このページは、岡田快適生活研究所(OKラボ)の代表・岡田さんが書いている開発日誌
「ok-lab's diary」(https://ok-lab.hatenablog.com/)の記事をもとに、
テーマ「潤い不足だと奥へ進まない」に関する話だけを掲載日順にまとめたものです。
過去の価格・寸法は日誌の記載時点のもの、今の価格は公式サイトの現行商品一覧(2026年9月4日取得)にもとづいています。
この記事は、潤い不足で器具が奥へ進まない問題について、相談とメーカーの答え、素材や部品の試作をまとめたものです。
無理を避ける考え方や、乾燥以外の可能性、病気の心配があるときの受診も紹介しています。
※このページは販売元・製造元とは関係のない個人の読書メモです。記載は元記事の時点の情報で、正確さや安全性を保証しません。医療機器ではなく、健康上の判断は医師にご相談ください。最新情報は公式サイトでご確認ください。広告を含みます。
一言で言うと
岡田さんは、潤い不足で進みにくくなると考えています。
メーカーは、乾いた状態での無理な動きを勧めていません。
2026年4月には、岡田さんもゼリーを試しています。
読む前に知っておきたい言葉
| 言葉 | やさしい説明 |
|---|---|
| 尿道(尿の通り道) | 尿が体外へ出るときに通る場所です。チップが通過する場所でもあります。 |
| 前立腺(チップの刺激対象となる部位) | 日誌でチップを置く場所として説明される体の部位です。体内での働きは、この材料では説明されていません。 |
| 潤滑剤(滑りを助けるもの) | ローションやゼリーなどです。日誌では、チップと尿道の摩擦を減らす目的で登場します。 |
| 留置(体内に置いたままにすること) | チップを体内にとどめることです。日誌では、刺激を持続させる目的で使われる言葉です。 |
| 二連チップ(チップをつないだ器具) | チップを連結したものです。2018年1月の日誌では、位置を確認しやすくする利点が挙げられています。 |
| 括約筋(尿道を締める筋肉) | 尿道を締めたり開いたりする筋肉です。日誌では排尿との関係が説明されています。 |
| 癒着(日誌でいう粘膜への張り付き) | チップと粘膜が張り付く状態を指しています。岡田さんが摩擦や違和感を説明する際に使う語です。 |
| シリコ2線平行ケーブル | 平行コードをシリコンチューブで覆った部品です。チップを進める補助として開発されました。 |
| エポキシ樹脂(有関節部品の表面を覆う素材) | 2025年11月の部品で表面に使われた樹脂です。岡田さんは、摩擦を減らす点を評価しています。 |
| 有関節ニチノールナイロン | 異なる糸を組み合わせ、樹脂で覆った部品です。チップの挿入を補助する目的で開発されました。 |
何が起きるのか:潤い不足で入らないときの変化
OKプロステートチップは、尿道を通して前立腺を刺激するための小さな器具です。
日誌では、体内に置くチップと、その後ろにつながる糸やケーブルが登場します。
この話の対象は、チップの表面と尿道の内側にある潤いです。
岡田さんは、潤滑剤や体の分泌物による潤いが、チップの滑りに関わると書いています。
後年には、チップだけでなく、尿道内に入るシリコンチューブの摩擦も話題になります。
潤い不足で入らない問題は素材選びに関わった
2017年10月掲載の日誌では、潤滑の問題が初期開発の難所だったと紹介されています。
岡田さんは、短いチップでは途中でローションが失われ、動きが重くなると書いています。
シリコーンやほかの樹脂も試したものの、長時間の留置では摩擦に不満が出たとのことです。
そのため、潤いが少ない状態での動きやすさを理由に、ガラスを選んだと説明しています。
これは当時の岡田さんによる試作評価です。
岡田さんは、ガラスにも破損の可能性があると注意を添えています。
(出典:ok-lab's diary 2017年10月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20171005/1507210406
潤い不足で入らない樹脂でも二連試作は進んだ
2018年1月掲載の日誌では、ガラス同士の接触で割れないかという質問が紹介されています。
岡田さんは、割れないとは断言できないため、樹脂の二連品も提供すると答えています。
以前の樹脂のテストでは、乾燥した状態で奥まで進まないこともあったとのことです。
一方、新しい二連試作は、岡田さんのテストでローションなしでも進んだと書かれています。
連結部の長さは2mm限定で、予定価格は税抜き4000円でした。
ガラスの破損が不安な場合の選択肢として、樹脂も案内されています。
(出典:ok-lab's diary 2018年01月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180121/1516504265
潤い不足で入らない問題は接触面にも及ぶ
2020年1月掲載の相談では、長時間の留置や、形状による違いが質問されています。
注文品は、OKプロステートチップ 陶器素材セミロング勾玉タイプです。
岡田さんは、乾燥した内部でのチップと粘膜の癒着を、トラブルの要因と考えています。
ねじれた形状では接触面が固定されにくく、張り付きにくいのではないかと説明しています。
返事を受けた相談者は入金を済ませていますが、使用後の結果の記載はありません。
痛みについては、岡田さんも痛くないという保証はないと書いています。
(出典:ok-lab's diary 2020年01月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2020/01/25/150127
潤い不足で入らないときは無理を勧めない
2021年5月掲載の報告では、補助部品を複数付けたチップの使用中に出血しています。
相談者は、その前にチップが奥へ進みにくくなったと伝えています。
岡田さんは、強い摩擦に加え、部品同士が粘膜を挟んだ可能性も挙げています。
出血の原因を潤い不足だけに決めた回答ではありません。
岡田さん自身も、排尿後なのに奥へ進まないことがあると書いています。
以前は入ったという理由で無理をせず、そのときの体の状態を考えるよう案内されています。
(出典:ok-lab's diary 2021年05月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/05/29/125928
潤い不足で入らない相談はゼリー使用後にもある
2022年2月掲載の相談では、チップに潤滑ゼリーを付けても進まないと訴えています。
使用品は、OKプロステートチップ フラット面カーブ型 セミロングタイプ(生体適合樹脂)です。
相談者は、分泌液が少なく、粘膜に張り付くように感じると説明しています。
奥まで潤滑ゼリーを届ける方法も尋ねています。
岡田さんは、奥の潤いを確保する考え方を返していますが、その後の結果の記載はありません。
返事では、チップに付けた潤滑が途中で失われることも考慮されています。
(出典:ok-lab's diary 2022年02月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/02/26/123231
潤い不足で入らないと線の変形も問題になる
2022年7月掲載の相談では、痛みを感じた製品から針金が出ていたと報告されています。
相談者は使用をやめ、4線から別の方式への交換が可能か尋ねています。
岡田さんは、先端が止まった状態で力が加わり、線が曲がった可能性を挙げています。
線自体の修理はできないものの、付け替えには対応可能と答えました。
交換後の結果の記載はありません。
岡田さんは、潤いがなく体が受け付けないときの押し込みを控えるよう案内しています。
(出典:ok-lab's diary 2022年07月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/07/09/123142
潤い不足で入らない課題は新しいカバーにも残った

2023年10月掲載の日誌で、シリコ2線平行ケーブルが発表されました。
平行コードを外径4mmのシリコンチューブに収めた部品です。
同時に、4線・6線・ペッサリーは、耐久性の問題で提供中止になったと説明されています。
新方式の封入費用は、掲載時点で税抜2000円でした。
岡田さんは、新方式でも、乾いた粘膜には張り付いて進まないと書いています。
チップ側の部品と尿道の双方に潤いが必要だと説明されています。
(出典:ok-lab's diary 2023年10月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2023/10/14/122718
潤い不足で入らない試作品は発売を見合わせた
2026年3月掲載の日誌では、数珠チップレスのテストが予想どおりに進まなかったとのことです。
岡田さんは、滑りが良くなると期待していたのに、留置が難しかったと書いています。
1mmチューブ版では、前立腺まで進むのに10分以上かかったとのことです。
2mmチューブ版も最初は進まず、後の試行で通過したとのことです。
この時点では、岡田さんはローションを使わない方針も述べています。
提供は、さらに納得できる製品になってからと案内されています。
(出典:ok-lab's diary 2026年03月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2026/03/07/122907
潤い不足で入らないテストでゼリー購入に転じた
2026年4月掲載の日誌では、岡田さんがゼリーを購入したと書いています。
取り出し器の試作で、チップの横を通す際の滑りを良くしたいと考えたためです。
体の分泌液だけでは、繰り返すうちに摩擦が増し、進まなくなると説明しています。
ゼリーを使うことで、繰り返しテストできたとのことです。
一方、取り出し器は完成に遠く、確実に取り出せる方法も思いつかないと書いています。
チューブには粘り気が弱いものが適するかもしれないと案内しています。
(出典:ok-lab's diary 2026年04月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2026/04/11/122913
「潤い不足で入らない」へのメーカーの答え・対策
メーカーの答えは、潤いと摩擦を重視し、進まないときに無理をしないというものです。
潤い不足で入らないときは先端の状態も関係する
2018年1月掲載の説明では、ローションが途中で失われることが取り上げられています。
岡田さんは、体の分泌液が出ても、奥にあるチップの先端まで潤うとは限らないと書いています。
潤滑剤を付けたという事実と、必要な場所に潤いが残ることを分けて説明しています。
入り口だけでなく、移動先の状態も関わるという考え方です。
また、初めての体験で短期間に奥まで届くことを求める姿勢にも触れています。
岡田さんは、到達を急がず、長い時間をかけて考える商品だと案内しています。
(出典:ok-lab's diary 2018年01月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180127/1517054930
潤い不足で入らない課題から専用チューブを試作した
2024年3月掲載の日誌では、奥へ液体を届けるチューブを試作したと報告されています。
開発の狙いは、必要な場所の潤いを補うことだったと岡田さんは書いています。
テストでは、先端側に潤いが生じると進みやすくなったとのことです。
一方、液体の粘りによって、細い部分が詰まることも説明しています。
当時の案内は、4mmチューブ部の長さが25cmまでで税抜500円でした。
岡田さんは、積極的に勧めるほどのものではなく、試作結果の報告としています。
(出典:ok-lab's diary 2024年03月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/03/09/122635
潤い不足で入らない対策で表面素材を見直した

2025年11月掲載の日誌では、有関節ニチノールナイロンの仕様が示されました。
皮膚に触れる部分には、エポキシ樹脂が使われています。
岡田さんは、乾燥時に抵抗が強くなるシリコンチューブとの違いを説明しています。
今回の部品は4mm程度に収まり、従来の押し込み可能な製品より摩擦が少ないと評価しています。
岡田さんのテストでは、試作した製品がいずれも進んだとのことです。
ただし、入りやすい反面、留置中は抜けやすいという注意も添えています。
(出典:ok-lab's diary 2025年11月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2025/11/29/122908
血尿が出たときは、量が少なくても初めてでも、様子を見ずに泌尿器科を受診してください。
突然尿が出なくなったとき、器具が取り出せなくなったときは、自分で対処せず直ちに医療機関(救急を含む)を受診してください。
「潤い不足で入らない」は時期でこう変わった

| 時期(掲載年月) | そのころの状態 |
|---|---|
| [2017年10月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20171005/1507210406) | 乾燥時の摩擦を理由にガラスを選定 |
| [2018年1月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180121/1516504265) | 樹脂二連品を税抜き4000円で発売予定 |
| [2018年3月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180310/1520672565) | 摘出報告後、二連品の先頭を30mm以上へ |
| [2022年7月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/07/09/123142) | 線の修理は不可、付け替えで対応と回答 |
| [2023年10月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2023/10/14/122718) | 4線・6線・ペッサリーの提供中止を説明 |
| [2024年3月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/03/09/122635) | 奥の潤いを補うチューブを試作 |
| [2024年6月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/06/01/123036) | 挿入補助として二重チューブを試作 |
| [2025年11月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2025/11/29/122908) | 樹脂表面の有関節部品を低摩擦と評価 |
| [2026年3月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2026/03/07/122907) | 数珠チップレスの発売を見合わせ |
| [2026年4月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2026/04/11/122913) | 岡田さんが試作テストにゼリーを導入 |
「潤い不足で入らない」に関係するOKプロステートチップの商品と値段
乾燥に関する相談に登場した現行商品は、次のとおりです。
この話に出てきた商品
| 現行商品 | 税込価格 | この話との関係 |
|---|---|---|
| OKプロステートチップ 陶器素材セミロング勾玉タイプ | 5500円 | 2020年1月掲載の相談で、長時間の留置や形状の質問に、乾燥と張り付きの説明が返されています。 |
| OKプロステートチップ フラット面カーブ型 セミロングタイプ(生体適合樹脂) | 6050円 | 2022年2月掲載の相談で、潤滑ゼリーを付けても粘膜に張り付くように進まないと報告されています。 |
(出典:ok-lab's diary 2020年01月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2020/01/25/150127
(出典:ok-lab's diary 2022年02月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/02/26/123231
日誌がすすめた商品
日誌にすすめはありません。
4線・6線・ペッサリーは、2023年10月掲載時点で提供中止と説明されています。
樹脂の旧二連試作・特注品は、現行一覧で対応する商品を確認できません。
シリコ2線平行ケーブルも、現行一覧で対応する商品を確認できません。
潤滑用の試作チューブと二重チューブの追加仕様は、現行一覧で対応する商品を確認できません。
有関節ニチノールナイロンも、現行一覧で対応する商品を確認できません。
数珠チップレスは、現行一覧で対応する商品を確認できません。
2026年3月の日誌では、提供を先送りする考えが示されています。
「潤い不足で入らない」のよくある不安
日誌では、無理な押し込みを勧めず、乾燥以外の可能性も残しています。
「潤い不足で入らないなら無理は禁物?」
2020年2月掲載の相談では、中でつかえるため、無理に入れないほうがよいかと尋ねています。
岡田さんは、進まない理由として潤い不足を重く見ています。
一方、個人差による別の理由までは分からないと答えています。
相談者がその後どうなったか、結果の記載はありません。
岡田さんは、乾いた粘膜を無理に動かすことは出血につながるとして、勧めていません。
(出典:ok-lab's diary 2020年02月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2020/02/29/155031
「潤い不足で入らないだけですか?」
2024年6月掲載の相談では、プロステートエイリアンが一度しか奥へ進まないと尋ねています。
岡田さんは、そのときの潤いの違いを原因候補にしています。
ただし、先端の曲がる向きや部品の大きさ、ワイヤーのしなりも挙げています。
どこまで進んでいるかも確かではなく、回答後の結果の記載はありません。
岡田さんは、潤滑の状態による進みやすさの変化にも目を向けるよう案内しています。
(出典:ok-lab's diary 2024年06月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/06/29/123044
「潤い不足で入らないときは受診?」
2025年4月掲載の相談では、繰り返し試した後、以前通れた場所も通りにくくなったと訴えています。
岡田さんは、繰り返すうちの乾燥に加え、ストッパーが難しさを増す可能性を挙げています。
相談者は、硬い塊や病気の可能性についても尋ねています。
その後の診断や使用結果の記載はありません。
病気の心配については、泌尿器科の受診を勧めています。
(出典:ok-lab's diary 2025年04月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2025/04/26/122909
この記事のまとめ
| 知りたいこと | 答え |
|---|---|
| 一言でいうと何が大切ですか | 岡田さんは、進みにくさと潤い・摩擦の関係を重視しています。 |
| 潤いとは何のことですか | チップ表面と尿道内の滑りを助ける、潤滑剤や体の分泌物です。 |
| どんな問題が紹介されていますか | 張り付き、進みにくさ、出血、補助する線の変形などです。 |
| メーカーの答えは何ですか | 潤いと接触面を考え、体が受け付けないときの無理を避けるというものです。 |
| 昔から何が変わりましたか | 素材や補助部品の試作が進み、2026年4月にはゼリーも試されています。 |
| 現行商品と価格はどう見ますか | 相談に出た商品は掲載していますが、旧試作・特注の現行対応は確認できません。 |
| 不安があるときの日誌の答えは何ですか | 乾燥以外の原因も考え、病気の心配には受診を勧めています。 |
出典:ok-lab's diary(岡田快適生活研究所)。
写真・動画は各元記事をご覧ください。