このページは、岡田快適生活研究所(OKラボ)の代表・岡田さんが書いている開発日誌
「ok-lab's diary」(https://ok-lab.hatenablog.com/)の記事をもとに、
テーマ「シリコナイロ・シリコメタルの連結」に関する話だけを掲載日順にまとめたものです。
過去の価格・寸法は日誌の記載時点のもの、今の価格は公式サイトの現行商品一覧(2026年9月4日取得)にもとづいています。
一言で言うと
シリコナイロ(糸入り極細管)は柔らかくたわみます。
メーカーは連結材の芯と太さを使い分けています。
現行一覧で対応する商品を確認できません。
読む前に知っておきたい言葉
| 言葉 | やさしい説明 |
|---|---|
| シリコナイロ(尻子内路)紐 | ナイロン糸を極細のシリコーンチューブに収めた紐 |
| シリコナイロメタル | ナイロンコートされた撚り線をチューブに収めた連結材 |
| シリコメタル | 日誌でシリコナイロメタルにも使われる呼び名 |
| しっぽ | ナイロン糸の一部を2.5mmチューブで覆う構造 |
| ペッサリーVer.2 | シリコナイロメタル接続を使った過去の特注仕様 |
| ループパーツ | 接続材の後端に設ける輪状の部品 |
| スクリュー型補助チップ | 連結部に追加するねじれ形状の補助部品 |
| ニチノール | 曲げても元の形へ戻ろうとする形状記憶合金 |
| 分離型アップルストッパー | チップとは別体になった留め部品 |
何が起きるのか:シリコナイロ・シリコメタルの連結で変わること
芯材が糸かワイヤーかによって、柔らかさと押す力の伝わり方が変わります。
シリコナイロは糸を細いチューブで包む
2022年9月掲載の日誌で、シリコナイロの試作が発表されました。
外径1mm、内径0.5mmの管に、0.25mmの糸を2本通す構造です。
10cm単位で管を分けても、ナイロン糸は全区画で連続しています。
岡田さんは、糸の強さと管の柔らかさを合わせた紐だと書いています。
当時は最大4区画で、価格は税抜き1区画1000円でした。
この時点では長期テスト途中で、手持ち品の糸交換は対象外でした。
(出典:ok-lab's diary 2022年9月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/09/24/122837
相談者はシリコナイロメタルを快適と感じた
2022年12月掲載の相談では、糸仕様を長く使うと痛むとのことでした。
相談者はシリコナイロメタル35㎝の仕様を選んでいます。
使用後は具合がよく、長く付き合えそうだと伝えています。
岡田さんは、ナイロンの硬さが内側への負担になり得ると書いています。
(出典:ok-lab's diary 2022年12月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/12/24/122944
シリコナイロメタルは硬さにも個人差が出る
2023年2月掲載の相談では、どの連結が安心かを尋ねています。
岡田さんは、病院事例に至りにくそうなのはメタルだと答えました。
少し硬いため、押す力を支えられる点も理由に挙げています。
一方で、違和感を覚える可能性には個人差があるとのことです。
ループ部分も硬く、想定どおり固定できない場合があると書かれています。
(出典:ok-lab's diary 2023年2月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2023/02/18/122910
シリコナイロは長さの変化にたわむ
2023年12月掲載の日誌では、1mm管の性質が比較されています。
シリコナイロはしなやかに曲がり、糸に近い機能とのことです。
余った部分は内側でたわみ、長さの変化に応じると書かれています。
同じ太さでも、ワイヤー入りのシリコメタルはほぼ折れ曲がりません。
岡田さんは、収縮時にはメタル側が外へ押されると考えています。
(出典:ok-lab's diary 2023年12月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2023/12/09/123055
シリコナイロメタルは5連結にも使われた

2023年6月掲載の相談では、35㎝のメタルに5個を連結する希望でした。
岡田さんは、近い位置で複数を作るのは難しいと答えています。
相談者は最低5mmの間隔を了承し、試作を希望しました。
翌週にはシリコナイロメタルを土台にした完成品が掲載されました。
滑らかに進められたかどうかについては、結果の記載はありません。
(出典:ok-lab's diary 2023年6月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2023/06/03/121955
(出典:ok-lab's diary 2023年6月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2023/06/10/123053
重いチップはシリコナイロメタルに不向き
2024年5月掲載の相談者は、長時間でも快適だったと伝えています。
岡田さんも、負担が少なく支える力もある製品だと考えています。
一方、芯は細いワイヤーで、強い力が加わると傷む可能性があります。
折れ曲がりに気づかず力を加えると、破損する可能性もあるとのことです。
研究所は、質量の大きいチップへの接続を勧めない場合があります。
(出典:ok-lab's diary 2024年5月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/05/04/122911
シリコナイロメタルはニチノール案へ進んだ
2024年10月掲載の日誌では、従来の芯材が説明されています。
ナイロンコートされたワイヤーを管内に収めた構造です。
岡田さんは、従来品にはいつか破損する弱点があると書いています。
そこで、芯を0.3mmのニチノールへ替える試作を行いました。
外径1mm、内径0.5mmの管へ2本を収め、開発を続ける段階でした。
(出典:ok-lab's diary 2024年10月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/10/12/122911
シリコナイロはしっぽ被せで腰を強めた
2026年2月掲載の相談では、シリコナイロへの留め部品を望んでいます。
研究所は、1mmの太さでは直接付けられないと回答しました。
相談者は、チップ側の一部だけをしっぽで覆う案を出しています。
試作では、1mmの管を2mmの管の中へ収めました。
岡田さんは、通常のしっぽより腰が強くなったと書いています。
長期的な試用結果の記載はありません。
(出典:ok-lab's diary 2026年2月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2026/02/07/122919
シリコナイロ・シリコメタルの連結へのメーカーの答え・対策
岡田さんの対策は、芯材・管径・接続位置を条件ごとに変えることです。
シリコナイロと同じ管が折れ対策に使われた
2022年8月掲載の日誌では、2mmの管を押しばねに使っています。
目的は、曲がった連結部を元の形へ戻りやすくすることでした。
対象はチップ間2mm-6mmで、0mmには使えないとのことです。
10mmまでの依頼にも応じる一方、テストと保証の対象外でした。
当時は希望者向けの試験期間で、追加料金は不要とされていました。
(出典:ok-lab's diary 2022年8月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/08/27/123001
シリコナイロは連続糸でつながりを残す
2022年9月掲載の試作では、管だけを10cm単位に分けています。
内側のナイロン糸は、すべての区画を通して連続しています。
岡田さんは、管との接合が外れても糸はつながると書いています。
陶器との連結でも、内蔵するナイロン糸は2本に統一する方針でした。
柔らかさだけでなく、糸の引っ張り強度を残す対策です。
(出典:ok-lab's diary 2022年9月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/09/24/122837
シリコナイロは樹脂終端の外でつなぐ
2023年9月掲載の日誌では、樹脂チップとの初連結を試しています。
管の終端を本体へ埋めると、チップが厚くなる問題が出ました。
そこで、樹脂部分の直後に膨らみを設けて接続しています。
岡田さんは、厚みを避けるために接続位置を変えたと書いています。
(出典:ok-lab's diary 2023年9月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2023/09/23/121909
シリコナイロニチノールは糸と線を併用する
2025年4月掲載の日誌では、0.2mmの形状記憶ワイヤーを試しています。
これは、日誌にある0.24mmのナイロン糸より細い寸法です。
細さへの不安を補うため、管内へ糸とワイヤーを収めています。
岡田さんは、線が傷んでも糸の機能は残ると考えています。
(出典:ok-lab's diary 2025年4月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2025/04/12/122910
シリコナイロは分離型部品とも連結された

2026年2月掲載の相談では、後端の糸を管へ替えたいとの希望でした。
目的は、加熱時におけるナイロン糸の劣化を抑えることです。
分離型アップルストッパーとシリコナイロ30㎝が作られました。
岡田さんは、軽い接触には耐性がありそうだと書いています。
血尿が出たときは、量が少なくても初めてでも、様子を見ずに泌尿器科を受診してください。
突然尿が出なくなったとき、器具が取り出せなくなったときは、自分で対処せず直ちに医療機関(救急を含む)を受診してください。
(出典:ok-lab's diary 2026年2月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2026/02/21/122935
シリコナイロ・シリコメタルの連結は時期でこう変わった
| 時期(掲載年月) | そのころの状態 |
|---|---|
| [2022年8月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/08/27/123001) | 2mm管の押しばね連結を試験 |
| [2022年9月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/09/24/122837) | シリコナイロを税抜き1区画1000円で試作 |
| [2022年10月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/10/15/123011) | シリコナイロメタルの特注が掲載 |
| [2023年2月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2023/02/18/122910) | 別部品とのループ接続が判明 |
| [2023年6月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2023/06/10/123053) | メタルを土台に5連結を製作 |
| [2023年12月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2023/12/09/123055) | 糸型とメタル型のたわみ差を整理 |
| [2024年5月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/05/04/122911) | 重いチップへのメタル接続を非推奨 |
| [2024年10月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/10/12/122911) | ニチノール芯への置換案を発表 |
| [2025年4月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2025/04/12/122910) | 0.2mm線と糸の複合型を試作 |
| [2026年2月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2026/02/07/122919) | 二重チューブによる留め部品案を試作 |
シリコナイロ・シリコメタルの連結に関係するOKプロステートチップの商品と値段
現行一覧にあるのは基礎チップと一部オプションで、接続材は確認できません。
| 現行商品 | 税込価格 | 材料との関係 |
|---|---|---|
| OKプロステートチップ 陶器素材セミロングタイプ | 税込4400円 | 過去にメタル接続の特注が掲載 |
| OKプロステートチップ 陶器素材ロングタイプ 4点ツイスト | 税込7700円 | 過去にシリコナイロとの特注が掲載 |
| スクリュー型補助チップ追加オプション | 税込3300円 | 管で覆う連結の補助部品として掲載 |
表の現行品の値段は公式サイトで確認できます。


今は無い:シリコナイロ/シリコナイロメタル/ペッサリーVer.2
現行一覧で対応する商品を確認できません
2022年9月掲載時点のシリコナイロは、税抜き1区画1000円でした。
ループパーツの組み込み費用は税抜き1000円と書かれています。
2026年2月掲載の特注では、シリコナイロ30㎝が2200円でした。
いずれも過去の価格で、今の販売価格ではありません。
シリコナイロ・シリコメタルの連結のよくある不安
シリコナイロメタルは安心できる?

2023年2月掲載の相談者は、どの連結が安心かを尋ねました。
岡田さんは、メタルが病院事例に至りにくそうだと答えています。
ただし、硬さによる違和感には個人差があるとのことです。
2024年5月には、細いワイヤーが破損する可能性も説明されました。
大きく重いチップでは、勧めない場合があると案内されています。
(出典:ok-lab's diary 2023年2月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2023/02/18/122910
(出典:ok-lab's diary 2024年5月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/05/04/122911
シリコナイロは納品後に加工できる?
2022年11月掲載の相談では、購入後の部品追加を望んでいます。
研究所は、納品後の追加加工は受けていないと回答しました。
使用済みの管は接着しにくく、試作品でも未実施とのことです。
管全体の交換なら、新しい部品を加えられると案内されています。
(出典:ok-lab's diary 2022年11月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/11/26/122622
シリコナイロにストッパーは付く?
2026年2月掲載の相談で、1mm管への留め部品を尋ねています。
研究所は、その太さには付けられないと回答しました。
その後、一部分をしっぽで覆う案が出され、二重構造を試作しました。
岡田さんは、通常のしっぽより腰が強いと書いています。
留め部品を直接付けた結果については、結果の記載はありません。
(出典:ok-lab's diary 2026年2月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2026/02/07/122919
シリコナイロのループは何に使う?
2023年2月掲載の相談者は、ループの用途を尋ねました。
岡田さんは、外側で固定するための部品だと説明しています。
柔らかいシリコナイロは、この用途に向くと考えているとのことです。
メタル型は少し硬く、うまく固定できない場合があると書かれています。
別の部品との接続にも使えることが、同じ記事で説明されています。
(出典:ok-lab's diary 2023年2月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2023/02/18/122910
この記事のまとめ
| 知りたいこと | 答え |
|---|---|
| 一言で言うと | 糸入りは柔らかく、ワイヤー入りは押す力も支えます |
| 読む前に知りたい言葉 | シリコナイロとメタルでは、管内の芯材が違います |
| 何が起きるのか | たわみ方、硬さ、長さ変化への反応が変わります |
| メーカーの答え・対策 | 管径、芯材、接続位置を条件ごとに変えています |
| 時期による変化 | 糸入りからメタル、ニチノール複合型へ進みました |
| 商品と値段 | 接続材に直接対応する現行商品は確認できません |
| よくある不安 | 破損、後加工、留め部品、ループ用途への回答があります |
出典:ok-lab's diary(岡田快適生活研究所)。
写真・動画は各元記事をご覧ください。