このページは、岡田快適生活研究所(OKラボ)の代表・岡田さんが書いている開発日誌
「ok-lab's diary」(https://ok-lab.hatenablog.com/)の記事をもとに、
テーマ「ストッパーの穴数(三穴・六穴・八穴)」に関する話だけを掲載日順にまとめたものです。
過去の価格・寸法は日誌の記載時点のもの、今の価格は公式サイトの現行商品一覧(2026年9月4日取得)にもとづいています。
この記事は、ストッパーの穴数について、糸の本数や配置、部品の役割による選び方をまとめたものです。
穴数の使い分けや時期による変化、現行商品、よくある不安への回答が分かります。
一言で言うと
穴数は糸の本数と配置で役割が変わります。
メーカーは三穴・六穴・八穴を使い分けました。
現行一覧には三方式の関連品が並びます。
読む前に知っておきたい言葉
| 言葉 | やさしい説明 |
|---|---|
| 三穴方式 | 一本糸向けとして登場した穴が3つの構造 |
| 六穴方式 | 二本糸向けとして登場した穴が6つの構造 |
| 八穴方式 | 三穴と六穴の役割を兼ねるために作られた構造 |
| 二本糸 | メインチップからナイロン糸を二本出す仕様 |
| 括約筋ストッパーチップ | メインチップの膀胱側への移動を抑える部品 |
| セーフティチップ | 糸の終端側をまとめるための部品 |
| 生体適合樹脂 | 日誌で製品素材名として使われている樹脂 |
| ステンレス線 | 2019年の試験でナイロン糸と比較された金属線 |
| 金属疲労 | 曲げを繰り返した金属が弱くなる現象 |
| 平行ストッパー | ケーブルに沿う向きで作られたストッパー |
| スクリュー型補助チップ | ねじれた形状を持つ補助チップ |
何が起きるのか:三穴・六穴・八穴で変わる役割
穴数が増えると、扱える糸の本数や線の組み合わせが変わります。
三穴方式は一本糸を動かせる構造だった
2018年7月掲載の日誌では、3穴方式の発売前解説が載りました。
括約筋、補助、亀頭外側、セーフティの各チップが対象です。
どの部品にも3つの穴が設けられていました。
穴の開き方で表裏を分け、糸位置を変えられる構造でした。
岡田さんは、部品の配置で独自の設計が可能だと書いています。
(出典:ok-lab's diary 2018年7月掲載 https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180707/1530947332)
六穴方式は二本糸の安全策から生まれた
2019年4月掲載では、岡田さんが二本糸の試験を始めています。
糸を太くするより、二本にする案を安全策として選んだとのことです。
二本糸に対応するストッパーには6穴が必要とされました。
6穴は3穴より一律500円(税抜き)高い設定でした。
岡田さんは、終端のセーフティチップには6穴が必要と書いています。
(出典:ok-lab's diary 2019年4月掲載 https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/04/27/153239)
三穴・六穴方式の穴径は約0.3mmだった
2019年9月掲載の試験では、穴径は約0.3mmです。
ナイロン糸は直径0.25mm程度と書かれています。
ステンレス線は直径0.29mmでした。
ステンレス線は硬さがあり、ぎりぎり通ったとのことです。
同じ箇所を2000回近く曲げても断線しませんでした。
岡田さんは、金属疲労による劣化の可能性も書いています。
(出典:ok-lab's diary 2019年9月掲載 https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/09/14/143710)
六穴方式は三穴方式より加工に手間がかかった
2019年12月掲載の回答では、6穴加工は難しいと説明されました。
3穴加工の何倍もの手間がかかるとのことです。
完成を約束できないほど繊細な作業とされていました。
平行ストッパーの3穴化は、特注なら試す余地が示されました。
岡田さんは、定番商品にする予定はないと書いています。
(出典:ok-lab's diary 2019年12月掲載 https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/12/14/151232)
二本糸でも三穴方式が選ばれた
2020年9月掲載の注文では、糸が別々の位置から出る構成でした。
相談者は6穴の括約筋ストッパーを選んでいました。
岡田さんは、共通の6穴では構成の意味が薄れると回答しました。
相談者は回答後に三穴方式へ変更しています。
岡田さんは、主な糸だけに三穴方式を置く案を示しています。
(出典:ok-lab's diary 2020年9月掲載 https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2020/09/26/124400)
八穴方式は一本糸と二本糸を兼ねた

2021年5月掲載では、生体適合樹脂製の8穴が紹介されました。
一本糸用の3穴と二本糸用の6穴を兼ねる設計です。
側面にも糸を通せる補助の穴が設けられました。
岡田さんは、平面側の穴が機能に向くと書いています。
穴の位置により、部品の傾き方が変わるとの説明です。
(出典:ok-lab's diary 2021年5月掲載 https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/05/22/125847)
八穴方式だけを売る方針に変わった
2021年8月掲載では、生体適合樹脂製は8穴だけとなりました。
価格は従来の6穴と同じ税抜き2000円でした。
Mは長さ11.5mm、幅9mm弱です。
Lは長さ13mm弱、幅10mm弱と書かれています。
従来の6穴括約筋ストッパーは販売中止となりました。
岡田さんは、3穴専用には従来品を案内しています。
(出典:ok-lab's diary 2021年8月掲載 https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/08/28/125823)
八穴方式はナイロンとワイヤーも分けた
2021年10月掲載では、8穴ストッパーが試作に使われました。
6穴をナイロン、2穴をワイヤーに割り当てた構成です。
ワイヤー二本とナイロン糸二本が組み合わされました。
この時点では、組み合わせた線の強度試験前でした。
岡田さんは、交換時に両方を替える場合もあると書いています。
(出典:ok-lab's diary 2021年10月掲載 https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/10/16/125843)
三穴・六穴・八穴の先に十二穴が加わった
2023年7月掲載では、4本糸向けに12穴が作られました。
括約筋用と亀頭外側用が用意されています。
括約筋用はMとLが3000円(税抜き)でした。
亀頭外側用はワンサイズで2500円(税抜き)です。
3穴や6穴より抵抗が大きいと説明されています。
岡田さんは、4本糸をまとめる部品として紹介しています。
(出典:ok-lab's diary 2023年7月掲載 https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2023/07/15/123004)
ストッパーの穴数へのメーカーの答え・対策
糸の本数だけでなく、糸が出る位置と部品の役割で選択が変わります。
一本糸の基本には三穴方式が示された

2019年4月掲載では、二本糸に6穴が必要とされました。
一方、片方の糸だけに置くなら3穴でもよいとの説明です。
括約筋用では、二本糸でも三穴方式を選べる考え方でした。
終端では二本の長さをそろえる必要があるとされています。
岡田さんは、終端のセーフティには6穴を案内しています。
(出典:ok-lab's diary 2019年4月掲載 https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/04/27/153239)
別々に出る二本糸では三穴方式が選ばれた
2020年9月掲載では、二本の糸が別の位置から出る仕様でした。
相談者は当初、6穴の括約筋ストッパーを注文しています。
岡田さんは、共通の部品でつなぐと狙いが薄れると回答しました。
回答後、注文は三穴方式へ変更されました。
岡田さんは、主な糸一本だけに通す構成を案内しています。
(出典:ok-lab's diary 2020年9月掲載 https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2020/09/26/124400)
八穴方式は一本糸と二本糸を兼用した
2021年5月掲載では、8穴が両方の糸構成に対応しました。
一本糸では3穴の役割を使う考え方です。
二本糸では6穴の役割を使う設計でした。
2021年8月掲載では、この8穴だけが販売されました。
岡田さんは、両方を一つで扱える部品として案内しています。
(出典:ok-lab's diary 2021年5月掲載 https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/05/22/125847)
(出典:ok-lab's diary 2021年8月掲載 https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/08/28/125823)
六穴方式は膀胱落ち防止の目的に合う
2024年2月掲載の相談では、チップが奥へ進む悩みが出ています。
相談者は6穴の括約筋ストッパーを選んでいました。
岡田さんは、膀胱への引き込みを防ぐ設計だと回答しました。
ただし、個人差があり確実ではないとも書いています。
岡田さんは、膀胱落ち回避の目的には合うと案内しています。
(出典:ok-lab's diary 2024年2月掲載 https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/02/10/123023)
三穴・六穴・八穴は時期でこう変わった
| 時期(掲載年月) | そのころの状態 | 今の状態(現行商品一覧で確認できること。確認できなければ「日誌には今の記載なし」) |
|---|---|---|
| 2018年7月 | 3穴方式の発売前解説が公開された | 三穴方式の関連品が4商品掲載されている |
| 2019年4月 | 二本糸向けに6穴が登場し、3穴より一律500円(税抜き)高かった | 六穴方式の関連品が3商品掲載されている |
| 2019年9月 | 3穴と6穴の穴径は約0.3mmだった | 日誌には今の記載なし |
| 2019年11月 | スクリュー型補助チップの3穴化はできないとの回答だった | 現行一覧で対応する商品を確認できません |
| 2019年12月 | 平行ストッパーの3穴化は特注の試行に限られた | 現行一覧で対応する商品を確認できません |
| 2020年9月 | 別位置から出る二本糸では6穴から3穴へ変更された | 日誌には今の記載なし |
| 2021年5月 | 一本糸と二本糸を兼ねる8穴が紹介された | 八穴方式の関連品が2商品掲載されている |
| 2021年8月 | 生体適合樹脂製は8穴だけとなり、従来の6穴品は販売中止になった | 六穴方式と八穴方式の別商品が掲載されている |
| 2023年7月 | 4本糸向けの12穴が作られた | 現行一覧で対応する商品を確認できません |
| 2026年3月 | 4本糸と12穴亀頭外側ストッパーの特注が製作された | 現行一覧で対応する商品を確認できません |
ストッパーの穴数に関係するOKプロステートチップの商品と値段
現行一覧では、三穴・六穴・八穴の関連品を確認できます。
| 現行商品名 | 税込価格 |
|---|---|
| 三穴方式オプションチップ(括約筋ストッパーチップ) | 税込1650円 |
| 三穴方式オプションチップ(補助チップ) | 税込1650円 |
| 三穴方式オプションチップ(亀頭外側ストッパーチップ) | 税込1100円 |
| 三穴方式オプションチップ(セーフティチップ) | 税込550円 |
| 六穴方式オプションチップ(括約筋ストッパーチップ) | 税込2200円 |
| 六穴方式オプションチップ(亀頭外側ストッパーチップ) | 税込1650円 |
| 六穴方式オプションチップ(セーフティチップ) | 税込1100円 |
| 八穴方式括約筋ストッパーチップ(生体適合樹脂) | 税込2200円 |
| 八穴方式括約筋ストッパーチップ(第二世代生体適合樹脂) | 税込2300円 |
三穴方式の括約筋ストッパーチップは公式サイトで確認できます。

六穴方式の括約筋ストッパーチップは公式サイトで確認できます。
生体適合樹脂の八穴方式は公式サイトで確認できます。

第二世代生体適合樹脂の八穴方式も公式サイトで確認できます。

今は無いものとして、従来の6穴括約筋ストッパーがあります。
2021年8月掲載時点で販売中止と書かれています。
12穴括約筋ストッパーと12穴亀頭外ストッパーも一覧にありません。
現行一覧で対応する商品を確認できません。
ストッパーの穴数のよくある不安
部品の形や糸の配置によって、同じ穴数でも回答が変わっています。
三穴方式は平行ストッパーに可能?
2019年12月掲載では、3穴化できるか質問が寄せられました。
岡田さんは、技術的には不可能ではないと回答しています。
ただし、完成を約束できない特注の試行という位置づけでした。
穴一つでよいという当初の回答は、同じ記事内で訂正されました。
定番商品にする予定はなく、結果の記載はありません。
岡田さんは、目的に合う穴の配置を考える回答をしています。
(出典:ok-lab's diary 2019年12月掲載 https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/12/14/151232)
三穴方式と太さ変更は両立できる?
2019年11月掲載では、スクリュー型への3穴化が相談されました。
太さは、技術的に可能な寸法なら変更できるとの回答です。
一方、3穴とねじれ形状の組み合わせはできないとされました。
岡田さんは、中心から糸が出る構造も必要だと説明しています。
固定しない補助チップという別案も示されました。
結果の記載はありません。
(出典:ok-lab's diary 2019年11月掲載 https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/11/23/162919)
六穴方式は二本糸に付けられる?
2021年3月掲載では、二本糸への追加について質問されました。
岡田さんは、6穴なら使われていると回答しています。
ただし、岡田さん自身には二本糸の使用経験がないとのことです。
2020年9月掲載では、糸の配置により三穴方式へ変わりました。
岡田さんは、二本糸の構成に合わせて判断する回答をしています。
(出典:ok-lab's diary 2021年3月掲載 https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/03/20/130148)
(出典:ok-lab's diary 2020年9月掲載 https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2020/09/26/124400)
この記事のまとめ
| 知りたいこと | 答え |
|---|---|
| 一言で言うと | 穴数は糸の本数と配置で変わる |
| 読む前に知っておきたい言葉 | 三穴は一本糸、六穴は二本糸が基本だった |
| 何が起きるのか | 八穴は三穴と六穴の役割を兼ねた |
| メーカーの答え・対策 | 別位置から出る二本糸では三穴も選ばれた |
| 時期による変化 | 2018年の三穴から八穴、十二穴へ展開した |
| 現行商品と値段 | 三方式の関連品が税込550円から掲載されている |
| よくある不安 | 部品形状や糸の配置で回答が異なる |
出典:ok-lab's diary(岡田快適生活研究所)。
写真・動画は各元記事をご覧ください。