このページは、岡田快適生活研究所(OKラボ)の代表・岡田さんが書いている開発日誌
「ok-lab's diary」(https://ok-lab.hatenablog.com/)の記事をもとに、
テーマ「樹脂は長時間留置に向かない」に関する話だけを掲載日順にまとめたものです。
過去の価格・寸法は日誌の記載時点のもの、今の価格は公式サイトの現行商品一覧(2026年9月4日取得)にもとづいています。
この記事は、樹脂の器具を体内に長くとどめることについて、出血や違和感の報告とメーカーの対策をまとめたものです。
形や振動による評価の変化、別素材の試作、限界の目安が示されていないことが分かります。
一言で言うと
従来の樹脂では、出血や違和感が報告されています。
岡田さんは、形状や振動によって評価を変えています。
2021年には別の樹脂で試作が報告されています。
読む前に知っておきたい言葉
| 言葉 | やさしい説明 |
|---|---|
| 留置(体内にとどめること) | チップを体内にとどめることです。日誌では前立腺などへの刺激を目的としています。 |
| 尿道(尿の通り道) | 尿が通る体内の通路です。チップはその奥を刺激する器具として紹介されています。 |
| シリコーン(試験した柔らかい素材) | 初期開発で試された素材です。チップの材料候補として評価されています。 |
| 尿道粘膜(尿道の内側の組織) | チップが接する部分です。組織の役割については日誌に説明なし。 |
| スクリューデザイン(チップの形の名称) | 樹脂チップに採用された形です。岡田さんは、貼り付きを減らすための変更として説明しています。 |
| 振動子(振動を起こす部品) | チップに付ける部品です。日誌では尿道の奥への刺激に使っています。 |
| 生体適合樹脂(2021年の試作素材) | 2021年5月の試作品に使われた樹脂です。体内での負担を確かめるために試されています。 |
| エポキシ(樹脂の一種) | 日誌が従来品との比較に挙げた樹脂です。チップの素材として使われていました。 |
何が起きるのか:樹脂は長時間留置に向かないとされた理由と変化
OKプロステートチップは、尿道の奥で前立腺を刺激する器具です。
日誌では、前立腺の位置に留置するチップとして説明されています。
樹脂は、ガラスとともにチップ本体の素材として試されています。
開発では、尿道内での動きやすさと、長くとどめた場合の状態が調べられています。
2017年の材料試験から2021年の別素材の試作まで、形状や条件が変わっています。
樹脂は長時間留置に向かないと初期開発で判断
2017年10月掲載の日誌では、岡田さんが素材の試験を振り返っています。
柔らかいシリコーンなどは、潤いのある短時間の試験では好感触だったとのことです。
しかし、長い留置で潤いが失われると、繰り返す摩擦に対応できなかったと書いています。
別の樹脂でも、何日も続けると摩擦の大きさに不満が出たとのことです。
当時はガラスを選んだものの、岡田さんは破損の可能性も認めています。
ガラスについても完全な安全はないと、この時点で注意が書かれています。
(出典:ok-lab's diary 2017年10月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20171005/1507210406
樹脂は長時間留置に向かない目安は示せず
2018年3月掲載の相談では、樹脂の二連チップで血尿が出たと伝えられています。
相談者は前日のお昼から翌日の昼過ぎまで装着し、二日目の午後に血が混じったとのことです。
短時間という説明を受け、具体的にどんな状態が限界なのかを尋ねています。
岡田さんは、連続装着の限界を外から判断する目安はないと答えています。
相談者は装着をやめていますが、その後の回復結果の記載はありません。
岡田さんは、この相談に対して連続使用を避け、休止を挟む考え方を示しています。
(出典:ok-lab's diary 2018年03月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180324/1521875816
樹脂は長時間留置に向かないと部品の試験でも実感
2018年3月掲載の別の報告では、岡田さんが分離型の樹脂部品を試しています。
ガラスを日常的に使っていたところ、新しいタイプのテストを始めたとのことです。
岡田さんは、この10日ほど使い続けたあと、体内に嫌な痛みを感じたと書いています。
出血はなかったものの、一日休止したとのことです。
この部品は、現行一覧で対応する商品を確認できません。
岡田さんは、樹脂では途中で休みを入れないと連続装着が難しいのかもしれないと書いています。
(出典:ok-lab's diary 2018年03月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180324/1521875816
樹脂は長時間留置に向かない原因は相談者の推測
2018年3月掲載の特注相談では、樹脂製品を気に入った相談者が形の変更を望んでいます。
一方、長く使うとガラスより出血や痛みが起きやすく感じたと伝えています。
相談者は、第二チップが乾いて貼り付くことが、痛みや出血の原因ではないかと考えています。
原因の確認や、特注品を使ったあとの結果は材料にありません。
第一チップだけを希望し、岡田さんは形状の都合から長さを4cmから5cmへ変更する案を出しています。
同じ掲載日の日誌で、岡田さんは樹脂の使用時間を限る考え方を示しています。
(出典:ok-lab's diary 2018年03月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180331/1522485734
樹脂は長時間留置に向かないと混合品の試験も中止
2018年4月掲載の相談では、樹脂のロングを好む相談者が、長時間ではきついと伝えています。
その後に使ったガラスの二連結では、接続部の樹脂が剥がれる問題を相談しています。
そこで、第二チップを樹脂に変えた組み合わせを希望しています。
岡田さんは、同じ構成を発売時に試したものの、長時間では問題を感じて取りやめたと答えています。
今回は特注として受けるとしていますが、使用後の結果の記載はありません。
剥がれたチップについては、研究所で糸を付け替える対応も案内されています。
(出典:ok-lab's diary 2018年04月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180428/1524898558
樹脂は長時間留置に向かないとの評価を形状で変更

2018年7月掲載の日誌では、岡田さんがスクリューデザインを試した結果を伝えています。
従来の平らな樹脂では乾燥時に貼り付きやすかったものの、形状変更で解消したと書いています。
岡田さんによると、一週間続けて留置してもトラブルはなかったとのことです。
以前は半日くらいで違和感が出たため、最初の使用感だけで紹介するのを控えたとも書いています。
一週間の体験を経て、樹脂に対する評価が変わったとのことです。
樹脂で十分という当時の判断は、この形を採用できるショートチップについて書かれています。
(出典:ok-lab's diary 2018年07月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180714/1531551648
樹脂は長時間留置に向かない問題に振動を評価
2018年12月掲載の日誌では、岡田さんが振動するタイプを評価しています。
スクリュー形状で貼り付きが減ったことに続き、振動による変化を説明しています。
岡田さんは、揺れるとチップが尿道粘膜から離れるため、貼り付きの問題がなくなると書いています。
ただし、これは岡田さんの説明で、長期的な安全性を確かめた結果は材料にありません。
振動を用いた製品の評価として書かれており、樹脂全般の試験結果ではありません。
日誌では、振動を貼り付きへの対策として案内しています。
(出典:ok-lab's diary 2018年12月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20181222/1545459719
樹脂は長時間留置に向かない問題が双頭型でも残る
2019年2月掲載の日誌では、振動子を2つ付けた双頭核振覚醒チップが取り上げられています。
岡田さんは、振動させないと半日程度で違和感が出たと書いています。
振動で乾燥や貼り付きの心配は減るものの、刺激が強く、1日中の振動は難しいとのことです。
この掲載時点では、問題があるとの判断から、樹脂のロングタイプは販売していないと説明しています。
同じ記事には樹脂のロングタイプの販売開始に向けた価格案もありますが、その後の結果の記載はありません。
岡田さんは双頭型を短時間向けとし、長期留置には振動子が1個の普通の核振チップを挙げています。
(出典:ok-lab's diary 2019年02月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/02/09/152257
樹脂は長時間留置に向かないとの経験に別素材が登場
2021年5月掲載の日誌では、生体適合樹脂による試作品が紹介されています。
造形用の樹脂を輸入して作られ、試作第一号が岡田さんに届いたとのことです。
岡田さんは、5日連続で使った範囲では負担を感じなかったと書いています。
従来のエポキシでは長い留置で違和感が出たという、岡田さんの経験との比較です。
この試作品は、現行一覧で対応する商品を確認できません。
この先の長期使用の結果や使用時間の案内は、材料に記載なしです。
(出典:ok-lab's diary 2021年05月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/05/01/130245
「樹脂は長時間留置に向かない」へのメーカーの答え・対策
岡田さんの答えは、従来品の使用時間を限ることから、形状や振動の評価へ変わっています。
樹脂は長時間留置に向かないと固定時間は案内せず
2018年3月掲載の回答で、岡田さんは乾燥と同じ場所への刺激を問題として考えています。
樹脂が動きにくい状態では、同じ位置の粘膜に負担がかかるのではないかという説明です。
ガラスのロングでも、一か所に動かずとどまった場合には出血の報告を受けたと書いています。
岡田さん自身のガラスでの経験も紹介していますが、樹脂での長期経験はないと断っています。
樹脂の連続装着がガラスよりどの程度負担になるかは、さらに試す必要があると考えたとのことです。
樹脂に共通する時間の上限を示すのではなく、休止を挟む考え方が案内されています。
(出典:ok-lab's diary 2018年03月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180324/1521875816
樹脂は長時間留置に向かないとガラスを代案に
2018年3月掲載の日誌で、岡田さんは樹脂を好む相談者の不調報告を重く見ています。
そのうえで、つけ続ける用途にはガラスを挙げ、樹脂は時間を限る使い方を勧めています。
ここでの代案は素材としてのガラスで、現行商品の正式名を指定したすすめではありません。
分離型に使う樹脂部品も、同じ掲載日には短時間向けとされています。
この説明は、2018年7月のスクリュー形状による評価変更より前のものです。
当時の回答では、樹脂本体だけでなく、樹脂製の部品も短時間の利用と案内されています。
(出典:ok-lab's diary 2018年03月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180331/1522485734
樹脂は長時間留置に向かないと双頭型は短時間向け

2019年2月掲載の回答では、振動する製品でも形状と刺激の強さが問題になっています。
双頭核振覚醒チップについて、岡田さんは無振動時の乾燥と振動時の強い刺激を挙げています。
振動があるだけでは、1日中使う条件を満たせないという説明です。
同記事の双頭型は、掲載時点で税抜き8000円とされています。
この双頭型と、代案に挙げられた普通の核振チップは、現行一覧で対応する商品を確認できません。
岡田さんは、双頭型の使用を短時間に限る方針を示しています。
(出典:ok-lab's diary 2019年02月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/02/09/152257
血尿が出たときは、量が少なくても初めてでも、様子を見ずに泌尿器科を受診してください。
突然尿が出なくなったとき、器具が取り出せなくなったときは、自分で対処せず直ちに医療機関(救急を含む)を受診してください。
「樹脂は長時間留置に向かない」は時期でこう変わった

| 時期(掲載年月) | そのころの状態 |
|---|---|
| [2017年10月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20171005/1507210406) | 初期試験では樹脂の摩擦を問題とし、ガラスを採用。 |
| [2018年3月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180324/1521875816) | 血尿の相談に、外から分かる限界の目安はないと回答。 |
| [2018年3月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180331/1522485734) | 樹脂を時間限定とし、ガラスを代案として提示。 |
| [2018年4月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180428/1524898558) | 第二チップを樹脂にした試験は中止し、特注で対応。 |
| [2018年7月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180714/1531551648) | スクリュー形状の一週間の体験で、評価を変更。 |
| [2018年12月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20181222/1545459719) | 振動によって貼り付きを減らせると説明。 |
| [2019年2月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/02/09/152257) | 樹脂ロングは販売せず、双頭型は短時間向けと説明。 |
| [2021年5月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/05/01/130245) | 別樹脂の5日の試験を報告。日誌には今の記載なし。 |
「樹脂は長時間留置に向かない」に関係するOKプロステートチップの商品と値段
この話に直接ひもづく現行商品はありません。
「樹脂は長時間留置に向かない」のよくある不安
日誌の相談には、限界の目安や、第二チップの形・素材を変えたいという希望が出ています。
「樹脂は長時間留置に向かない限界は?」
2018年3月掲載の相談は、短時間という説明の具体的な意味を尋ねたものです。
樹脂の二連チップを使った相談者は、血尿が出た段階で装着をやめたと伝えています。
岡田さんは、痛みだけでは負担を判断しにくく、外から分かる限界はないと答えています。
何時間なら問題ないという回答はありません。
相談者の回復結果の記載はありません。
当時の回答では、連続使用の途中に休止を挟む考え方が示されています。
(出典:ok-lab's diary 2018年03月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180324/1521875816
「樹脂は長時間留置に向かないなら形は?」

2018年3月掲載の相談では、第二チップの貼り付きが気になるとして、第一チップだけを希望しています。
後ろ側を太くし、その手前を細くする形の特注を相談しています。
岡田さんは、希望する先端の曲がりと後端のくびれを4cmに収めるのは難しいと答えています。
その代わりに長さ5cmへの変更を求めていますが、不調が改善した結果の記載はありません。
この特注品は、現行一覧で対応する商品を確認できません。
同じ掲載日の日誌では、形の特注とは別に、樹脂の利用時間を限る方針が書かれています。
(出典:ok-lab's diary 2018年03月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180331/1522485734
「樹脂は長時間留置に向かない?混合は?」
2018年4月掲載の相談では、ガラスの二連結で接続部が剥がれたことを受け、混合構成を希望しています。
第二チップを樹脂にする案に対し、岡田さんは、以前の試験では長時間の問題で断念したと答えています。
ただし、今回の希望には特注として応じるとしています。
特注として受けたことは分かりますが、長時間の問題が解消した結果の記載はありません。
この特注品は、現行一覧で対応する商品を確認できません。
元の剥がれたチップには、研究所で糸を付け替える対応が案内されています。
(出典:ok-lab's diary 2018年04月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180428/1524898558
この記事のまとめ
| 知りたいこと | 答え |
|---|---|
| 一言で言うと | 従来の樹脂への評価は、形状や振動の開発で変わっています。 |
| 言葉の意味 | 留置は体内にとどめることです。素材と形状は分けて説明されています。 |
| 何が起きるのか | 初期品では出血や違和感が報告され、原因は相談者や岡田さんの見解です。 |
| メーカーの答え・対策 | 時間の限定、ガラスの代案、形状や振動の変更が示されています。 |
| 時期による変化 | 2018年7月に形状で評価が変わり、2021年5月には別素材が試されています。 |
| 商品と値段 | この話に直接ひもづく現行商品はありません。 |
| よくある不安 | 限界の目安は示されず、形状変更や混合特注の改善結果も記載なしです。 |
出典:ok-lab's diary(岡田快適生活研究所)。
写真・動画は各元記事をご覧ください。