エポキシ樹脂はもろい(脆性)|割れの報告と補強の変化【OKプロステートチップ】

このページは、岡田快適生活研究所(OKラボ)の代表・岡田さんが書いている開発日誌
「ok-lab's diary」(https://ok-lab.hatenablog.com/)の記事をもとに、
テーマ「エポキシ樹脂はもろい(脆性)」に関する話だけを掲載日順にまとめたものです。
過去の価格・寸法は日誌の記載時点のもの、今の価格は公式サイトの現行商品一覧(2026年9月4日取得)にもとづいています。

この記事は、器具の部品が割れたり糸が外れたりすることについて、日誌の報告と対策の変化をまとめたものです。
厚みの見直しや芯とカバーの試作、糸交換の相談、使用前の点検が紹介されています。

※このページは販売元・製造元とは関係のない個人の読書メモです。記載は元記事の時点の情報で、正確さや安全性を保証しません。医療機器ではなく、健康上の判断は医師にご相談ください。最新情報は公式サイトでご確認ください。広告を含みます。

一言で言うと

日誌には、樹脂の割れや糸外れの報告があります。

岡田さんは、厚みや補強構造で対策を重ねています。

2025年12月には、芯とカバーを持つ試作を紹介しています。


読む前に知っておきたい言葉

言葉やさしい説明
エポキシ樹脂チップ本体や接続部などに使う樹脂です。部品を形作ったり、糸などを固定したりするために使います。
脆性(もろさ)樹脂が割れたり折れたりする性質です。部品名ではなく、破損の説明に使われる言葉です。
硬化(樹脂が固まること)樹脂が固まっていく変化です。日誌では、必要な強度を得るための時間と関連づけています。
糸外れチップから糸が外れる不具合です。樹脂が付いたまま外れる場合もあり、原因の説明に使われています。
ストッパーチップ2018年6月の日誌に登場する、糸を通す部品です。何を止めるためかは、その段落に説明がありません。
ワイドホール板の中央の穴を広げた仕様です。2023年4月には、中央の穴を大きくしてほしい希望が紹介されています。
ニチノールワイヤー2025年12月の試作で芯に使ったワイヤーです。日誌では、曲がる性質を生かすために使われています。

何が起きるのか:エポキシ樹脂はもろい(脆性)とされる部品の破損

OKプロステートチップは、尿道内で使う器具として日誌に登場します。
エポキシ樹脂(部品を形作り、固定する樹脂)は、本体や糸・コードとの接続部に使われています。
部品を形作るほか、糸や金属などを固定する役目を持っています。
岡田さんは、脆性(もろさ)による割れと、接着した面の剥がれを説明しています。
2025年12月の試作では、芯となるワイヤーの周囲にも使われています。

日誌に登場する特注品や旧仕様・試作品は、現行一覧で対応する商品を確認できません。

エポキシ樹脂はもろい(脆性)|樹脂が付いた糸が外れた

2018年5月に紹介された樹脂を伴う糸外れの写真
出典:OKラボ公式ブログ(ok-lab's diary)「https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180510/1525959878」より引用(2018年5月に紹介された樹脂を伴う糸外れの写真)

2018年5月掲載の報告では、届いた直後の特注品から糸だけが外れました。
相談者は、以前のチップと同程度の力だったと伝えています。

外れた糸には樹脂の一部が付いていたとのことです。
同月の後日の説明で、岡田さんは樹脂のもろさが主因と書いています。

硬化(樹脂が固まること)の不足も重なったとし、相談の結果の記載はありません。
当時、室温が安定しない環境では、固まるまでの日数を長くする必要があると書いています。

(出典:ok-lab's diary 2018年05月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180510/1525959878

(出典:ok-lab's diary 2018年05月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180513/1526181573

エポキシ樹脂はもろい(脆性)|厚くした部品も破損

2018年6月掲載の日誌では、ストッパーチップ(糸を通す部品)の破損が紹介されています。
岡田さんは、発売当初の薄いものが使用中に折れた経験を書いています。

その後は厚みを増やしたものの、厚いジーンズでの作業中に割れたとの報告でした。
岡田さんは、樹脂のもろさに対する根本的な解決にはならないと説明しています。

この報告について、対策後の結果の記載はありません。
当時は、同時購入時に希望があれば、切り込みを固定した状態で届けると案内されています。

(出典:ok-lab's diary 2018年06月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180602/1527922643

エポキシ樹脂はもろい(脆性)|接着が強くても折れうる

2021年1月掲載の相談では、ステンレスの部分が樹脂から外れないか質問されています。
岡田さんは、金属との接着は強く、普通の扱いでは外れにくいと答えています。

一方で、樹脂そのものには強い力で折れる可能性があると書いています。
薄い樹脂を使った試作時には、岡田さん自身が折れを経験したとのことです。

相談者の使用後の結果の記載はありません。
絶対に外れないとは言えないという回答も添えられています。

(出典:ok-lab's diary 2021年01月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/01/02/123619

エポキシ樹脂はもろい(脆性)|劣化にも注意を案内

2021年3月掲載の相談では、樹脂製でも使用中に壊れるのか質問されています。
相談者は、ガラス製の特注品を使っており、樹脂製での製作も希望していました。

岡田さんは、通常の使用で想定する力では割れにくいとの見解を示しています。
ただし、道具などで強い力が加われば壊れると書いています。

この相談について、樹脂製の特注品を使った結果の記載はありません。
紫外線や消毒薬による劣化で、時間がたつと壊れやすくなるとの注意も書かれています。

(出典:ok-lab's diary 2021年03月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/03/13/130202

エポキシ樹脂はもろい(脆性)|金属接続で薄型化

2022年6月掲載の相談では、接続部が太く、希望した器具が入らないと伝えられています。
相談者は、再注文する際に接続部の幅と厚みを小さくできないか尋ねていました。

岡田さんによると、従来はコードの固定部分が、糸の接続より2mmほど厚くなっていました。
この時点では、金属との接続を利用して薄くする方式を採用したと説明しています。

4線はすでになくなったと書かれていますが、この相談への新しい製品の結果の記載はありません。
6線なども金属で接続の強さを確保し、より薄いものを提供する方向だと案内されています。

(出典:ok-lab's diary 2022年06月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/06/11/123420

エポキシ樹脂はもろい(脆性)|穴とともに板も拡大

2023年4月掲載の相談では、ワイドホール(中央の穴を広げた仕様)の強度が質問されています。
岡田さんは、予想外の力で折れる可能性はあると答えています。

一方、初期の板には小さい穴が多く、穴同士の間隔が狭い箇所があると説明しています。
広い穴の仕様では中央部も広げたため、初期のほうが折れやすいのではないかとの見解です。

新しい板を使った結果の記載はありません。
この相談では、従来品の返送を求めず、新しい板を届ける対応が案内されています。

(出典:ok-lab's diary 2023年04月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2023/04/29/123107

エポキシ樹脂はもろい(脆性)|古い樹脂の糸交換に手間

2023年4月掲載の日誌では、古い陶器チップの糸交換にも触れています。
岡田さんは、新しいものより、数年前の樹脂は外れにくいと書いています。

時間がたつにつれて強固になるという、修理作業での観察です。
そのため、古いチップの糸交換には手間がかかるようになったとのことです。

糸交換を引き受け始めた時点では、予想していなかったと書いています。
一方で、強い力がかかれば折れる性質もあると、同じ日誌で説明されています。

(出典:ok-lab's diary 2023年04月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2023/04/29/123107

エポキシ樹脂はもろい(脆性)|金属軸でも割れに注意

2023年6月掲載の日誌では、金属の軸を持つチップの試作が紹介されています。
当時の正式名は、曲がるメタル軸タイププロステートチップ(クールビーズチップ)です。

岡田さんは、樹脂の部分に強い力が加わると、割れたり外れたりする可能性を書いています。
この発表時点では、長さの異なる仕様が示されています。

3フラットビーズ仕様は、2023年06月掲載時点で税抜き5000円です。
工具によって樹脂に強い力を加える扱いを避けるよう、日誌では注意されています。

(出典:ok-lab's diary 2023年06月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2023/06/24/123110

エポキシ樹脂はもろい(脆性)|亀裂と体内残留を報告

2025年6月掲載の報告では、しっぽ専用スクリュー補助に亀裂が見つかりました。
相談者によると、本体から離れた部品が体内に残り、血尿も出たとのことです。

その部品は2-3時間経過後に出てきたと報告されています。
同時期に購入した別の部品にも、亀裂が見つかったとのことです。

岡田さんは、製作時に貼り合わせた樹脂の面で剥がれた可能性を考えています。
日誌では、この部品について使用前の点検が案内されています。

(出典:ok-lab's diary 2025年06月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2025/06/07/122954


エポキシ樹脂はもろい(脆性)へのメーカーの答え・対策

岡田さんは、厚みの見直しから、別の樹脂や金属の芯を使う補強へと対策を重ねています。

エポキシ樹脂はもろい(脆性)|厚みを増す案を検討

2018年5月掲載の対策案では、糸の上の樹脂を厚くする方針が示されています。
岡田さんは、糸の付け替え依頼品で、厚みと割れ方の関係を確かめたと書いています。

その観察から、ある程度厚い部分では割れにくいと考えたとのことです。
別の接着剤を組み合わせる案も考えたものの、時間がかかりすぎると説明しています。

このため当面は、糸を覆う部分の樹脂を、それまでの倍くらいにする案でした。
強く引くことで尿道を傷つけるおそれもあると、同じ日誌で注意されています。

(出典:ok-lab's diary 2018年05月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180515/1526348315

エポキシ樹脂はもろい(脆性)|別の樹脂で補強を試作

2019年2月掲載の相談では、気に入った特注品の糸が剥がれ、修理か再注文が求められました。
岡田さんは当初、作り直しても同じ不具合になりそうだと答えています。

その後、対策を考え直し、別の樹脂を組み合わせた補強を試したと書いています。
当時は、補強によって製作に5日ほど余分にかかり、糸埋め込みの工賃も上がるという説明でした。

試作品を使った結果や、変更後の工賃の具体額は、材料に記載なしです。
良い結果が得られれば、補強処理をした仕様として販売する考えが示されています。

(出典:ok-lab's diary 2019年02月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/02/02/153358

エポキシ樹脂はもろい(脆性)|使用前点検を案内

2025年6月のしっぽ専用スクリュー補助の破損報告写真
出典:OKラボ公式ブログ(ok-lab's diary)「https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2025/06/07/122954」より引用(2025年6月のしっぽ専用スクリュー補助の破損報告写真)

2025年6月掲載の回答では、購入時期は一年ほど前とされています。
岡田さんは、一年や二年での劣化は考えにくいと書いています。

貼り合わせた面で剥がれたのではないかとの見解です。
同じ構造の部品にも可能性があるため、強い力を避けるよう案内されています。
使用前に点検するよう、日誌で案内されています。

(出典:ok-lab's diary 2025年06月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2025/06/07/122954

エポキシ樹脂はもろい(脆性)|芯とカバーで支える

2025年12月掲載の日誌では、細く長い器具を求める声に対し、アップルエイリアンを試作しています。
岡田さんは、ニチノールワイヤー(芯になるワイヤー)で、ひび割れた樹脂を支える構造を説明しています。

樹脂の割れ目で尿道を傷つける可能性も挙げ、細い曲がり部分にカバーを付けたとのことです。
当時はカバーなしの仕様も示していますが、長さや曲がりに制限があると案内されています。

血尿が出たときは、量が少なくても初めてでも、様子を見ずに泌尿器科を受診してください。
突然尿が出なくなったとき、器具が取り出せなくなったときは、自分で対処せず直ちに医療機関(救急を含む)を受診してください。

(出典:ok-lab's diary 2025年12月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2025/12/27/122915


エポキシ樹脂はもろい(脆性)は時期でこう変わった

エポキシ樹脂はもろい(脆性)は時期でこう変わった
時期(掲載年月)そのころの状態
[2018年5月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180513/1526181573)糸外れは、もろさと硬化不足が重なったと説明。
[2018年5月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180515/1526348315)糸を覆う樹脂を厚くする対策を検討。
[2018年6月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180602/1527922643)厚みを増したストッパーチップにも破損報告。
[2019年2月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/02/02/153358)別の樹脂を組み合わせる補強を試作。
[2021年1月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/01/02/123619)金属との接着と、樹脂自体の折れを分けて回答。
[2022年6月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/06/11/123420)4線の終了と、金属接続による薄型化を説明。
[2023年4月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2023/04/29/123107)広い穴の板は、中央部も広げた設計と説明。
[2023年4月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2023/04/29/123107)古い樹脂が外れにくく、糸交換の手間が増加。
[2025年6月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2025/06/07/122954)補助部品の亀裂報告を受け、使用前点検を案内。
[2025年12月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2025/12/27/122915)金属の芯とカバーで樹脂を支える方式を試作。

エポキシ樹脂はもろい(脆性)に関係するOKプロステートチップの商品と値段

エポキシ樹脂はもろい(脆性)に関係するOKプロステートチップの商品と値段

この話に直接ひもづく現行商品はありません。


エポキシ樹脂はもろい(脆性)のよくある不安

エポキシ樹脂はもろい(脆性)のよくある不安

日誌の回答では、修理の可否、接着の強さ、時間による変化が分けて説明されています。

「エポキシ樹脂はもろい(脆性)、直せる?」

2019年2月掲載の質問は、糸が剥がれた特注品を修理できるか、というものでした。
岡田さんは、ガラス製では糸全体を交換できる一方、樹脂製では原則できないと答えています。

樹脂製は、本体を作るときに糸を埋め込む構造だという説明です。
最初の回答後には、別の樹脂を使う補強の試作へ話が進みました。

この補強について、使用後の結果の記載はありません。
日誌では、補強した仕様の販売は、その結果を待って判断する方針とされています。

(出典:ok-lab's diary 2019年02月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/02/02/153358

「エポキシ樹脂はもろい(脆性)、外れる?」

2021年1月掲載の質問では、ステンレスの部品と樹脂の固定が外れないか心配されています。
岡田さんは、金属との接着が強いことと、樹脂が折れることを別々に答えています。

接着が強くても樹脂は折れうる、という見解です。
相談者が使った結果の記載はありません。
日誌では、通常の扱いで外れることは考えにくいとしつつ、絶対ではないと説明されています。

(出典:ok-lab's diary 2021年01月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/01/02/123619

「エポキシ樹脂はもろい(脆性)、劣化は?」

2021年3月掲載の相談では、使用中の破損や、時間がたつことによる壊れやすさが尋ねられています。
岡田さんは、樹脂は紫外線や消毒薬の影響を受けると答えています。

ガラスはその影響を受けないものの、ひずみで突然割れることがあるとの説明です。
交換までの期間は、材料に記載なしです。
樹脂が古くなると壊れやすくなる可能性も、日誌で注意されています。

(出典:ok-lab's diary 2021年03月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/03/13/130202


この記事のまとめ

知りたいこと答え
一言で言うと日誌には割れや糸外れの報告があり、補強方法の見直しが続いています。
言葉の意味脆性はもろさ、硬化は樹脂が固まることです。
何が起きたか2018年5月掲載分に糸外れ、2025年6月掲載分に補助部品の亀裂の報告があります。
メーカーの対策厚みの見直し、別の樹脂との組み合わせ、芯とカバーが紹介されています。
時期による変化2025年12月には、樹脂の割れも考慮した芯とカバーの試作が登場します。
関係する現行商品この話に直接ひもづく現行商品はありません。
よくある不安樹脂製の糸交換は原則できないという回答で、補強の試作へ話が進みました。

出典:ok-lab's diary(岡田快適生活研究所)。
写真・動画は各元記事をご覧ください。

この記事は開発日誌の記録をまとめた解説です。医療機器ではなく、効果を保証するものではありません。体に異常や不安があるときは医療機関へ相談してください。価格・仕様・注意事項は変わることがあるため、公式ブログ・公式サイトで最新の情報をご確認ください。販売や発送のご質問は販売元へお願いします。