糸やループがあれば取り出せる|病院でつかむ手掛かりになる【OKプロステートチップ】

このページは、岡田快適生活研究所(OKラボ)の代表・岡田さんが書いている開発日誌
「ok-lab's diary」(https://ok-lab.hatenablog.com/)の記事をもとに、
テーマ「糸やループがあれば取り出せる」に関する話だけを掲載日順にまとめたものです。
過去の価格・寸法は日誌の記載時点のもの、今の価格は公式サイトの現行商品一覧(2026年9月4日取得)にもとづいています。

一言で言うと

糸は病院でチップをつかむ手掛かりになります。

二本糸やループ、接続穴が対策されました。

現行品にも糸やループ関連商品があります。


読む前に知っておきたい言葉

言葉やさしい説明
糸端チップにつながるナイロン糸の端です。
膀胱落ちチップ全体が膀胱へ入った状態です。
鉗子病院で糸やチップをつかむ器具です。
内視鏡内部を確認しながら処置する器具です。
括約筋ストッパー膀胱への落ち込み防止用とされた部品です。

何が起きるのか:糸やループがあれば取り出せる場面

糸やループは摘出の手掛かりになりますが、確実とは限りません。

糸やループがあれば取り出せると病院処置が早い

2019年1月掲載の報告では、大きく曲がったチップが膀胱へ入りました。
その結果、泌尿器科で内視鏡手術を受けています。

以前の病院例では糸が外れ、鉗子でガラスをつかむ作業が難航しました。
今回は糸が付き、鉗子で糸をつかめたため、処置自体は早く終わりました。

岡田さんは、ガラスが割れる可能性も否定していません。
また、糸を尿道外へ残す対策が必要と書いています。

(出典:ok-lab's diary 2019年01月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/01/26/152042

糸やループがあれば取り出せても数日かかる

2020年5月掲載の相談では、チップと補助チップが膀胱へ入ったと考えられました。
糸は切れていませんでしたが、取り出せない状態でした。

相談者には排尿時の軽い痛みと頻尿も出ていました。
岡田さんは、チップ間に糸が絡んだ可能性を挙げています。

その後、チップは数日後の排尿時に出たと報告されました。
岡田さんは、難しい状態なら早めの泌尿器科受診を勧めています。

(出典:ok-lab's diary 2020年05月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2020/05/02/131505

糸やループがあれば取り出せる方向が二本に増える

二本の独立した糸を備えた試作品を示す写真
出典:OKラボ公式ブログ(ok-lab's diary)「https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2020/09/05/095734」より引用(二本の独立した糸を備えた試作品を示す写真)

2020年9月掲載の相談では、当時のVer.4が翌日まで取り出せませんでした。
糸は35センチで、20センチ弱が体外へ出ていたとのことです。

岡田さんは、糸の接続位置が重心から偏っている点を理由に挙げました。
そのため、力が取り出す方向へ働きにくいと考えています。

相談者はその後、無事に取り出せたと報告しました。
岡田さんは、自力で出ない場合は泌尿器科への相談を案内しています。

(出典:ok-lab's diary 2020年09月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2020/09/05/095734

糸やループがあれば取り出せる処置が10分で済む

2021年12月掲載の相談では、特注チップが膀胱へ入りました。
排尿を繰り返しても出ず、膿も確認されたため受診しています。

病院では見本のチップを参考にし、ループ状の糸をつかみました。
処置は10分ほどで終わり、手術料は3万円余りだったとのことです。

相談者は、すぐ病院へ行けばよかったと振り返っています。
岡田さんは、自力での解決に自信がなければ受診が安全と書いています。

(出典:ok-lab's diary 2021年12月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/12/25/123556

糸やループがあれば取り出せるよう糸を残した

2022年12月掲載の相談では、二つの部品がV字になったと推測されました。
重なった部分は15ミリ程度となり、尿道口付近で止まっています。

相談者はケーブルの切断を考えました。
医師は糸が切れると難しくなると判断し、そのまま引き出しています。

わずかな傷には1週間の抗生物質が処方され、治療費は1760円でした。
岡田さんは、可能なら医師に見せるほうが安全と答えています。

(出典:ok-lab's diary 2022年12月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/12/24/122944

糸やループがあれば取り出せる処置が30分未満

2024年3月掲載の相談では、チップとストッパーが膀胱へ入りました。
町の小さな泌尿器科で内視鏡による処置を受けています。

当初、医師は総合病院への紹介も考えていました。
しかし、糸をつかむと引っ掛からずに抜けたとのことです。

処置は30分しないくらいで終わり、費用は27000円でした。
岡田さんは、個人の泌尿器科でも対応された事例として紹介しています。

(出典:ok-lab's diary 2024年03月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/03/02/123027

糸やループがあれば取り出せるとは限らない

2025年2月掲載の相談では、ストッパーとチップが膀胱へ入りました。
さらに、35cmの糸もすべて体内へ入ったとのことです。

研究所は、自力で糸を出す手段は思い当たらないと回答しました。
一方、糸やシリコン製のしっぽは鉗子の手掛かりになると考えています。

内視鏡手術で摘出されましたが、傷から細菌感染も起きています。
研究所は、すでに出ている医師の判断に合わせるよう案内しました。

(出典:ok-lab's diary 2025年02月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2025/02/22/122939


糸やループがあれば取り出せるへのメーカーの答え・対策

研究所は、糸端、二本糸、ループ、接続穴を手掛かりとして検討しています。

糸やループがあれば取り出せるよう糸端を残す

2020年5月掲載の回答では、糸端の位置が対処しやすさを左右するとされました。
自力の場合も受診する場合も、糸の有無で差が出るとの説明です。

岡田さんは、糸が残れば病院でも比較的つかみやすいと考えています。
取り出せないときは、早めの泌尿器科受診を案内しています。

(出典:ok-lab's diary 2020年05月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2020/05/02/131505

糸やループがあれば取り出せる方向を二本にする

2020年9月掲載の日誌では、糸の偏りが原因候補になりました。
岡田さんは、反対側に独立した糸を加える案を試しています。

テストでは、追加した側の糸が取り出す手掛かりになったとのことです。
2本は完全に独立するため、価格は上がる予定と書かれました。

岡田さんは、用途で2本の糸を使い分ける考えを書いています。

(出典:ok-lab's diary 2020年09月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2020/09/05/095734

糸やループがあれば取り出せる保険を設ける

2020年12月掲載の日誌では、尿道内へループ糸を残す構想が紹介されました。
通常の方法で出ない場合に備えた手掛かりです。

岡田さんは、膀胱へ入った場合も鉗子を掛けやすいと考えました。
ただし、この時点では試験開始前の構想です。

岡田さんは、万一に備えてループを残す考えを書いています。

(出典:ok-lab's diary 2020年12月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2020/12/05/130257

糸やループがあれば取り出せる接続穴を使う

膀胱内落ち込み異物捕獲器の試作品を示す写真
出典:OKラボ公式ブログ(ok-lab's diary)「https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/07/31/125702」より引用(膀胱内落ち込み異物捕獲器の試作品を示す写真)

2021年7月掲載の日誌では、滑るチップは鉗子でつかみにくいと説明されました。
病院で何度も処置を試した話も紹介されています。

一方、チタンと生体適合樹脂には糸接続穴があるとされました。
岡田さんは、内視鏡下で穴へ鉗子を掛けられると考えています。

岡田さんは、病院で内視鏡を使う前提の考えとして書いています。

(出典:ok-lab's diary 2021年07月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/07/31/125702

糸やループがあれば取り出せる仕様へ変えた

2024年8月掲載の日誌では、ロックオン形式の膀胱落ちが心配されました。
研究所は、ループ先端へナイロン糸を通す形へ変更しています。

出荷前だった同形式にも変更を加えたと岡田さんは書いています。
糸がなくてもループを鉗子で掛けられるとの見解も示しました。

岡田さんは、糸やループを病院の手掛かりにすると書いています。

(出典:ok-lab's diary 2024年08月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/08/31/122909

血尿が出たときは、量が少なくても初めてでも、様子を見ずに泌尿器科を受診してください。
突然尿が出なくなったとき、器具が取り出せなくなったときは、自分で対処せず直ちに医療機関(救急を含む)を受診してください。


糸やループがあれば取り出せるは時期でこう変わった

糸やループがあれば取り出せるは時期でこう変わった
時期(掲載年月)そのころの状態
[2018年5月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180515/1526348315)糸が残れば手術が楽になるとの見解を掲載
[2019年1月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/01/26/152042)糸付き事例では鉗子でつかみ処置が早かった
[2020年9月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2020/09/05/095734)糸の偏り対策として独立二本糸を試作
[2020年12月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2020/12/05/130257)非常時の手掛かりとなるループ糸を検討
[2021年7月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/07/31/125702)糸接続穴を鉗子でつかめると説明
[2024年8月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/08/31/122909)ロックオン形式のループ先端へ糸を追加
[2025年2月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2025/02/22/122939)糸35cmが全部入り内視鏡手術となった

糸やループがあれば取り出せるに関係するOKプロステートチップの商品と値段

糸やループがあれば取り出せるに関係するOKプロステートチップの商品と値段

現行一覧には、糸やループに直接関係する商品が掲載されています。

商品名税込価格
OKプロステートチップ用糸飲み込み防止ストッパーチップ550円
ナイロン糸追加(オプション)1100円
両端ループナイロン糸550円
二本糸用セーフティチップ(生体適合樹脂)単体1650円
二本糸用セーフティチップ(生体適合樹脂)接続オプション込み2200円
二本糸用セーフティチップ(第二世代生体適合樹脂)単体1750円
二本糸用セーフティチップ(第二世代生体適合樹脂)接続オプション込み2300円

糸飲み込み防止用商品の値段は公式サイトで確認できます。

OKプロステートチップ用糸飲み込み防止ストッパーチップ
OKプロステートチップ用糸飲み込み防止ストッパーチップ(出典: https://ok-lab.net/products/view/49

OKプロステートチップ用糸飲み込み防止ストッパーチップを公式サイトで見る ▶OKプロステートチップ用糸飲み込み防止ストッパーチップ(商品ID 49)

ナイロン糸追加の値段は公式サイトで確認できます。

ナイロン糸追加(オプション)
ナイロン糸追加(オプション)(出典: https://ok-lab.net/products/view/77

ナイロン糸追加(オプション)を公式サイトで見る ▶ナイロン糸追加(オプション)(商品ID 77)

両端ループナイロン糸の値段は公式サイトで確認できます。

両端ループナイロン糸
両端ループナイロン糸(出典: https://ok-lab.net/products/view/112

両端ループナイロン糸を公式サイトで見る ▶両端ループナイロン糸(商品ID 112)

2020年9月掲載の日誌には、二本糸の試作品が登場します。
現行一覧で対応する商品を確認できません。

2024年8月掲載の日誌には、ロックオン形式が登場します。
現行一覧で対応する商品を確認できません。


糸やループがあれば取り出せるのよくある不安

糸やループがあれば取り出せるのよくある不安

糸やループが残っていても、状態によっては病院での処置が必要です。

「糸やループがあれば取り出せる保険?」

2024年8月掲載の相談では、購入希望者が糸を保険と考えてよいか尋ねました。
研究所は、保険のためのものだと回答しています。

一方、ループが括約筋を越えないとは断定していません。
この注文後の使用結果は記載されていません。

研究所は、糸があっても確実とはいえないと案内しています。

(出典:ok-lab's diary 2024年08月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/08/31/122909

「糸やループがあれば取り出せる?」

2020年5月掲載の相談では、糸が二つのチップ間へ絡んだ可能性が尋ねられました。
岡田さんは、その可能性はあると答えています。

糸が中央で絡むと、二つのチップが一緒に出口へ向かうとの見解です。
実際の相談では、数日後に排出されたと報告されました。

岡田さんは、単独チップと括約筋ストッパーの構成を案内しています。

(出典:ok-lab's diary 2020年05月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2020/05/02/131505

「糸やループがあれば取り出せる手段は?」

2025年2月掲載の相談では、35cmの糸がすべて体内へ入っています。
相談者は、意図的に糸を出す方法があるか研究所へ尋ねました。

研究所は、そのような方法は思い当たらないと回答しています。
その後、内視鏡手術でチップが摘出されました。

研究所は、糸やしっぽを鉗子でつかむ処置を医師へ任せる考えを示しています。

(出典:ok-lab's diary 2025年02月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2025/02/22/122939


この記事のまとめ

知りたいこと答え
一言で言うと糸やループは病院でつかむ手掛かりになります。
知っておきたい言葉糸端、鉗子、内視鏡、膀胱落ちが関係します。
何が起きるのか糸が残っても、摘出まで時間を要する場合があります。
メーカーの対策二本糸、ループ、糸接続穴が検討されました。
時期による変化糸を残す考えから二本糸やループへ進みました。
現行商品と値段糸追加や両端ループ糸などが掲載されています。
よくある不安糸が残っても確実に取り出せるとは限りません。

出典:ok-lab's diary(岡田快適生活研究所)。
写真・動画は各元記事をご覧ください。