意匠登録の申請と査定|登録までの期間は製品で異なる【OKプロステートチップ】

このページは、岡田快適生活研究所(OKラボ)の代表・岡田さんが書いている開発日誌
「ok-lab's diary」(https://ok-lab.hatenablog.com/)の記事をもとに、
テーマ「意匠登録の申請と査定」に関する話だけを掲載日順にまとめたものです。
過去の価格・寸法は日誌の記載時点のもの、今の価格は公式サイトの現行商品一覧(2026年9月4日取得)にもとづいています。

一言で言うと

申請対象は支持具や排便補助器具などです。

用途や守りたい範囲に応じて申請方法を変えています。

現行一覧で対応する商品を確認できません。


読む前に知っておきたい言葉

言葉やさしい説明
意匠登録製品の形を登録する制度です。研究所が製品形状の権利を得るために利用しています。
査定申請後の審査による判断を指す言葉です。登録までの期間を説明するために使われています。
部分意匠製品の一部分を対象にする意匠申請です。螺旋部分を権利の対象にするため利用されました。
新規性喪失の例外規定申請前にブログで公開した内容を扱う制度です。公開後の申請を進めるため利用されました。
弁理士研究所の申請資料を作った専門家です。意匠や特許の申請を進めるため依頼されています。

何が起きるのか:意匠登録の申請と査定で分かった経過

意匠登録の申請と査定では、製品ごとに出願方法や登録までの期間が異なりました。
対象には、股間に装着する骨盤底部支持具が含まれています。
直腸内の便を対象にした排便補助器具も申請されました。
尿道に用いるひょうたんブジーでは、図面作成から出願、登録証の到着までが書かれています。
申請前の公開や権利範囲を理由に、意匠とは別に特許を選んだ製品もあります。

骨盤底部支持具は意匠登録を取得済みだった

2018年9月掲載の日誌では、骨盤底部支持具の登録情報が紹介されました。
登録番号は意匠登録1531237です。
登録日は平成27年7月17日と書かれています。

物品の説明では、股間部分に装着して骨盤底部を支える器具とされています。
岡田さんによると、当初は腸内留置器具の支持を目的とした製品ではありませんでした。
詳しい情報については、特許情報も見るよう案内されています。

(出典:ok-lab's diary 2018年9月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180915/1536986152

排便補助器具は意匠登録の申請を用途で分けた

2018年10月掲載の日誌では、複数の器具を異なる用途で申請しています。
その1は前立腺マッサージ器として申請されました。
その2とその3は、排便補助器具として申請されています。

掲載された書類では、意匠に係る物品が排便補助器具となっています。
出願番号通知には意願2018- 21771と書かれています。
岡田さんは、器具の用途を分けて申請したと書いています。

(出典:ok-lab's diary 2018年10月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20181005/1538740535

螺旋型排便補助具は4ヶ月弱で査定された

螺旋型排便補助具を紹介する記事掲載写真
出典:OKラボ公式ブログ(ok-lab's diary)「https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/02/02/153358」より引用(螺旋型排便補助具を紹介する記事掲載写真)

2019年2月掲載の日誌では、前年10月の申請結果が紹介されました。
弁理士からの報告では、通常の意匠審査は9〜11ヶ月程度とのことです。
この申請は4ヶ月弱で査定されたと書かれています。

岡田さんは、先行意匠が見当たらなかった可能性を挙げています。
ただし、査定が早かった理由について確定した説明はありません。
日誌では、通常よりかなり早い審査だったと書かれています。

(出典:ok-lab's diary 2019年2月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/02/02/153358

磔楔獄門は意匠登録より特許を選んだ

2022年11月掲載の日誌では、磔獄門の量産が想定されていました。
岡田さんは、弁理士へ意匠登録を頼む必要があると書いています。
手作りでは需要に間に合わないとの予想が背景にありました。

2022年12月掲載時には、磔楔獄門について特許申請を選んでいます。
意匠登録では製品の形だけになり、範囲が狭いと岡田さんは考えました。
この時点では申請を済ませただけで、取得済みではないと書かれています。

(出典:ok-lab's diary 2022年11月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/11/19/122516

(出典:ok-lab's diary 2022年12月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/12/31/123019

ひょうたんブジーは出願後に制作を中断した

2023年11月掲載の日誌では、商標登録申請が先に終わっていました。
意匠登録用の図面は、図面担当者から素案が届いた段階でした。
岡田さんは、翌週中に申請できるとの見通しを書いています。

翌週の掲載分では、ひょうたんブジーの意匠出願が完了しました。
一方、新しい開発に関心が移り、制作はしばらく中断となりました。
受注済みの品は作り、後に開発へ戻る予定だと案内されています。

(出典:ok-lab's diary 2023年11月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2023/11/18/122841

(出典:ok-lab's diary 2023年11月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2023/11/25/122934

ひょうたんブジーは3か月で登録された

2024年3月掲載の日誌では、ひょうたんブジーの登録証が届きました。
前年の11月に出願し、その年の2月に登録されたとのことです。
岡田さんは、出願から3か月だったと書いています。

日誌では、意匠は通常6-7カ月で査定されると説明されています。
岡田さんは、早く査定された理由を不思議に感じたと書いています。
制作は再開し、週に2個程度迄とする予定が案内されました。

(出典:ok-lab's diary 2024年3月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/03/30/122958

有角螺旋ハイブリッドプロステートチップレスは申請前だった

2026年7月掲載の日誌では、新しいチップレスの形が紹介されました。
岡田さんは、従来品より工業デザインが洗練されたと感じています。
その評価から、意匠申請をしてみたいと書いています。

グッドデザインマークへの申請も希望として挙げられました。
似た名称の製品とは素材や機能が異なるとの説明もあります。
この掲載分では、意匠申請を終えたとの記載はありません。

(出典:ok-lab's diary 2026年7月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2026/07/11/122904


意匠登録の申請と査定へのメーカーの答え・対策

研究所は、用途や守りたい形の範囲に合わせて申請方法を選んでいます。

排便補助器具は申請上の用途を分けた

2018年10月掲載の日誌では、3種類の申請内容が説明されました。
その1は前立腺マッサージ器として扱われています。
その2とその3は、排便補助器具として申請されました。

書類には、直腸内の便を対象とする器具だと説明されています。
同じ週の器具でも、申請上の物品名は一律ではありませんでした。
岡田さんは、目的に応じて申請用途を分けたと書いています。

(出典:ok-lab's diary 2018年10月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20181005/1538740535

螺旋型排便補助具は部分意匠で申請された

2019年2月掲載の日誌では、螺旋型排便補助具が取り上げられました。
研究所は、器具全体ではなく部分意匠として申請しています。
対象は、チップの一部に設けられた螺旋形状です。

岡田さんは、一部が螺旋状の器具も権利範囲になると説明しています。
後端に輪が付いた掲載品も範囲内になるとの見解です。
申請方法には部分意匠を選んだと日誌に書かれています。

(出典:ok-lab's diary 2019年2月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/02/02/153358

ひょうたんブジーは例外規定を利用した

意匠登録の経過を伝える記事掲載写真
出典:OKラボ公式ブログ(ok-lab's diary)「https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/03/30/122958」より引用(意匠登録の経過を伝える記事掲載写真)

2024年3月掲載の日誌では、申請前のブログ公開に触れています。
研究所は新規性喪失の例外規定を利用しました。
岡田さんによると、ブログでは申請内容の詳細を先に公開していました。

そのため、関連するブログ記事も申請資料に含まれたとのことです。
申請資料は、法律に沿って弁理士が作ったと書かれています。
公開後の出願では、この例外規定を利用したと説明されています。

(出典:ok-lab's diary 2024年3月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/03/30/122958


意匠登録の申請と査定は時期でこう変わった

意匠登録の申請と査定は時期でこう変わった
時期(掲載年月)そのころの状態
[2018年9月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180915/1536986152)骨盤底部支持具の登録番号と登録日を公開
[2018年10月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20181005/1538740535)排便補助器具を用途別に意匠出願
[2019年2月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/02/02/153358)前年10月の申請が4ヶ月弱で査定
[2022年11月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/11/19/122516)磔獄門の意匠登録を依頼する意向
[2022年12月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/12/31/123019)磔楔獄門は意匠でなく特許を申請
[2023年11月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2023/11/18/122841)図面素案が届き翌週出願の見通し
[2023年11月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2023/11/25/122934)意匠出願を完了し制作を一時中断
[2024年3月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/03/30/122958)昨年11月出願分が今年2月に登録
[2026年7月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2026/07/11/122904)意匠申請を希望し結果の記載はありません

意匠登録の申請と査定に関係するOKプロステートチップの商品と値段

日誌に出る登録対象と完全に一致する現行商品は確認できません。

骨盤底部支持具を案内した記事掲載写真
出典:OKラボ公式ブログ(ok-lab's diary)「https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180915/1536986152」より引用(骨盤底部支持具を案内した記事掲載写真)

2018年9月掲載の日誌には、意匠登録済みの骨盤底部支持具が出ます。
研究所は、腸内留置チップの支持具として販売する予定でした。

2019年2月掲載時点では、螺旋型排便補助具の特注を受けられるとしています。
販売価格は、この付せんの材料に記載されていません。

2023年と2024年の日誌には、ひょうたんブジーが出ます。
制作の中断と再開は書かれていますが、価格の記載はありません。

2026年7月掲載の有角螺旋ハイブリッドプロステートチップレスは申請希望の段階です。
意匠出願や査定の完了は、この掲載分に書かれていません。

これらの名称について、現行一覧で対応する商品を確認できません。
このため、現行商品の価格表と商品リンクは掲載していません。


意匠登録の申請と査定のよくある不安

意匠登録の申請と査定のよくある不安

(材料に、読者からの質問はありません)


この記事のまとめ

知りたいこと答え
一言で言うと用途と守りたい形に応じて申請方法が変わりました。
読む前に知っておきたい言葉部分意匠や新規性喪失の例外規定が使われました。
何が起きたか支持具、排便補助器具、ひょうたんブジーなどが対象です。
メーカーの答え・対策用途の区分、部分意匠、例外規定を使い分けています。
時期による変化出願、短期間の査定、登録、申請希望まで進みました。
商品と値段現行一覧で対応する商品を確認できません。
よくある不安材料に、読者からの質問はありません。

出典:ok-lab's diary(岡田快適生活研究所)。
写真・動画は各元記事をご覧ください。