お尻チップの特許(マッサージ器)|2018年出願、2022年に特許査定【OKプロステートチップ】

このページは、岡田快適生活研究所(OKラボ)の代表・岡田さんが書いている開発日誌
「ok-lab's diary」(https://ok-lab.hatenablog.com/)の記事をもとに、
テーマ「お尻チップの特許(マッサージ器)」に関する話だけを掲載日順にまとめたものです。
過去の価格・寸法は日誌の記載時点のもの、今の価格は公式サイトの現行商品一覧(2026年9月4日取得)にもとづいています。

この記事は、お尻チップの特許について、申請から認められた後の仕様見直しまでをまとめたものです。
用途ごとに申請を分け、公開する内容を調整した流れと、直接ひもづく現行商品がないことが分かります。

一言で言うと

直腸用器具をマッサージ器として申請しました。

形状と用途を分け、公開時期も調整しました。

この話に直接ひもづく現行商品はありません。


読む前に知っておきたい言葉

言葉やさしい説明
お尻チップ直腸側から前立腺を刺激するために開発された器具です。マッサージ器や排便補助器具として申請されました。
弁理士特許申請について研究所と打ち合わせた専門家です。申請内容や公開範囲を整えるために関わりました。
特許査定特許庁が出願を認めた査定です。この材料では発明が権利化へ進む節目を示します。
拒絶理由通知出願をそのまま認められない理由を示す通知です。補正手続きの要否を判断するために使われました。
請求項特許で守ろうとする発明の内容を示す項目です。権利範囲を定めるために使われます。
長尺の帯板細長い板状の部材です。Uターン型と螺旋型の構造を定めるために使われました。
意匠登録願物品の形状について提出した申請書です。排便補助器具の形状を申請するために使われました。
権利範囲特許で保護される構造の範囲です。どの形状が特許に含まれるかを説明するために使われました。

何が起きるのか:お尻チップの特許(マッサージ器)の申請と査定

土台の器具であるOKプロステートチップが何かは、材料に説明がありません。
今回のお尻チップは、直腸側から前立腺を刺激するマッサージ器具として開発されました。
Uターン型は、長尺の帯板を100°以上折り曲げた構造を特許の対象としています。
螺旋型は、長尺の帯板を使った排便補助器具として別に申請されました。

お尻チップの特許はマッサージ器で進んだ

2018年9月掲載の日誌では、岡田さんが弁理士と打ち合わせています。
研究所は、新しい形状と使用方法による申請方針を決めました。
申請上の名称は、前立腺マッサージ器です。
岡田さんによると、従来構造は20年ほど大きく変化していませんでした。
研究所は、従来と異なる直腸への接し方を提案したいと考えていました。
岡田さんは、申請終了まで詳しい報告を控えると書いています。

(出典:ok-lab's diary 2018年09月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180901/1535779541

お尻チップの特許前に旧案は取りやめた

2018年9月掲載の日誌では、直腸刺激の旧案にも触れています。
岡田さんは、出血しやすくテストが難しかったと書いています。
研究所はザ・プロツイストフォーアヌスを一度提案しました。
特注の問い合わせがなかったため、販売取りやめとなりました。
その後、本格的なマッサージ器として特許申請する方針に変わりました。
岡田さんは、申請後に製品を改めて提案すると書いています。

(出典:ok-lab's diary 2018年09月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180901/1535779541

お尻チップの特許願は第一弾が提出された

第一弾の特許申請後に公開された製品図面の掲載画像
出典:OKラボ公式ブログ(ok-lab's diary)「https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180929/1538197876」より引用(第一弾の特許申請後に公開された製品図面の掲載画像)

2018年9月掲載の日誌では、第一弾の特許申請が済んでいます。
出願番号は特願2018-185691です。
次の申請にも、第一弾と関係する部分があるとのことでした。
一方で、次の申請では製品形状が大きく変わる予定でした。
第一弾の権利範囲にある製品図面は、公開できると説明されています。
岡田さんは、弁理士の案内により発信を控えると書いています。

(出典:ok-lab's diary 2018年09月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180929/1538197876

お尻チップの特許と意匠は用途で分かれた

2018年10月掲載の日誌では、申請処理の終了が報告されました。
前立腺マッサージ器具の提出日は平30. 9.28です。
その出願番号は特願2018-185691でした。
排便補助器具は平30.10. 3提出の特願2018-188692です。
同日、排便補助器具の意匠登録願も提出されています。
岡田さんは、用途に応じて申請を分けたと説明しています。

(出典:ok-lab's diary 2018年10月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20181005/1538740535

お尻チップの特許はUターン型で査定された

2022年9月掲載の日誌では、直腸挿入型が特許査定を受けました。
岡田さんは、拒絶理由通知のない一発査定だったと書いています。
査定時期は2022年8月です。
請求項は、長尺の帯板を100°以上折り曲げた構造でした。
往路部と復路部を備えることも、請求項に含まれています。
岡田さんは、査定後に販売への自信を持ったと書いています。

(出典:ok-lab's diary 2022年09月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/09/03/122644

お尻チップの特許後に仕様は全面改定された

2022年9月掲載の日誌では、査定後の仕様が見直されました。
岡田さんは、アルミが傷つきやすいことに気付いたと書いています。
そこで、アルミ板の全体をシリコーンで覆う仕様に変わりました。
板は厚み2mm、幅10mmで、被覆後は約4mm、約12mmです。
吊り紐なしは6000円で、シリコーン製の吊り紐は+1000円でした。
岡田さんは、80mmを標準(M)にして販売する考えを書いています。

(出典:ok-lab's diary 2022年09月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/09/10/122847

お尻チップの特許は螺旋型にも広がった

2022年10月掲載の日誌では、螺旋型も特許査定を受けました。
先に拒絶理由通知が届き、補正手続きが必要となっていました。
螺旋という形状だけでは、新規性が認められなかったためです。
補正では、長尺の帯板という条件が加えられました。
請求項は、螺旋部と取っ手部を備えた排便補助器具です。
岡田さんは、使用テスト後に販売を始める予定と書いています。

(出典:ok-lab's diary 2022年10月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/10/01/122944


お尻チップの特許(マッサージ器)へのメーカーの答え・対策

研究所は申請内容を分け、公開時期や補正を弁理士と調整しました。

お尻チップの特許は公開を抑えて申請した

2018年9月掲載の日誌では、申請前の情報管理が示されました。
研究所は、新しい形状と使用方法を申請内容に含めました。
具体的な開発報告と画像は、しばらく公開しない方針でした。
次の申請にも関係する情報は、発信を控えています。
公開可能な範囲は、弁理士に確認して決められました。
岡田さんは、申請が終わるまで詳細を伏せると書いています。

(出典:ok-lab's diary 2018年09月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180929/1538197876

お尻チップの特許は用途ごとに分けた

特許願と意匠登録願の処理を伝えた日誌掲載画像
出典:OKラボ公式ブログ(ok-lab's diary)「https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20181005/1538740535」より引用(特許願と意匠登録願の処理を伝えた日誌掲載画像)

2018年10月掲載の日誌では、三つの申請対象が説明されました。
その1は、前立腺マッサージ器として申請されています。
その2とその3は、排便補助器具として申請されました。
排便補助器具では、特許願と意匠登録願が使われています。
同じ開発内でも、用途により申請名と申請区分が異なります。
岡田さんは、マッサージ器との違いを分けて説明しています。

(出典:ok-lab's diary 2018年10月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20181005/1538740535

お尻チップの特許は課題を形状で解いた

2022年9月掲載の日誌には、特許が扱う課題も載っています。
従来の円筒形は、太くすると肛門部分を通りにくい構造でした。
細くすると、前立腺へ接触させにくいと申請文にあります。
請求項では、長尺の帯板を100°以上折り曲げています。
往路部と復路部を設けた形状が、申請上の答えとなりました。
岡田さんは、この請求項を特許の中心として紹介しています。

(出典:ok-lab's diary 2022年09月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/09/03/122644

お尻チップの特許は補正で拒絶理由に応じた

2022年10月掲載の日誌では、螺旋型の補正が説明されました。
既存の螺旋型器具が、拒絶理由として挙げられています。
このため、螺旋形状だけでは申請が認められませんでした。
研究所は、長尺の帯板という構造条件を加えています。
その条件を含む排便補助器具として特許査定へ進みました。
岡田さんは、権利範囲の説明を弁理士に確認したと書いています。

(出典:ok-lab's diary 2022年10月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/10/01/122944

お尻チップの特許後は販売姿勢を改めた

2022年9月掲載の日誌では、査定後の販売方針も変わりました。
それ以前、お尻チップは控えめに販売されていたとのことです。
岡田さんは、先発の開発者への遠慮が理由だったと書いています。
一発査定を受け、Uターン型への自信を持ったとのことです。
その後、製品仕様を全面的に見直す開発へ進みました。
岡田さんは、査定を契機に販売を進めると書いています。

(出典:ok-lab's diary 2022年09月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/09/03/122644

血尿が出たときは、量が少なくても初めてでも、様子を見ずに泌尿器科を受診してください。
突然尿が出なくなったとき、器具が取り出せなくなったときは、自分で対処せず直ちに医療機関(救急を含む)を受診してください。


お尻チップの特許(マッサージ器)は時期でこう変わった

お尻チップの特許(マッサージ器)は時期でこう変わった
時期(掲載年月)そのころの状態
[2018年9月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180901/1535779541)マッサージ器として申請する方針を決定
[2018年9月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180901/1535779541)旧案の販売を取りやめ、申請後の再提案へ
[2018年9月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180929/1538197876)特願2018-185691を申請
[2018年10月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20181005/1538740535)用途別の特許願と意匠登録願を提出
[2022年9月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/09/03/122644)Uターン型が一発特許査定
[2022年9月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/09/10/122847)査定後に製品仕様を全面改定
[2022年10月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/10/01/122944)螺旋型は帯板条件の追加後に査定

お尻チップの特許(マッサージ器)に関係するOKプロステートチップの商品と値段

お尻チップの特許(マッサージ器)に関係するOKプロステートチップの商品と値段

この話に直接ひもづく現行商品はありません。


お尻チップの特許(マッサージ器)のよくある不安

お尻チップの特許(マッサージ器)のよくある不安

(材料に、読者からの質問はありません)


この記事のまとめ

知りたいこと答え
一言で言うと2018年に申請が始まり、2022年に二つの形状が査定されました。
知っておきたい言葉Uターン型と螺旋型では、用途と請求項が異なります。
何が起きたか旧案の取りやめ後、マッサージ器として申請されました。
メーカーの答え・対策公開範囲を抑え、用途別の申請と補正で対応しました。
時期による変化申請、査定、仕様改定、螺旋型の査定へ進みました。
商品と値段この話に直接ひもづく現行商品はありません。
よくある不安材料に、読者からの質問はありません。

出典:ok-lab's diary(岡田快適生活研究所)。
写真・動画は各元記事をご覧ください。