このページは、岡田快適生活研究所(OKラボ)の代表・岡田さんが書いている開発日誌
「ok-lab's diary」(https://ok-lab.hatenablog.com/)の記事をもとに、
テーマ「電極の極の組み合わせと安全」に関する話だけを掲載日順にまとめたものです。
過去の価格・寸法は日誌の記載時点のもの、今の価格は公式サイトの現行商品一覧(2026年9月4日取得)にもとづいています。
一言で言うと
一穴二極は水分や距離で通電が変わり得ます。
研究所は初心者向けに一穴一極を原則化しました。
現在の電極加工は現行一覧で確認できません。
読む前に知っておきたい言葉
| 言葉 | やさしい説明 |
|---|---|
| 電極 | 低周波治療器から電気を流すための接点 |
| 一穴一極 | 一つの粘膜組織には一つの電極とする考え |
| 一穴二極 | 同じ粘膜組織の中に二つの電極を置く構成 |
| 短絡 | 二つの極が近い経路でつながる状態 |
| 人体内部抵抗500Ω | 岡田さんが極間に確保したいとした抵抗 |
| コンデンサー | 日誌では標準パッドが果たすとされた役割 |
| 二極直列・並列 | 2026年2月に完成品が紹介された二構成 |
何が起きるのか:電極の極の組み合わせで変わる通電と安全
極の位置、水分、接触状態によって通電の感じ方や負担が変わります。
一穴二極は水分で電流が変わり得る

2018年12月掲載の相談では、直腸用チップへの二極設置が希望されました。
岡田さんは、腸内の水分で二極間の電流量が変わる可能性を書いています。
液体で満たされた極端な条件では、短絡も考えられるとの見解でした。
研究所では治療器との適合性までは判断できないと回答しています。
この相談について、使用後の結果の記載はありません。
岡田さんは、経験のない人からの電極チップ依頼は受けないと書いています。
(出典:ok-lab's diary 2018年12月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20181208/1544250742
人体内部抵抗500Ωを極間に残した
2019年3月掲載では、二つのチップに一極ずつ設けた試作品が紹介されました。
一方を直腸側、もう一方を尿道側とする構成です。
岡田さんは、極間に人体内部抵抗500Ωを残したいと書いています。
皮膚側の抵抗が低くなっても、内部抵抗は介在するとの考えでした。
この試作品について、使用後の結果の記載はありません。
岡田さんは、この構成を安全寄りの案として説明しています。
(出典:ok-lab's diary 2019年3月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/03/16/165528
一穴二極では刺激を感じたとの報告も届いた
2019年5月掲載の続報では、一穴一極で刺激を感じにくかった人が主役です。
研究所は、同じ側へ置く二つ目の一極チップを送りました。
相談者は、二つを組み合わせると刺激を感じられたと報告しています。
治療器のレベルが8(10)以上になると痛みに変わったとのことです。
岡田さんは、この相談者には一穴二極のほうが合ったと判断しています。
同時に、強さを上げるほどよいとは書いていません。
(出典:ok-lab's diary 2019年5月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/05/25/144939
電極の極の組み合わせと安全で不整脈を報告した
2019年5月掲載で、岡田さんは電極チップの自己試験について書いています。
以前の導通試験では、心不全を起こして3時間ほど休んだとのことです。
再試験では、ボリューム2付近で不整脈が起きたとしています。
その後二時間ほど、仕事ができない状態だったとの説明です。
岡田さんは、以後は電極の自己試験を行えないと結論づけました。
研究所は、自ら十分に試せない製品の扱いを考え直すと書いています。
(出典:ok-lab's diary 2019年5月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/05/04/162111
一穴二極の直結は強いショックも起こり得る
2023年8月掲載では、標準電極パッドの構造が取り上げられました。
岡田さんは、パッドがコンデンサーとして働くという情報を紹介しています。
片方がパッドなら、安全性を確保しやすいとの見解でした。
二極とも体へ直接つなぐ構成には、その働きが入らないとしています。
故障時には強いショックが起こる可能性があるとの注意です。
岡田さんは、初心者には片方を標準パッドにする案を挙げています。
(出典:ok-lab's diary 2023年8月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2023/08/26/122534
一穴二極は位置で短絡に近い変化も出た
2024年4月掲載では、ステンレス電極を使った人の感想が紹介されました。
体勢によって刺激が弱くなったり、強くなったりしたとの報告です。
相談者は、二極が近づくと短絡に近い状態になると考えていました。
もう一極の位置を変えたところ、感じ方も変わったとの続報です。
岡田さん自身は、この組み合わせを試せないと書いています。
岡田さんは、一極を尿道外に置く案も考えられると述べています。
(出典:ok-lab's diary 2024年4月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/04/27/122924
二極直列・並列がともに製作された
2026年2月掲載では、二極直列と二極並列が同時に紹介されました。
どちらも撚り糸ケーブルを複数使う構成でした。
一方にはサージカルステンレスのショートMが使われています。
もう一方は、樹脂製の電極チップを連結する仕様です。
完成後の使用感や安全性について、結果の記載はありません。
岡田さんは、機能だけでなく外観も大切だと書いています。
(出典:ok-lab's diary 2026年2月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2026/02/07/122919
電極の極の組み合わせと安全へのメーカーの答え・対策
研究所は一穴一極を基本とし、経験者の特注だけ個別に判断しました。
電極の極の組み合わせと安全は一極を優先した

2019年4月掲載で、研究所は一穴一極を原則にしました。
一つの粘膜組織に置く電極を一極だけにする方針です。
別の一極は、ほかの組織や標準パッド側に置く考えでした。
岡田さんは、極間へ人体内部抵抗500Ωを介在させたいと説明しています。
同じ粘膜表面への電流集中を避ける狙いも書かれています。
当時の注文は、一穴一極という条件に限って受ける案内でした。
(出典:ok-lab's diary 2019年4月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/04/13/150233
一穴二極より標準パッド入りを先に置いた
2023年8月掲載で、ステンレス製の一極電極が試験販売されました。
もう一極に治療器の標準パッドを使える構成です。
岡田さんは、パッドを含む回路の刺激を比較的柔らかいと考えています。
二極とも金属電極にすると、電流が直接流れる構成になるとの説明です。
研究所は、直接つなぐ二極や三極には故障時の注意を添えました。
岡田さんは、初めは標準パッドを含む組み合わせを挙げています。
(出典:ok-lab's diary 2023年8月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2023/08/26/122534
一穴二極を一極でも選べる端子にした
2024年7月掲載では、樹脂製二極チップの端子変更が相談されました。
撚り糸ケーブルと二つのスナップボタンを組み合わせる依頼です。
試作品は、テスターによる接続確認を通ったとのことです。
端子を分けることで、一極だけを使う構成も選べると書かれています。
一方で、細いケーブルには断線の危険があるとの回答でした。
研究所は、チューブ被覆と端子一体化で強度を補う案を示しています。
(出典:ok-lab's diary 2024年7月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/07/20/123059
電極の極の組み合わせと安全で三極案を断った
2024年7月掲載では、二極から三極へ広げる提案が寄せられました。
岡田さんは、三極にする利点を理解できないと回答しています。
指定されたフラット型補助チップは、小さすぎるとの判断でした。
中央の空洞と樹脂部分により、接触面も不足すると考えたためです。
代案として、ショートチップ程度の大きさが必要と書いています。
提案された三極仕様が完成したという結果の記載はありません。
(出典:ok-lab's diary 2024年7月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/07/27/122927
血尿が出たときは、量が少なくても初めてでも、様子を見ずに泌尿器科を受診してください。
突然尿が出なくなったとき、器具が取り出せなくなったときは、自分で対処せず直ちに医療機関(救急を含む)を受診してください。
一穴一極・一穴二極は時期でこう変わった
| 時期(掲載年月) | そのころの状態 |
|---|---|
| [2018年12月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20181208/1544250742) | 一穴二極で水分による短絡を懸念 |
| [2019年3月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/03/16/165528) | 1極3000円、2極5000円へ変更 |
| [2019年4月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/04/13/150233) | 一穴一極を受注の原則に設定 |
| [2019年5月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/05/11/152432) | 経験者の一穴二極は個別対応 |
| [2022年5月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/05/07/123013) | 1本コード案は没、1チップ2極は受付 |
| [2023年8月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2023/08/26/122534) | ステンレス一極を試験販売 |
| [2023年9月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2023/09/02/122918) | ステンレス二極の直結型を提示 |
| [2024年7月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/07/20/123059) | 二極から一極を選べる端子を試作 |
| [2024年12月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/12/07/122832) | ステンレスの平行コード接続に対応 |
| [2026年2月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2026/02/07/122919) | 二極直列・並列の両構成を製作 |
電極の極の組み合わせに関係するOKプロステートチップの商品と値段
現行一覧では、電極加工そのものの商品項目を確認できません。

| 現行商品 | 税込価格 | 電極との関係 |
|---|---|---|
| OKプロステートお尻チップ 樹脂素材1コブUターン型 | 税込5500円 | 2024年2月掲載で一極特注の本体 |
2024年2月掲載では、この本体に一極を付ける特注が受けられました。
ただし、現行一覧に電極加工の独立した商品名や価格はありません。
現行一覧で対応する商品を確認できません。
2019年4月掲載の電極加工は、本体価格に4000円を加える方式でした。
2023年8月掲載のステンレス一極も、通常価格に税抜4000円加算でした。
どちらも掲載当時の価格であり、現在の電極加工価格ではありません。
この本体の現在の値段は公式サイトで確認できます。

材料には、電極商品の販売終了を明記した記述はありません。
過去の特注名だけから、現在も同じ加工を頼めるとは判断できません。
電極の極の組み合わせのよくある不安
「一穴二極は注文できる?」
2019年5月掲載の相談者は、一穴二極の再製作を希望しました。
当時の原則が一穴一極へ変わり、注文できないと考えたためです。
岡田さんは、知識と経験がある人の依頼は断らないと回答しました。
相談者が望んだ2mm間隔での製作にも応じる考えを示しています。
その後は別形状の二極案へ相談内容が変わりました。
岡田さんは、初心者には一穴一極を提案すると書いています。
(出典:ok-lab's diary 2019年5月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/05/11/152432
「一穴二極でなく一極を作れる?」

2023年8月掲載では、ステンレスチップを一極にする相談が主役です。
当初は、はんだ付けとケーブル強度の問題から対応できませんでした。
研究所は、別の接続方法なら可能性があると回答しています。
その後、ナイロン糸撚り込みケーブルで接続方法を確立しました。
ステンレスチップ全体を一極にする仕様が試験販売されています。
研究所は、スナップボタン式と切りっぱなしの両案を示しています。
(出典:ok-lab's diary 2023年8月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2023/08/26/122534
「一穴二極から三極にできる?」
2024年7月掲載の相談では、二極案に三極構成が追加されました。
相談者は、二枚の補助チップを別々の極にする案を出しています。
岡田さんは、三極にする意味を理解できないと答えました。
指定された補助チップでは、電極面が足りないとの判断です。
ショートチップを二枚重ねる案なら考えられると回答しています。
三極仕様が製作されたという結果の記載はありません。
(出典:ok-lab's diary 2024年7月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/07/27/122927
「一穴二極は短絡する?」
2019年2月掲載では、極間が数ミリの電極案が相談されました。
岡田さんは、尿による短絡を心配して10mm程度離す案を出しました。
相談者は、使用中の治療器では極が触れても刺激が消えるだけと回答しました。
相談者によると、電極は2mm離れれば通電したとのことです。
これは相談者が使った機器についての説明で、共通仕様ではありません。
岡田さんは、実製品では極間を空けて試作すると回答しています。
(出典:ok-lab's diary 2019年2月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/02/23/142754
この記事のまとめ
| 知りたいこと | 答え |
|---|---|
| 一言で言うと | 一穴二極には短絡や強い刺激への注意が必要 |
| 知っておきたい言葉 | 一穴一極と一穴二極では電流経路が異なる |
| 何が起きるのか | 水分、極間距離、接触位置で感じ方が変わる |
| メーカーの答え・対策 | 初心者向けには一穴一極を原則化した |
| 時期による変化 | 一極重視から直列・並列の特注まで広がった |
| 商品と値段 | 現行一覧に電極加工の商品項目はない |
| よくある不安 | 経験者向け特注は個別判断とされてきた |
出典:ok-lab's diary(岡田快適生活研究所)。
写真・動画は各元記事をご覧ください。