このページは、岡田快適生活研究所(OKラボ)の代表・岡田さんが書いている開発日誌
「ok-lab's diary」(https://ok-lab.hatenablog.com/)の記事をもとに、
テーマ「膀胱落ちの見分け方と自覚のなさ」に関する話だけを掲載日順にまとめたものです。
過去の価格・寸法は日誌の記載時点のもの、今の価格は公式サイトの現行商品一覧(2026年9月4日取得)にもとづいています。
この記事は、気付かないまま器具が奥へ進むことについて、位置の判断と対策をまとめたものです。
感覚だけでは位置を決められないことや、対策の限界、病院で取り出した報告が分かります。
※このページは販売元・製造元とは関係のない個人の読書メモです。記載は元記事の時点の情報で、正確さや安全性を保証しません。医療機器ではなく、健康上の判断は医師にご相談ください。最新情報は公式サイトでご確認ください。広告を含みます。
一言で言うと
存在感が消えるだけでは位置を決められません。
研究所はストッパーを対策として案内しています。
2026年8月の回答も、糸の長さからの推定です。
読む前に知っておきたい言葉
| 言葉 | やさしい説明 |
|---|---|
| 膀胱落ち(チップが膀胱へ進むこと) | 本体や糸などが膀胱に入り込む状態です。日誌では、位置のずれや取り出せない状態を説明する言葉です。 |
| 尿道(尿の通り道) | 尿やチップが通る体内の部分です。日誌では、器具が前立腺へ進む経路として登場します。 |
| 前立腺(チップの刺激対象となる部位) | 日誌でチップをとどめる対象とされる部位です。体内での働き自体は、この材料には説明がありません。 |
| 留置(器具を体内にとどめること) | チップを一定の位置に置くことです。日誌では、前立腺への刺激を続ける目的で登場します。 |
| 外尿道括約筋(前立腺へ向かう途中の関門) | チップが前立腺に向かう途中で越える部分です。留置位置を説明する目印として登場します。 |
| 内尿道括約筋(膀胱と前立腺の境目) | 膀胱側との境目にある部分です。日誌では、刺激を感じる場所と位置の判断を説明するために使われます。 |
| 括約筋ストッパー(本体に追加する部品) | 膀胱への引き込みを抑える目的の部品です。日誌では、括約筋の外側にある状態を前提としています。 |
| スクリュー補助(本体につなぐ補助チップ) | 本体の後ろにつながる部品です。位置の安定や膀胱落ち対策の候補として案内されています。 |
| 血尿(尿に血が混じること) | 尿に血が混じった状態です。材料では、取り出せない相談に伴う異常として登場します。 |
| 膀胱鏡(膀胱内を調べる内視鏡) | 膀胱内を観察する医療用の器具です。材料の病院報告では、取り出す処置にも使われています。 |
何が起きるのか:存在感が消えるときの位置の判断
OKプロステートチップは、尿道に入れ、前立腺への刺激を目的に留置する器具です。
材料には、取り出すための糸が付いたものや、電気コード付きのものが登場します。
この話でいう膀胱落ちは、チップの一部や全体が膀胱まで進んでしまうことです。
存在感が消える、体外にある糸が短くなる、取り出せないといった相談に関わります。
岡田さんは、感覚や糸の長さを位置の判断の手掛かりとして述べています。
存在感が消える変化は初期から相談されていた
2018年2月掲載の相談では、ガラス製チップの糸が突然見えなくなったと報告されています。
相談者は刺激とともに奥へ引き込まれ、その後はチップを感じなくなったと述べています。
膀胱に入ったのではないかと尋ねていますが、チップは取り出せたとのことです。
岡田さんは、その説明だけでは全体が膀胱に入ったか分からないと答えています。
括約筋を越えた状態との区別も、この時点ではついていません。
糸の飲み込みを抑えるストッパーが安全面の対策候補として挙げられています。
(出典:ok-lab's diary 2018年02月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180224/1519457027
存在感が消えるほかに向きも逆転していた
2018年5月掲載の報告では、長いチップが逆向きになって出てきました。
相談者は膀胱に入ったとは考えず、途中で引っ掛かっていると捉えていたそうです。
取り出そうとした際に、糸が樹脂ごと外れたと紹介されています。
岡田さんは、送られた写真から膀胱内で回転したのだと判断しています。
同じ報告の警告文では、引き込まれた際に目立った痛みがなかったとされています。
岡田さんは、異常な糸の引き込みと感覚の消失を警告の中で取り上げています。
(出典:ok-lab's diary 2018年05月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180505/1525509161
存在感が消える前に痛みと抵抗も薄れていた
2020年9月掲載の相談では、チップの位置も刺激も分からないと質問されています。
使用品は、OKプロステートチップ 陶器素材ショートタイプ ツイストです。
スクリュー型補助チップ追加オプションを組み合わせていました。
相談者は、痛みと抵抗が消え、外の糸が先端だけになったため、膀胱落ちを疑っています。
その後に取り出した報告はありますが、膀胱内にあったとの確認はありません。
岡田さんは感じ方の個人差を説明し、ストッパーの後付けも可能と回答しています。
(出典:ok-lab's diary 2020年09月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2020/09/19/123115
存在感が消える間に全体が膀胱へ進んでいた

2021年12月掲載の相談では、就寝後に異物感がなく、器具を取り出せなくなっています。
相談者は、入りにくい器具でも膀胱まで進むのか、待てば出るのかを尋ねています。
研究所は、後ろの部品は膀胱まで進んでいない可能性も考えていました。
続報では全体が膀胱内にあり、病院で膀胱鏡による取り出しを受けたと伝えています。
相談者は、もっと早く受診すればよかったと振り返り、費用は3万円以上と報告しています。
研究所からも、解決に自信がない場合には医師に診てもらう方が安全と案内されています。
(出典:ok-lab's diary 2021年12月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/12/25/123556
存在感が消える進み方から形状を見直した
2024年8月掲載の相談では、糸も含めて体内に収める特注が求められています。
岡田さんは、円弧状の長いチップが、途中から無自覚に奥へ進む傾向を挙げています。
そのため、希望された形状での完全な体内留置には消極的だと答えています。
別の開発品では、この経験を踏まえて膀胱側が逆に曲がるS字形状にしたと書いています。
この相談で希望された特注の完成結果は、材料に記載がありません。
岡田さんは、体外から管理できない状態で使うことへの不安を述べています。
(出典:ok-lab's diary 2024年08月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/08/17/122842
位置の判断は糸が外に残っていても難しい
2025年3月掲載の相談では、糸が外に残っていてもチップを取り出せなくなっています。
相談者は本体の感触がないことから、膀胱に落ちたのではないかと考えていました。
糸切れを恐れて、強い力をかけずに対処を相談しています。
同じ相談の追伸では、取り出せたと報告されています。
ただし、この報告には病院で位置を確認したとの記載はありません。
岡田さんは、糸が切れるほど強く引くことは尿道を傷つけると考え、注意を促しています。
(出典:ok-lab's diary 2025年03月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2025/03/01/122825
位置の判断は抜けにくさだけでは決まらない
2026年8月掲載の相談では、糸を引いても簡単に抜けない状態が留置の成功かと尋ねています。
相談者は、奥にあるときには存在感が薄く、手前では存在を感じてもずれると述べています。
岡田さんは、位置が合う場合と、括約筋を越えたり膀胱に進んだ場合を挙げています。
抜けにくさについても、留置している場合と膀胱内にある場合の両方を挙げています。
相談後の位置確認や使用結果の記載はありません。
岡田さんは、体外に残る糸の長さを位置の推定の手掛かりとしています。
(出典:ok-lab's diary 2026年08月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2026/08/08/122906
位置の判断へのメーカーの答え・対策
研究所はストッパーを案内し、位置が分からず取り出せない相談には受診も勧めています。
存在感が消える事故後に外側ストッパーを案内
2019年3月掲載の相談では、樹脂製の連結チップで末端まで糸が吸い込まれています。
相談者は、取り出せるのか、病院へ行く必要があるのかを尋ねています。
岡田さんは、外から本体を感じない場合、膀胱内に進んだ可能性があると答えています。
続報では取り出せたと伝えられ、再発を防ぐ方法が質問されています。
研究所のスタッフは、糸を体外に残すための外側ストッパーを案内しています。
本体の落ち込み自体を抑える候補には、括約筋ストッパーを別に挙げています。
(出典:ok-lab's diary 2019年03月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/03/23/173222
存在感が消える相談で対策の限界も伝えた
2024年2月掲載の相談では、チップが奥へ進み、何も感じなくなる状態が繰り返されています。
相談者は、希望する位置にとどめるため、括約筋ストッパーを選んでよいかと尋ねています。
注文には、六穴方式オプションチップ(括約筋ストッパーチップ)が含まれています。
研究所は、この部品が本体の膀胱への引き込みを抑える目的で設計されたと答えています。
この相談で実際に防げたかどうかの結果の記載はありません。
目的に合う部品である一方、個人差により確実に働くとは限らないと案内されています。
(出典:ok-lab's diary 2024年02月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/02/10/123023
位置の判断ができず受診へ切り替えた相談もある

2025年5月掲載の相談では、ワイヤーとチューブで構成された器具を取り出せなくなっています。
当初の返答後、相談者は糸も見えず、器具を完全に見失ったと伝えています。
研究所は、最初の回答が想定していた位置とは違う可能性を説明しています。
その状態では簡単な取り出し方法は思い付かないとして、泌尿器科を案内しています。
続報では、糸を含めて膀胱内に入り、病院で取り出してもらったと報告されています。
病院に相談する際には、写真と器具の構成を伝えると理解の助けになると案内されています。
(出典:ok-lab's diary 2025年05月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2025/05/03/122907
血尿が出たときは、量が少なくても初めてでも、様子を見ずに泌尿器科を受診してください。
突然尿が出なくなったとき、器具が取り出せなくなったときは、自分で対処せず直ちに医療機関(救急を含む)を受診してください。
(受診案内の参考:日本泌尿器科学会[「尿に血が混じる。
血尿を指摘された」](https://www.urol.or.jp/public/symptom/01.html)、[「尿がまったく出ない」](https://www.urol.or.jp/public/symptom/06.html))
位置の判断は時期でこう変わった

| 時期(掲載年月) | そのころの状態 |
|---|---|
| [2018年2月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180224/1519457027) | 感覚が消えた相談だけでは、膀胱内か判断できず。 |
| [2018年5月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180511/1526036007) | 病院で膀胱内を確認し、糸が外れた特注品を摘出。 |
| [2019年3月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/03/23/173222) | 糸の飲み込み対策と本体の落ち込み対策を分けて案内。 |
| [2021年12月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/12/25/123556) | 後ろの部品も含めて膀胱内に入ったとの病院報告。 |
| [2022年2月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/02/12/123441) | 電動式でも危険は残ると回答し、膀胱内の振動を非推奨。 |
| [2022年11月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/11/05/122757) | 感覚では分からないとして、残る糸の長さを手掛かりに。 |
| [2024年3月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/03/30/122958) | 岡田さん自身も、気付かず膀胱へ進む経験を報告。 |
| [2024年8月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/08/17/122842) | 無自覚に進む経験から、開発品の膀胱側を逆カーブに変更。 |
| [2025年5月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2025/05/03/122907) | 糸まで見えない続報を受け、想定を改めて受診を案内。 |
| [2026年8月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2026/08/08/122906) | 抜けにくさにも複数の可能性があると説明。 |
位置の判断に関係するOKプロステートチップの商品と値段
相談に登場した現行品と、落ち込み対策として案内された現行部品は次のとおりです。
この話に出てきた商品
| 現行商品 | 税込価格 | この話との関係 |
|---|---|---|
| OKプロステートチップ 陶器素材ショートタイプ ツイスト | 4400円 | 2020年9月掲載の、糸が奥へ進み位置が分からなくなった相談で使われた本体です。 |
| スクリュー型補助チップ追加オプション | 3300円 | 2020年9月掲載の同じ相談で、本体に組み合わせていた補助部品です。 |
(出典:ok-lab's diary 2020年09月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2020/09/19/123115
日誌がすすめた商品
| 現行商品 | 税込価格 | この話との関係 |
|---|---|---|
| 六穴方式オプションチップ(括約筋ストッパーチップ) | 2200円 | 2024年2月掲載の相談で、奥へ進んで感覚が消える状態を防ぐ候補として案内された部品です。 |
(出典:ok-lab's diary 2024年02月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/02/10/123023
2018年5月・2021年12月・2025年5月掲載の病院報告に登場する特注品についてです。
現行一覧で対応する商品を確認できません。
2024年8月掲載の開発品と、同じ相談で希望された特注についてです。
現行一覧で対応する商品を確認できません。
位置の判断のよくある不安
感覚・大きさ・電気コードの有無について、それぞれ限界を述べた回答が載っています。
「存在感が消えるなら大きい物?」
2020年1月掲載の相談では、自作した短い器具で感覚が消えたと報告されています。
相談者は、形状の問題なのか、少し長いものを選ぶ方がよいのかを尋ねています。
岡田さんは、大きい器具でも膀胱落ちは起こり得ると答えています。
形状の候補も挙げていますが、結果の記載はありません。
対策として、括約筋ストッパーやスクリュー補助を挙げています。
(出典:ok-lab's diary 2020年01月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2020/01/04/155235
「存在感が消える電動式も危険?」
2022年2月掲載の相談では、電気コード付きなら膀胱落ちの危険が少ないのではと質問されています。
相談者は、コード末端に端子があるため、全てが入り込むことはないと考えていました。
研究所は、コードも奥で絡まる可能性があると答えています。
岡田さんも、ほぼ抵抗に気付かず膀胱の奥まで進んだと書いています。
場所によって違和感が出ると述べ、膀胱内での振動は勧めないとしています。
(出典:ok-lab's diary 2022年02月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/02/12/123441
「位置の判断は感覚でできる?」
2022年11月掲載の相談では、最初の刺激の後に違和感が消えるため、見分け方が質問されています。
岡田さんは、感覚では分からないようだと答えています。
小さいチップが完全に膀胱へ入ると、感じなくなることはありそうだとも述べています。
刺激の場所は、外尿道括約筋ではなく内尿道括約筋かもしれないと書いています。
この相談で、実際にどこにあったかを確認した結果の記載はありません。
岡田さんは、体外に残っている糸などの長さを判断材料として挙げています。
(出典:ok-lab's diary 2022年11月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/11/05/122757
この記事のまとめ
| 知りたいこと | 答え |
|---|---|
| 一言で言うと | 感覚の消失だけでは位置を決められず、メーカーも複数の可能性を挙げています。 |
| 言葉の意味 | 膀胱落ちはチップが膀胱へ進む状態です。留置は器具を体内にとどめることです。 |
| 何が起きるのか | 痛みや存在感に気付かないまま進み、病院で取り出した報告も載っています。 |
| メーカーの答え・対策 | ストッパーの目的を分けて案内していますが、確実に機能するとは限らないとしています。 |
| 時期による変化 | 初期の推測から病院報告や試作の見直しへ進み、2026年も位置は推定として説明しています。 |
| 商品と値段 | 相談に登場した本体・補助部品と、対策として案内された部品を現行一覧の価格で掲載しています。 |
| よくある不安 | 大きさや電気コードだけで危険がなくなるとは、研究所は答えていません。 |
出典:ok-lab's diary(岡田快適生活研究所)。
写真・動画は各元記事をご覧ください。