このページは、岡田快適生活研究所(OKラボ)の代表・岡田さんが書いている開発日誌
「ok-lab's diary」(https://ok-lab.hatenablog.com/)の記事をもとに、
テーマ「チューブの太さとワイヤーの被覆」に関する話だけを掲載日順にまとめたものです。
過去の価格・寸法は日誌の記載時点のもの、今の価格は公式サイトの現行商品一覧(2026年9月4日取得)にもとづいています。
一言で言うと
細くすると柔らかさと反発力が変わります。
用途ごとに被覆径と構造が選び直されています。
2026年8月掲載では2線被覆が標準です。
読む前に知っておきたい言葉
| 言葉 | やさしい説明 |
|---|---|
| 1mmチューブ | 外径1mm・内径0.5mmとして使われた細い管 |
| 2mmチューブ | 外径2mm・内径1mmとして使われた管 |
| シリコンチューブコーティング | ケーブルやワイヤーをチューブで覆う仕様 |
| ニチノール糸 | 形状記憶合金ワイヤーを糸として使う部品 |
| シリコ2線平行ケーブル | 平行ケーブルをシリコンチューブで包んだもの |
| ダブルチューブ | 内側のチューブを別のチューブで覆う構造 |
何が起きるのか:1mmチューブ/2mmチューブと被覆の違い
チューブの太さを変えると、外径だけでなく腰や摩擦、接続方法も変わります。
チューブの太さは6mmから4mm案へ変わった

2022年7月掲載の相談では、外径6mm部分の痛みが伝えられました。
相談者は、透明チューブを一回り細くしたいと望みました。
研究所は当初、内径4mmのまま外径5mmとなる管を探しました。
しかし該当する管が見つからず、外径6mmで作ると回答しました。
その後、筒の内側に外径4mm・内径3mmの管を収める案が示されました。
岡田さんは、2系統のコードには当時の4mm仕様が使えないと案内しています。
(出典:ok-lab's diary 2022年07月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/07/09/123142
チューブの太さに5mmが加わり三種類になった
2022年7月掲載の日誌では、外径4mm品の腰の弱さが課題になりました。
多連結チップへ接続すると、押す力に対して弱いと岡田さんは書いています。
そこで外径5mm・内径3mmのチューブが追加されました。
外径4mm品と内径は同じですが、肉厚が増すため腰も強くなります。
この時点の構成は、外径6mm、5mm、4mmの三種類でした。
岡田さんは、チップ数や必要な曲がり方で使い分ける考えを示しています。
(出典:ok-lab's diary 2022年07月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/07/23/123014
2mmチューブで接続部の補強が必要になった

2022年8月掲載では、ワイヤー入りチューブの仕様が変更されました。
外径3mm・内径2mmから、外径2mm・内径1mmへの変更です。
細くなったことで、チップ側の接続端子も細くする必要が生じました。
細い端子だけでは強度を確保しにくいと説明されています。
研究所は、接続部を樹脂で補強する構造へ変えました。
岡田さんは、細さだけでなく接続強度も必要だと書いています。
(出典:ok-lab's diary 2022年08月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/08/13/122909
1mmチューブは見た目と反発力が両立しなかった
2022年9月掲載では、折れ曲がり対策用の管が変更されました。
外径2mmから、外径1mm・内径0.5mmへの変更です。
内径0.5mmには、約0.25mmの糸2本が収まると説明されています。
岡田さんは、隙間が減って外観も整うことを優先しました。
一方で、1mm品は薄く、2mm品より反発力が弱いとのことです。
当時は1mmを標準とし、希望があれば2mmでも作る案内でした。
(出典:ok-lab's diary 2022年09月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/09/03/122644
ワイヤーの被覆は1mmから2mmへ変更された

2024年10月掲載では、裸の0.3mmワイヤーが試されています。
岡田さんは、一部が外へ出た際に痛みを感じたと書いています。
細いワイヤーが粘膜へ食い込む可能性を考え、裸仕様を断念しました。
一般向けは、全体をチューブで覆う方針へ変更されています。
試作時の1mm品は、強度とクッション性に不安があると判断されました。
正式仕様は2mmチューブへ変えると岡田さんは案内しています。
(出典:ok-lab's diary 2024年10月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/10/19/122847
チューブの太さは2.5mmへ訂正された

2024年11月掲載では、試作品を取り違えた経緯が説明されました。
岡田さんは、旧仕様の外径2mm品で使用感を確認していました。
その際には、刺すような違和感を感じることがあったとのことです。
正しい外径2.5mm品では、その感覚はなかったと書いています。
特許申請文では、外径2.5mm、厚み0.5mmとされていました。
岡田さんは、製品のチューブ径を2.5mmに決めたと訂正しています。
(出典:ok-lab's diary 2024年11月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/11/30/122919
1mmチューブ/2mmチューブへのメーカーの答え・対策
岡田さんの答えは、細さだけを優先せず、反発力と被覆範囲も合わせることです。
1mmチューブと2mmは目的で選び分ける
2022年9月掲載時点では、1mm品は見た目の整い方が評価されました。
内径0.5mmと約0.25mmの糸2本が合うとの判断です。
反対に、2mm品は肉厚があり、折れ曲がりへの反発力で上回ります。
そのため、細いほうが常に適するという回答ではありませんでした。
研究所は1mmを標準にしつつ、2mmの希望にも応じる方針でした。
岡田さんは、見た目と折れにくさの優先順位で選べると案内しています。
(出典:ok-lab's diary 2022年09月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/09/03/122644
ワイヤーの被覆は露出を減らす方向になった
2025年9月掲載では、細いニチノール糸への不安が寄せられました。
岡田さんは、裸の細いワイヤーを一般仕様にしにくいと回答しています。
当初はチップ後端から5cmほどを1mmチューブで覆う案でした。
しかし回答直後に、シリコンコーティングへ方針を変えています。
この時期は仕様が毎週変わり、完成形には至っていませんでした。
岡田さんは、完成度を求める場合は仕様の安定を待つ考えを示しています。
(出典:ok-lab's diary 2025年09月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2025/09/06/122911
2mmチューブを4mmで覆う二重化が採られた

2024年6月掲載の相談では、押し込み可能な構造が求められました。
元の2.5mmチューブには、そのための強度がないとの回答でした。
対策は、糸2本入りの2mm品を4mm品で覆うダブルチューブです。
完成形は外径4mm・内径1mmと説明されています。
掲載時点の追加価格は、15cm迄3000円、25cm迄4500円でした。
岡田さんは、乾燥気味の場合は進みにくい可能性も示しています。
血尿が出たときは、量が少なくても初めてでも、様子を見ずに泌尿器科を受診してください。
突然尿が出なくなったとき、器具が取り出せなくなったときは、自分で対処せず直ちに医療機関(救急を含む)を受診してください。
(出典:ok-lab's diary 2024年06月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/06/01/123036
シリコンチューブコーティングは時期でこう変わった
| 時期(掲載年月) | そのころの状態 |
|---|---|
| [2022年7月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/07/09/123142) | ゲートキーパーに外径4mm案を追加 |
| [2022年8月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/08/13/122909) | ワイヤー入り管を外径2mmへ変更 |
| [2022年9月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/09/03/122644) | 折れ対策は1mmを標準、2mmも選択可 |
| [2023年1月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2023/01/07/123115) | 旧4線、6線、ペッサリーを販売中止 |
| [2023年10月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2023/10/14/122718) | 外径4mmのケーブル被覆を提案 |
| [2024年10月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/10/19/122847) | ニチノール被覆を1mmから2mmへ変更 |
| [2024年11月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/11/30/122919) | チップレス用を2.5mmへ訂正 |
| [2025年8月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2025/08/16/122934) | 可変ループ部に約40mmの被覆を追加 |
| [2025年9月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2025/09/06/122911) | 裸線中心からシリコン被覆へ方針変更 |
| [2026年8月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2026/08/29/122931) | 被覆内は2線平行コードが標準 |
チューブの太さとワイヤーの被覆に関係するOKプロステートチップの商品と値段
現行一覧では関係する本体商品を確認できます。
| 現行商品 | 税込価格 | 材料との関係 |
|---|---|---|
| OKプロステート核振チップ 陶器素材ショートタイプ | 税込5500円 | 2025年4月掲載の被覆付き試作の土台 |
| スライドロック式尿道ゲートキーパー | 税込6600円 | 2.5mmや4mmの管を挟む事例に登場 |
OKプロステート核振チップ 陶器素材ショートタイプの価格を確認できます。

スライドロック式尿道ゲートキーパーの価格を確認できます。

シリコ2線平行ケーブル、シリコニチノール、しっぽは特注名です。
現行一覧で対応する商品を確認できません
旧4線、6線、ペッサリーは、2023年1月掲載で販売中止とされています。
現行一覧で対応する商品を確認できません
チューブの太さとワイヤーの被覆のよくある不安
「形状記憶ワイヤーの被覆は必要?」
2024年11月掲載の相談では、被覆の有無による違いが尋ねられました。
岡田さんは、自身の使用感では大きな差がなかったと書いています。
裸の金属には、人によってアレルギーの可能性があるとの回答でした。
被覆すると接続部が太くなり、作業の難易度も上がります。
追加価格は、2024年11月掲載時点で税抜1000円でした。
岡田さんは、金属との接触を避ける面では被覆側が安全と考えています。
(出典:ok-lab's diary 2024年11月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/11/02/122858
「シリコンチューブコーティングは4線可?」
2026年8月掲載の相談では、2線か4線を管へ収める希望が出ました。
研究所は、2線平行コードが標準だと回答しています。
4線では管を大きくする必要があるため、当時は受けられないとのことです。
希望された25cm仕様が完成したかは、結果の記載はありません。
岡田さん側は、4線ではなく2線を標準構造として案内しています。
(出典:ok-lab's diary 2026年08月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2026/08/29/122931
「シリコンチューブコーティングは着脱可?」
2022年12月掲載の相談では、外径6φ・内径4φが指定されました。
相談者は、接続部を着脱して複数のチップを試す構成を望みました。
岡田さんは、需要次第でメスねじを埋め込む案を示しています。
ゲートキーパーの穴を指定寸法にする対応も可能との回答でした。
ただし、その仕様が実際に完成したかは、結果の記載はありません。
岡田さんは、汎用化の範囲と特注需要によって判断すると書いています。
(出典:ok-lab's diary 2022年12月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/12/03/122846
この記事のまとめ
| 知りたいこと | 答え |
|---|---|
| 一言で言うと | 太さで柔らかさ、反発力、摩擦が変わる |
| 知っておきたい言葉 | 1mm、2mm、被覆、ニチノールが中心 |
| 何が起きるのか | 細くすると接続強度や腰も変化する |
| メーカーの答え・対策 | 用途別の選択とワイヤー被覆で対応 |
| 時期による変化 | 1mm、2mm、2.5mm、4mmが使い分けられた |
| 現行商品と値段 | 核振チップとゲートキーパーを確認できる |
| よくある不安 | 被覆の要否、4線対応、着脱が相談された |
出典:ok-lab's diary(岡田快適生活研究所)。
写真・動画は各元記事をご覧ください。