このページは、岡田快適生活研究所(OKラボ)の代表・岡田さんが書いている開発日誌
「ok-lab's diary」(https://ok-lab.hatenablog.com/)の記事をもとに、
テーマ「樹脂・陶器の二連チップ」に関する話だけを掲載日順にまとめたものです。
過去の価格・寸法は日誌の記載時点のもの、今の価格は公式サイトの現行商品一覧(2026年9月4日取得)にもとづいています。
一言で言うと
樹脂二連では価格と破損不安が考慮されました。
陶器二連では接続材の改良が続きました。
現行一覧には樹脂素材2連結タイプがあります。
読む前に知っておきたい言葉
| 言葉 | やさしい説明 |
|---|---|
| 二連チップ | 2つのチップをつないだ構造です。 |
| 区間長 | 2つのチップの間に設ける長さです。 |
| 留置 | チップが体内の位置にとどまることです。 |
| 初期不良 | 製造段階の問題と研究所が判断した状態です。 |
| 多連結 | 複数のチップを続けてつなぐ構造です。 |
| 生体適合樹脂 | 体との適合性を考慮した樹脂素材です。 |
| 形状記憶ワイヤー | 曲げても元の形へ戻ろうとする線材です。 |
| 括約筋 | 尿の流れなどに関わる筋肉です。 |
何が起きるのか:樹脂・陶器の二連チップの変化
樹脂では固定部の剥離、陶器では接続部の形と動きが課題になりました。
樹脂タイプ二連は2018年に発売が決まった

2018年1月掲載の日誌では、ガラス二連への破損不安が質問されました。
岡田さんは、ガラスが割れないとは断言できないと答えています。
そこで、低価格で提供できる樹脂タイプ二連の発売を決めました。
予定価格は、税抜き4000円と書かれています。
岡田さんは、ガラスの破損が不安な場合の選択肢として示しています。
(出典:ok-lab's diary 2018年01月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180121/1516504265
樹脂タイプ二連は剥離報告で作り直された
2018年4月掲載の相談では、樹脂製の固定部が剥がれました。
研究所は製造時の不注意による初期不良と判断しました。
指定されたチップ間距離は0mmでした。
実際には1mm程度離す想定でしたが、写真では密着していました。
岡田さんは無料で糸を交換し、作り直すと案内しています。
(出典:ok-lab's diary 2018年04月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180428/1524898558
陶器二連チップは芯材を変えて試験された
2019年9月掲載の日誌では、陶器に穴を開ける方法が試されました。
穴を利用すると、チップ同士を近い状態で連結できるとのことです。
試験品はチップ間だけにステンレス糸を使っていました。
岡田さんは、自由に曲がる1本のチップに近いと書いています。
この段階では、再登場に向けた試験品として説明されています。
(出典:ok-lab's diary 2019年09月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/09/21/131939
陶器二連チップは特注対応へ移った
2021年10月掲載の相談では、排尿で動きにくい二連が求められました。
岡田さんはガラス二連の定番販売を約3年前に終えたと説明しています。
陶器なら、好みのチップをつなぐ特注が可能との回答でした。
一方、チップが重なって出にくくなる可能性も示されました。
岡田さんは、特注でもこの問題が残ると案内しています。
(出典:ok-lab's diary 2021年10月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/10/16/125843
樹脂タイプ二連は生体適合樹脂で難航した
2021年11月掲載の相談では、生体適合樹脂の二連が希望されました。
製作者によると、内部に長い連続した穴を作るのは困難でした。
補助チップでは長さ15mmほどの穴を作れたとのことです。
しかし、長さ40-50mmでは難しいと予想されました。
岡田さんは製造上の回答を紹介しましたが、結果の記載はありません。
(出典:ok-lab's diary 2021年11月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/11/06/125812
陶器二連チップは弾性で動きすぎた
2024年3月掲載では、超弾性ワイヤーの試作品が登場しました。
チップ間が細く、ぐらつきにくい構造だったとのことです。
一方、先端が意図せず3センチ以上動いたと書かれています。
岡田さんは、滑りが良すぎて固定留置には不向きとも考えました。
販売前に使用試験と破壊試験を行う方針が示されています。
(出典:ok-lab's diary 2024年03月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/03/16/123023
樹脂・陶器の二連チップへのメーカーの答え・対策
研究所は素材だけでなく、間隔、芯材、接続部の構造を変えています。
樹脂タイプ二連は区間長を2mmに絞った
2018年1月掲載の樹脂タイプ二連は、区間長が2mm限定でした。
樹脂では糸がチップのほぼ中心につながる構造です。
製造上、区間長をゼロにはできないと説明されています。
長くすると、飛び出した糸が粘膜を刺激する可能性も示されました。
岡田さんは、この事情から2mmに限定したと書いています。
(出典:ok-lab's diary 2018年01月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180121/1516504265
陶器二連チップは二重ワイヤーで固めた
2019年10月掲載では、ナイロン糸の回転しやすさが課題でした。
カーブしたチップが体内で回ると、収まりに影響が出たとのことです。
対策として、0.55mmのステンレスワイヤーを二重にしました。
自由に動く二連ではなく、角度調整できる構造を目指しています。
岡田さんは引き続き試験を続けると書いています。
(出典:ok-lab's diary 2019年10月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/10/19/125859
陶器二連チップはゴム接続を強化した
2022年7月掲載では、陶器多連結のサービス開始が告知されました。
新しい接続方式は、ゴム部分の耐久性向上を狙ったものです。
ウミウシ5では、すでに新方式を提供していたとのことです。
多連結用チップも陶芸担当者へ発注されました。
岡田さんは同月下旬から提供できそうだと書いています。
(出典:ok-lab's diary 2022年07月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/07/02/123119
陶器二連チップは形状記憶で曲がった

2024年4月掲載では、形状記憶ワイヤー接続が紹介されました。
2つのチップを約90度にした試作品です。
従来のゴム接続は、繰り返し曲げると割れる問題がありました。
形状記憶ワイヤーでは、Uターンする曲げ方も可能とのことです。
岡田さんは、第二チップは陶器に限られると案内しています。
(出典:ok-lab's diary 2024年04月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/04/20/122856
陶器二連チップは4関節で細くつないだ
2026年1月掲載では、曲がる4関節が接続に使われました。
両端の2本のワイヤーを陶器の側面へ固定する発想です。
従来方式は、強度確保のため接続部が大きくなる問題を抱えていました。
新方式では、接続部を抑えながら曲がる構造を目指しています。
岡田さんは、完成までの最短納期を2週間程度と書いています。
(出典:ok-lab's diary 2026年01月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2026/01/10/122922
血尿が出たときは、量が少なくても初めてでも、様子を見ずに泌尿器科を受診してください。
突然尿が出なくなったとき、器具が取り出せなくなったときは、自分で対処せず直ちに医療機関(救急を含む)を受診してください。
樹脂・陶器の二連チップは時期でこう変わった

| 時期(掲載年月) | そのころの状態 |
|---|---|
| [2018年1月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180121/1516504265) | 樹脂二連の発売を決め、区間長を2mmに限定 |
| [2018年4月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180428/1524898558) | 剥離報告を受け、糸交換と構造見直し |
| [2019年9月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/09/21/131939) | 陶器二連をステンレス糸で再試験 |
| [2019年10月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/10/19/125859) | 0.55mmの二重ワイヤーへ変更 |
| [2021年10月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/10/16/125843) | 陶器二連は特注対応として案内 |
| [2022年7月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/07/02/123119) | ゴムを強化し陶器多連結を開始 |
| [2024年4月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/04/20/122856) | 約90度の形状記憶ワイヤー接続を紹介 |
| [2026年1月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2026/01/10/122922) | 曲がる4関節のデュアルチップを提示 |
| [2026年2月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2026/02/28/122912) | 未来型試作品は販売予定なし |
| [2026年8月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2026/08/29/122931) | 尻々連結を提案し、重なりの問題も説明 |
樹脂・陶器の二連チップに関係するOKプロステートチップの商品と値段
現行一覧には樹脂二連結品と、連結候補になった陶器単品があります。

| 現行商品 | 税込価格 | このテーマとの関係 |
|---|---|---|
| OKプロステートチップ 樹脂素材2連結タイプ | 税込4400円 | 現行一覧にある樹脂二連結品 |
| OKプロステートチップ 陶器素材ショートタイプ | 税込3300円 | 2026年のデュアル候補に近い陶器単品 |
| OKプロステートチップ 陶器素材セミロングタイプ | 税込4400円 | 2026年に組み合わせ例が示された陶器単品 |
| OKプロステートチップ 陶器素材ショートタイプ ツイスト | 税込4400円 | 2022年に多連結用として用意された形 |
| OKプロステートチップ 陶器素材セミロングタイプ コブラツイスト | 税込5500円 | 2022年に多連結用として発注された形 |
「陶器二連チップ」という商品名は現行一覧にありません。
現行一覧で対応する商品を確認できません。
2022年7月掲載時点の多連結用チップは、従来価格+税抜1000円でした。
チップ間のゴム接続工賃は、税抜き1000円と書かれています。
これらの加工項目は、現行一覧で対応する商品を確認できません。
| 今は無いもの | 掲載時点の状態 |
|---|---|
| 第二チップだけを樹脂にした試験品 | 2018年4月掲載時点で試験を取りやめ |
| 未来の陶器チップ | 2026年2月掲載時点で販売予定なし |
現行商品の税込価格は公式サイトで確認できます。
陶器素材ショートタイプの現行価格も確認できます。
陶器素材セミロングタイプの現行価格も確認できます。
樹脂・陶器の二連チップのよくある不安
破損、排尿時の移動、製造可否について質問が寄せられています。
「樹脂タイプ二連が破損対策になる?」
2018年1月掲載の質問は、ガラス同士の接触と破損が心配という内容でした。
岡田さんは、軽いため割れにくいとは感じていました。
ただし、割れないとは断言できないとも答えています。
その回答に続いて、より安全と考えた樹脂タイプ二連を提示しました。
岡田さんは、破損不安への選択肢として樹脂版を案内しています。
(出典:ok-lab's diary 2018年01月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180121/1516504265
「陶器二連チップは排尿で動く?」
2021年10月掲載の相談では、排尿で飛び出しにくい形が質問されました。
岡田さんは、陶器二連なら特注可能と答えています。
チップを少し重ねると、摩擦で動きにくい可能性も挙げました。
しかし、重なったまま出にくくなる危険も説明しています。
岡田さんは、定番販売から外した理由もこの問題だと書いています。
(出典:ok-lab's diary 2021年10月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/10/16/125843
「樹脂タイプ二連は生体適合で作れる?」
2021年11月掲載の質問では、生体適合樹脂だけの二連が希望されました。
相談者は、膀胱側のチップを支えにする構造を考えていました。
岡田さんは、その使い方を問題ないとは回答できないとしています。
製作者からは、長い内部穴を作るのは難しいとの返答でした。
岡田さんは生産可否を確認しましたが、結果の記載はありません。
(出典:ok-lab's diary 2021年11月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/11/06/125812
「樹脂タイプ二連に電極は付く?」

2019年5月掲載の相談では、樹脂二連への電極加工が希望されました。
相談者が望んだ電極間距離は5mm程度でした。
岡田さんは、通常構造では15mm程度になると考えました。
調整後は10mm以内でしたが、耐久性への不安も書いています。
岡田さんは、距離と耐久性のどちらを優先するか確認しています。
(出典:ok-lab's diary 2019年05月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/05/11/152432
この記事のまとめ
| 知りたいこと | 答え |
|---|---|
| 何が起きるのか | 樹脂では剥離、陶器では接続部の動きが課題になりました。 |
| メーカーの答え・対策 | 間隔、芯材、ゴム、形状記憶ワイヤーを見直しました。 |
| 時期による変化 | 2018年の樹脂発売から2026年の4関節へ進みました。 |
| 現行商品と値段 | 樹脂素材2連結タイプは税込4400円です。 |
| よくある不安 | 破損、排尿時の移動、特注可否が質問されています。 |
出典:ok-lab's diary(岡田快適生活研究所)。
写真・動画は各元記事をご覧ください。