弁理士・弁護士への相談|販売・取説・特許の判断材料になった【OKプロステートチップ】

このページは、岡田快適生活研究所(OKラボ)の代表・岡田さんが書いている開発日誌
「ok-lab's diary」(https://ok-lab.hatenablog.com/)の記事をもとに、
テーマ「弁理士・弁護士への相談」に関する話だけを掲載日順にまとめたものです。
過去の価格・寸法は日誌の記載時点のもの、今の価格は公式サイトの現行商品一覧(2026年9月4日取得)にもとづいています。

一言で言うと

事故や法的な疑問が専門家への相談につながりました。

相談後に仕様・取説・公開方針が変わりました。

相談対象の仕様は現行一覧で照合できません。


読む前に知っておきたい言葉

言葉やさしい説明
弁理士特許・商標・意匠などの知的財産を相談した専門家
弁護士販売リスクや商品説明の位置づけを相談した専門家
特許製品の構造や仕組みに関する権利として扱われたもの
商標「核振」などの商品名について検討された権利
意匠日誌では製品の形で登録する権利と説明されたもの
取扱説明書2021年に添付の可否と内容を検討した文書
ジョークグッズ2021年に商品の法律上の位置づけとして検討した呼び方
膀胱ループ2025年に知的財産権を相談した試作部分

何が起きるのか:弁理士・弁護士への相談で判断が変わる

相談内容は、販売継続から特許の範囲まで複数の判断に影響しました。

弁理士・弁護士への相談で販売リスクを調べた

2017年12月掲載の日誌では、販売リスクの調査を弁護士へ依頼しています。
対象は尿道留置具を販売することに伴うリスクでした。

届いたレポートには、日本で尿道器具の販売が少ない理由への見方もありました。
医療用カテーテルの流用が一因ではないかとの内容です。

同じ掲載では、改良部分を含む新しい特許も申請しています。
研究所は、販売と権利の問題を分けて専門家へ相談したと書いています。

(出典:ok-lab's diary 2017年12月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20171231/1514712104

弁理士・弁護士への相談で販売継続を考え直した

二連チップのトラブル原因を検討した日誌の掲載図
出典:OKラボ公式ブログ(ok-lab's diary)「https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180310/1520672565」より引用(二連チップのトラブル原因を検討した日誌の掲載図)

2018年3月掲載の日誌には、二連チップを取り出せない報告が載っています。
相談者は病院で摘出を受けたと伝えています。

岡田さんは販売中止も考え、弁理士や弁護士に相談したと書いています。
相談後、直ちに販売を止める考えはないとの判断を示しました。

一方、同様の報告が続けば再検討する必要があるとも書いています。
研究所は、事故報告を専門家と共有して判断したと説明しています。

(出典:ok-lab's diary 2018年03月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180310/1520672565

弁理士・弁護士への相談で電極特許を見送った

2019年4月掲載の日誌では、電極チップの特許を弁理士へ相談しています。
複数の構成を検討したものの、すべて難しいとの回答でした。

岡田さんは、この回答を受けて特許取得を目指さないと書いています。
ただし、公開された特許文献は開発の参考になったとのことです。

製品側では、一つの粘膜組織に一極とする方針を採用しました。
研究所は、特許性と製品方針を別々に判断したと書いています。

(出典:ok-lab's diary 2019年04月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/04/13/150233

弁理士・弁護士への相談で取説案の矛盾が見えた

2021年7月掲載の日誌では、取扱説明書の添付を弁護士へ質問しています。
商品はジョークグッズとして扱う前提でした。

弁護士の回答では、使用説明はその前提と矛盾するとの指摘でした。
翌週の掲載では、取説を作る方針に多くの問題点が示されています。

その後、弁護士が説明書のver.1を作ったと書かれています。
研究所は、法的な指摘を受けながら文書を分ける方針を選びました。

(出典:ok-lab's diary 2021年07月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/07/17/125832

(出典:ok-lab's diary 2021年07月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/07/24/125923

弁理士・弁護士への相談で海外模倣の限界を確認した

2023年1月掲載の日誌には、中国製の類似品に関する報告が載っています。
顧問弁理士が国内外の権利範囲について回答しました。

その回答では、特許権を得ている地域は日本だけとのことです。
海外での製造販売には、日本の特許権が及ばないと説明されています。

国内への輸出入では権利行使の余地があるとの回答も載っています。
研究所は、個人輸入では難しいという見解も紹介しています。

(出典:ok-lab's diary 2023年01月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2023/01/28/122843

弁理士・弁護士への相談で新製品公開を遅らせた

2024年10月掲載の日誌では、シリコニチノールの権利を相談しています。
意匠は取得できても抜け道が多いとの検討結果でした。

そこで研究所は、意匠ではなく特許を申請する方針を選びました。
公開済みの構成は、申請要素に含めない予定とのことです。

今後の製品には申請範囲と重なる可能性があるとも書かれています。
研究所は、そのため新製品の公開を遅くする方針を示しています。

(出典:ok-lab's diary 2024年10月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/10/26/122649


弁理士・弁護士への相談へのメーカーの答え・対策

研究所は、仕様変更・文書分離・公開保留を相談後の対策にしました。

弁理士・弁護士への相談で二連チップの仕様を変えた

2018年3月掲載の事故報告では、製品内の二つのチップが問題になりました。
岡田さんは、先端側が反転した可能性を考えたと書いています。

それまでの先端側チップは25-28mm程度でした。
今後は先端側を30mm以上にすると決めています。

ただし、30mmでも反転する可能性は残るとの説明です。
研究所は、仕様変更だけで危険がなくなるとは書いていません。

(出典:ok-lab's diary 2018年03月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180310/1520672565

弁理士・弁護士への相談で説明書を二つに分けた

2021年7月掲載の日誌では、弁護士の指摘後も取説を作る方針でした。
弁護士からは、説明書のver.1が提示されています。

研究所は、商品説明書と取扱説明書を切り離しました。
前者ではジョークグッズという位置づけを使っています。

後者にはジョークトリセツという新しい考え方を採用しました。
研究所は、効能や効果を保証しない文書にしたと書いています。

(出典:ok-lab's diary 2021年07月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/07/24/125923

弁理士・弁護士への相談で出願前の公開を止めた

特許出願前の公開範囲を扱った日誌の掲載写真
出典:OKラボ公式ブログ(ok-lab's diary)「https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/12/17/122643」より引用(特許出願前の公開範囲を扱った日誌の掲載写真)

2022年12月掲載の日誌では、出願対象の写真公開を止めています。
弁理士から、旧型の写真も載せないよう指摘を受けたためです。

関連する記述を先に公開すると、申請に影響するとの説明でした。
該当するブログ記事は印刷し、申請時に出す必要もあるとのことです。

岡田さんは、その指摘を受けて公開予定の内容を没にしました。
研究所は、出願前に公開範囲を相談する方針を示しています。

(出典:ok-lab's diary 2022年12月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/12/17/122643

弁理士・弁護士への相談で膀胱ループ販売を保留した

2025年8月掲載の日誌では、ニチノール糸の膀胱ループを試作しています。
岡田さんは、知的財産権を主張できないかと考えたとのことです。

弁理士へ相談し、権利化できそうなら販売を保留する方針でした。
権利化が難しいとの回答なら、翌週に価格を知らせる予定でした。

この掲載時点では、仕様と価格の発表を行っていません。
研究所は、相談結果が出る前には販売を始めないと書いています。

(出典:ok-lab's diary 2025年08月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2025/08/16/122934

血尿が出たときは、量が少なくても初めてでも、様子を見ずに泌尿器科を受診してください。
突然尿が出なくなったとき、器具が取り出せなくなったときは、自分で対処せず直ちに医療機関(救急を含む)を受診してください。


弁理士・弁護士への相談は時期でこう変わった

弁理士・弁護士への相談は時期でこう変わった
時期(掲載年月)そのころの状態
[2017年12月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20171231/1514712104)改良部の特許出願と販売リスク調査を実施
[2018年3月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180310/1520672565)摘出報告後に販売継続と仕様変更を判断
[2018年4月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180407/1523090115)製造ノウハウを公開しない方針を確認
[2019年1月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/01/26/152042)「核振」の商標を申請
[2019年4月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/04/13/150233)電極チップの特許取得を見送る
[2021年7月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/07/24/125923)商品説明書と取扱説明書を分離
[2022年12月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/12/17/122643)出願に触れるブログ写真の公開を停止
[2023年1月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2023/01/28/122843)海外類似品に対する権利範囲を確認
[2024年10月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/10/26/122649)意匠ではなく特許申請を選択
[2025年8月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2025/08/16/122934)相談まで膀胱ループの販売を保留

弁理士・弁護士への相談に関係するOKプロステートチップの商品と値段

弁理士・弁護士への相談に関係するOKプロステートチップの商品と値段

相談対象の特注仕様や試作品は、現行商品と照合できません。

現行一覧で対応する商品を確認できません


弁理士・弁護士への相談のよくある不安

弁理士・弁護士への相談のよくある不安

弁理士・弁護士への相談で製法公開?

2018年4月掲載の相談では、購入者が使用樹脂の製品名を尋ねています。
岡田さんは、知的財産を管理する顧問弁理士へ相談しました。

弁理士の回答は、製造ノウハウに関わるため非公開がよいとの内容です。
研究所は、その回答を理由に製品名を明かしませんでした。

相談しても、技術情報がすべて公開されるわけではありません。
研究所は、製造ノウハウを公開しない方針だと案内しています。

(出典:ok-lab's diary 2018年04月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180407/1523090115

弁理士・弁護士への相談で取説添付?

2021年7月掲載の日誌では、取説を添付できるかが検討されました。
岡田さんは、ジョークグッズの位置づけで弁護士へ質問しています。

最初の回答では、使用説明と商品の建前が矛盾するとされました。
翌週には、弁護士が説明書のver.1を作っています。

最終的に商品説明書とジョーク取扱説明書が分けられました。
研究所は、法的な指摘を反映した形で取説を作ると書いています。

(出典:ok-lab's diary 2021年07月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/07/17/125832

(出典:ok-lab's diary 2021年07月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/07/24/125923

弁理士・弁護士への相談で構造確認?

2023年11月掲載の日誌では、弁理士へ試作品を届けています。
弁理士は、ひょうたんブジーの構造について質問しました。

質問は、二種類のチューブの構成と導尿機能に関する内容です。
岡田さんは、チューブ同士の長さと働きを説明しています。

尿はチューブ内ではなく、チューブの隙間を流れるとの説明でした。
研究所は、実物を示しながら構造を確認したと書いています。

(出典:ok-lab's diary 2023年11月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2023/11/11/122638


この記事のまとめ

知りたいこと答え
一言で言うと専門家への相談が販売・取説・特許判断を変えました
知っておきたい言葉弁理士は知的財産、弁護士は販売リスクの相談先です
何が起きるのか事故や模倣品、取説の問題が具体的な相談につながりました
メーカーの答え・対策仕様変更、文書分離、公開停止、販売保留を選びました
時期による変化リスク調査から出願前の公開管理へ範囲が広がりました
商品と値段相談対象と一致する現行商品は確認できません
よくある不安製法、取説、試作品の構造まで相談対象になりました

出典:ok-lab's diary(岡田快適生活研究所)。
写真・動画は各元記事をご覧ください。