は見た目と反発を変える

2022年9月掲載の日誌では、補助チップ用の管が変更されました。
外径2mmから、外径1mmへの変更です。
1mm管の内径は0.5mmで、約0.25mmの糸2本に合ったとのことです。
岡田さんは、見た目がすっきりしたと書いています。
一方、薄い管は2mm管より反発力が弱いとも説明しています。
当時は、反発力を優先する場合に2mmでも作成すると案内されました。

(出典:ok-lab's diary 2022年09月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/09/03/122644

ワイヤーとチューブの太さの仕様は公称値だけで決まらない

2022年10月掲載の日誌では、外径1mm管の問題が出ました。
内径は0.5mmの設定でしたが、製品ごとの差が大きかったとのことです。
糸2本がきつくなり、滑りや反発がそろわない管もありました。
安定供給の見通しが立たず、関連品の販売は見合わせられました。
伸ばし続けた場合の耐久性にも不安が残ったと書かれています。
日誌では、公称寸法に加えて製品の均一性も重視されています。

(出典:ok-lab's diary 2022年10月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/10/08/122859

ワイヤーとチューブの太さの仕様は摩擦と保持を変える

2024年10月掲載の日誌では、新しい被覆ワイヤーが試作されました。
外径1mm、内径0.5mmの管に、0.3mmワイヤーを2本入れた仕様です。
単体のワイヤーは滑りやすく、輪の大きさが動いたとのことです。
管で覆った仕様は、シリコンの摩擦で結び目を保てたとされています。
一方、この段階では開発途中の試作品として紹介されています。
岡田さんは、慎重に開発と試験を進めると書いています。

(出典:ok-lab's diary 2024年10月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/10/12/122911

ワイヤーとチューブの太さの仕様は弾力の選択肢を広げた

2025年2月掲載の日誌では、チップレス用の仕様が整理されました。
管は外径2.5mm、内径1.5mmです。
形状記憶ワイヤーは、0.3mmと0.4mmから選べる形になりました。
岡田さんは、0.4mmでは圧迫が強くなると書いています。
初心者向けには0.3mmがよいのではないかとの見解です。
日誌では、ワイヤーの太さを希望時に指定できると案内されました。

(出典:ok-lab's diary 2025年02月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2025/02/22/122939

ワイヤーとチューブの太さの仕様は圧縮寸法を変える

2026年3月掲載の日誌では、数珠チップレスが試作されました。
0.3mmワイヤーと1mm管の試作は、圧縮時に幅6mmでした。
厚みは4mm程度に収まったと書かれています。
2mm管の試作では、幅8mm、厚み5mm程度でした。
1mm管ではダブルワイヤーにできないとも説明されています。
岡田さんは、挿入しにくさを改善してから提供すると書いています。

(出典:ok-lab's diary 2026年03月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2026/03/07/122907

ワイヤーとチューブの太さの仕様は極細軸まで広がった

2026年5月掲載の日誌では、軸の細い試作品が紹介されました。
軸は外径1mmの管と、0.2mmワイヤーの組み合わせです。
先端の羽には、0.03mmのワイヤーが使われました。
翌週の別仕様では、足に0.04mmワイヤーが採用されています。
軸側は同じく1mm管と0.2mmワイヤーでした。
日誌では、極細部と押し込み軸を分けて仕様化しています。

(出典:ok-lab's diary 2026年05月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2026/05/23/122904


ワイヤーとチューブの太さの仕様へのメーカーの答え・対策

研究所は被覆、太さの訂正、コーティング、複合軸で課題に対応しています。

ワイヤーとチューブの太さの仕様で芯を覆った

2022年8月掲載の日誌では、被覆構造の試験が紹介されました。
外径3mm、内径2mmの管に、0.3mmワイヤーを二重にしています。
岡田さんは、細いワイヤーは折れ曲がりやすいと書いています。
そのワイヤーを管で覆い、突起状の部分を直接触れにくくしました。
一方、ワイヤーが折れた時点を製品寿命とする仕様でした。
日誌では、交換を原則受けない製品だと案内されています。

(出典:ok-lab's diary 2022年08月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/08/06/123150

ワイヤーとチューブの太さの仕様を2.5mmへ直した

外径2.5mmチューブ採用後のチップレス試作品
出典:OKラボ公式ブログ(ok-lab's diary)「https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/11/30/122919」より引用(外径2.5mmチューブ採用後のチップレス試作品)

2024年11月掲載の日誌では、試験品の取り違えが訂正されました。
岡田さんが使ったのは、旧仕様の外径2mm管でした。
採用仕様は、外径2.5mm管と0.3mmワイヤーです。
管の厚みは0.5mmと特許申請文に記載したとのことです。
岡田さんは、2.5mmのほうがマイルドだったと書いています。
日誌では、チップレスの管を2.5mmにすると訂正されています。

(出典:ok-lab's diary 2024年11月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/11/30/122919

ワイヤーとチューブの太さの仕様を被覆方針で補った

2025年9月掲載の日誌では、金属接触への方針が示されました。
研究所は、ニチノールを直接接触させる製品は出さない方針です。
0.1mmと0.15mmのワイヤーにシリコンを塗る方法が試されました。
薄い被覆後も、太さは0.3mm以下に収まるとされています。
厚塗り部分は、補助チップの穴を通らないとも説明されています。
岡田さんは、用途で薄塗りと厚塗りを分けると書いています。

(出典:ok-lab's diary 2025年09月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2025/09/06/122911

ワイヤーとチューブの太さの仕様を複合軸で補強した

2025年11月掲載の日誌では、異なる糸を合わせた軸が登場しました。
軸は0.15mmニチノール糸2本とナイロン糸2本です。
20mmごとに、幅4mmのエポキシ樹脂で覆う構造でした。
岡田さんは、素材ごとの弱点を補う狙いだと書いています。
従来の二線有関節は直径6mmほどだったとも説明されています。
日誌では、複合軸を幅4mm程度に収める仕様が案内されています。

(出典:ok-lab's diary 2025年11月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2025/11/29/122908


ワイヤーとチューブの太さの仕様は時期でこう変わった

裸線とシリコン被覆ニチノール糸の比較写真
出典:OKラボ公式ブログ(ok-lab's diary)「https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2025/09/06/122911」より引用(裸線とシリコン被覆ニチノール糸の比較写真)
時期(掲載年月)そのころの状態
[2022年2月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/02/19/123621)外径5mm管と0.5mmワイヤーを採用
[2022年8月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/08/06/123150)外径3mm管に0.3mm線を二重化
[2022年9月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/09/03/122644)補助部の管を2mmから1mmへ変更
[2022年10月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/10/08/122859)1mm管の寸法差で関連品を販売見合わせ
[2024年11月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/11/30/122919)チップレスの管を2.5mmに訂正
[2025年2月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2025/02/22/122939)0.3mmと0.4mmの線を選択可能に
[2025年9月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2025/09/06/122911)極細線へシリコン被覆を追加
[2026年5月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2026/05/23/122904)1mm管と0.2mm線の軸を採用
[2026年6月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2026/06/27/122906)螺旋に0.04mmと0.05mmを採用

ワイヤーとチューブの太さの仕様に関係するOKプロステートチップの商品と値段

ワイヤーとチューブの太さの仕様に関係するOKプロステートチップの商品と値段

材料に出る仕様品は、現行商品一覧で同名を確認できません。

シリコニチノール・エアーやチップレスは日誌上の名称です。
マイクロプロステートブジーも材料では試作品として扱われています。
これらと同じ正式名称の商品は、現行商品一覧に載っていません。
現行一覧で対応する商品を確認できません。

2022年10月掲載の「括約筋を咥え込むスクリュー」は販売見合わせです。
現行一覧にも、この名称の商品は載っていません。
過去の特注仕様や選択肢が今も提供されるとは確認できません。


ワイヤーとチューブの太さの仕様のよくある不安

実際の相談では、選択可否、細型化、被覆できる太さが尋ねられています。

「ワイヤーとチューブの太さの仕様は選べる?」

2024年11月掲載の相談では、全長25cmの製品が希望されました。
相談者はスクリュー3個とメッシュストッパーも望んでいます。
研究所は、管を2mmか2.5mmから指定するよう回答しました。
太さによって、部品のスライドしやすさが変わるためです。
相談者は新製品と比較するため、いったん注文を待ちました。
日誌では、スライド性を基準に太さを指定すると案内されています。

(出典:ok-lab's diary 2024年11月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/11/02/122858

「ワイヤーとチューブの太さの仕様は固定?」

外径2.5mmチューブを束ねた試作構造の写真
出典:OKラボ公式ブログ(ok-lab's diary)「https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2025/01/11/122910」より引用(外径2.5mmチューブを束ねた試作構造の写真)

2025年1月掲載の相談では、管を細くする案が寄せられました。
希望は、4本の管を使って全直径11mmか12mm以内にすることです。
岡田さんは、外径2.5mmより細くしたくないと回答しました。
細いワイヤーの刺激を和らげにくくなると考えたためです。
4本を束ねた試作の締結部は、5-6mm程度に収まりました。
岡田さんは、問題点を把握した特注なら作成できると書いています。

(出典:ok-lab's diary 2025年01月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2025/01/11/122910

「ワイヤーとチューブの太さの仕様は何mm?」

2025年7月掲載の相談では、糸を管で包む案が尋ねられました。
相談者は、曲がる部分を進められる構造を望んでいます。
岡田さんは、当時の選択肢として触角を紹介しました。
触角は1mm管にナイロン糸と0.2mmワイヤーを内蔵した仕様です。
この相談には、購入後の結果は記載されていません。
岡田さんは、当時は触角が有力な選択肢だと書いています。

(出典:ok-lab's diary 2025年07月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2025/07/26/122909


この記事のまとめ

知りたいこと答え
一言で言うと太さは用途と時期によって変わっています。
読む前の用語内径、外径、芯材、被覆を分けて見ます。
何が起きるのか柔軟性、反発力、摩擦、圧縮寸法が変わります。
メーカーの答え・対策被覆、太さの訂正、複合軸が採用されました。
時期による変化5mm管から1mm軸まで複数の仕様が登場しました。
商品と値段現行一覧で対応する商品を確認できません。
よくある不安太さの選択や細型化には用途上の条件があります。

出典:ok-lab's diary(岡田快適生活研究所)。
写真・動画は各元記事をご覧ください。