このページは、岡田快適生活研究所(OKラボ)の代表・岡田さんが書いている開発日誌
「ok-lab's diary」(https://ok-lab.hatenablog.com/)の記事をもとに、
テーマ「特許が取れると20年独占」に関する話だけを掲載日順にまとめたものです。
過去の価格・寸法は日誌の記載時点のもの、今の価格は公式サイトの現行商品一覧(2026年9月4日取得)にもとづいています。
この記事は、器具の技術を守るための申請について、岡田さんが技術ごとに述べた独占販売の見通しをまとめたものです。
申請内容の見直しや発表時期の調整、認められたという報告と、その後の結果が未記載の申請を紹介しています。
一言で言うと
独占販売の年数は、技術ごとの見通しです。
岡田さんは、申請する構造や条件を見直しています。
2024年4月の申請について、その後の結果は未記載です。
読む前に知っておきたい言葉
| 言葉 | やさしい説明 |
|---|---|
| 特許 | 発明を権利で守る仕組みです。岡田さんは、独自の技術を保護するために申請しています。 |
| 特許出願・特許申請 | 発明の保護を求める手続きです。日誌では、構造や接続技術を権利にするために行っています。 |
| 特許査定 | 特許を認めるという審査の判断です。日誌では、申請した内容を認められたという報告に使われています。 |
| 拒絶理由通知 | 認められない理由を知らせる通知です。日誌では、申請内容を修正するきっかけになっています。 |
| 請求項 | 保護を求める内容を記した文です。器具の形状や構造の条件を示すために使われています。 |
| 新規性 | 発明の新しさのことです。日誌では、既に申請された技術との違いを考える際に登場します。 |
| 権利範囲 | 特許による保護が及ぶ範囲です。岡田さんは、どの構造の商品が含まれるかの説明に使っています。 |
| 弁理士 | 日誌で申請文の作成や権利についての説明を担う専門家です。申請や保護範囲の確認を助けています。 |
| 年金 | 特許について支払う料金です。2022年9月掲載分では、権利が有効な特許への支払いが紹介されています。 |
| 留置 | 体内に器具を置いておくことです。2024年4月掲載分では、その状態の安定を目指す接続構造が紹介されています。 |
| 形状記憶ワイヤー | 曲がった形を記憶させた金属の線です。岡田さんは、チップ同士をつなぎ、弾力を利用するために採用したと書いています。 |
| 球部尿道 | チップを置く場所として登場する体の部位です。詳しい位置や働きは、日誌に説明なしです。 |
| 長尺の帯板 | 細長い帯のような板です。2022年の申請では、器具の構造を定める条件として使われています。 |
何が起きるのか:特許が取れると20年独占という見通しの中身
OKプロステートチップは、前立腺の周辺に留置(体内に置いておくこと)する器具です。
2024年4月掲載分では、チップを曲がったワイヤーでつなぐ構造が説明されています。
特許(発明を権利で守る仕組み)は、その接続構造などを保護するために申請されています。
保護の対象として、チップ同士をつなぐ部分や、器具本体の形状が挙げられています。
岡田さんは、接続技術や器具の形状ごとに、独占販売の見通しを書いています。
ペニストッキング2017は接続技術も査定された

2018年2月掲載分では、ペニストッキング2017の接続技術が取り上げられています。
岡田さんによると、一本の紐と4個の接続具による部材に、特許査定の通知が届いたとのことです。
特許査定(特許を認めるという審査の判断)の対象は、新たに申請した接続技術でした。
岡田さんは、従来の特許にはあと10年ほどの期間が残る一方、新技術で20年近く販売を独占できると書いています。
元の特許についての残り期間と、新しい接続技術についての見通しを、それぞれ述べています。
図に描いた接続具に限らず、接続パーツが変わっても対象になると岡田さんは説明しています。
(出典:ok-lab's diary 2018年02月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180221/1519195742
特許が取れると20年独占の先に普及を予想した
2018年10月掲載分では、岡田さんが排便補助器具の普及について見通しを書いています。
岡田さんは、研究所の特許の期限が切れる時期を2038年以降として、期限後の変化を考えています。
特許が有効な間は安い商品が販売されず、普及しにくいというのが、岡田さんの見方です。
そのうえで、期限後には安い器具が流通し、普及が進むのではないかと考えています。
これは、当時の価格と普及についての予想として書かれた話です。
2038年以降の販売価格や普及の実績については、材料に記載がありません。
(出典:ok-lab's diary 2018年10月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20181005/1538740535
特許が取れると20年独占の範囲に例外も見込んだ
2021年11月掲載分では、2017年に特許出願(発明の保護を求める申請)した基本部分の審査が話題です。
岡田さんは、査定されれば、当時販売していた商品の95%くらいが対象になると見込んでいました。
権利範囲(特許による保護が及ぶ範囲)が固まれば、事業を引き継ぐ際にも安心できると岡田さんは書いています。
保護される期間については、当時の見通しとして今後16年間と書いています。
一方、筒形モーターを使うタイプと、ステンレス製のリング型は含まれないと岡田さんは考えていました。
この掲載分は、基本部分の特許が認められた場合について述べており、査定完了の報告ではありません。
(出典:ok-lab's diary 2021年11月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/11/27/124314
特許が取れると20年独占の話で権利消滅も紹介した
2022年9月掲載分では、岡田さんが他の開発者による日本の特許を調べた内容も紹介しています。
取り上げているのは、1999年、2000年、2001年、2009年に出願された器具の特許です。
岡田さんによると、最初の3件については、その掲載時点で権利が消滅していたとのことです。
2009年出願のものは、年金(特許について支払う料金)が支払われ、有効な状態のようだと書いています。
その特許の特徴については、体の異なる場所に同時に接触できる部分を備える構造だと説明しています。
ここで述べられているのは2022年9月掲載時点の確認内容で、その後の状態は材料に記載がありません。
(出典:ok-lab's diary 2022年09月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/09/03/122644
特許が取れると20年独占の話で残り16年と報告した
2022年9月掲載分では、研究所の直腸内に置く前立腺マッサージ器について、査定が報告されています。
岡田さんは、2018年出願の案件が2022年8月に査定され、権利期間はあと16年だと書いています。
請求項(保護を求める内容を記した文)では、長尺の帯板(細長い帯のような板)による構造を挙げています。
先端が根元側へ100°以上戻る形で、往復する部分を備えるという内容です。
岡田さんは、今回の申請では拒絶理由の通知を受けずに認められたことを喜んでいます。
弁理士(申請文の作成などを担う専門家)の請求文は、権利範囲が広いと岡田さんは評価しています。
(出典:ok-lab's diary 2022年09月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/09/03/122644
特許が取れると20年独占を目指し形状の条件を加えた
2022年10月掲載分では、らせん形の排便補助器具について、特許査定の報告が続きます。
岡田さんによると、らせんという形だけでは、既に申請された器具と区別できないと指摘されたとのことです。
新規性(発明の新しさ)がないとされたため、申請には長尺の帯板という条件を加えたと書いています。
その変更によって認められた請求内容は、先端のらせん部分と根元側の持ち手を備える構造です。
岡田さんは、らせん部分を構成する部材が帯板である点を含め、権利範囲は広いと考えています。
前月の前立腺マッサージ器とは別に、今回は排便補助器具として申請したと説明しています。
(出典:ok-lab's diary 2022年10月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/10/01/122944
特許が取れると20年独占は2024年には条件付きだった
2024年4月掲載分では、形状記憶ワイヤー(曲がった形を記憶させた金属の線)の申請が報告されています。
岡田さんは、器具全体から、曲がったワイヤーによる接続構造へ申請の中心を変えたと書いています。
膀胱側の部分を含むものと、前立腺側と球部尿道(詳しい位置は日誌に説明なし)側をつなぐものが申請対象です。
岡田さんは、約90度の曲線を記憶させた金属の利用が、特許になりそうだと考えています。
先に同じ着想があれば新規性がなく、認められるかは審査官の判断になるとも書いています。
20年間の独占販売という見通しは、特許が認められた場合についてのもので、その後の査定結果は材料にありません。
(出典:ok-lab's diary 2024年04月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/04/20/122856
特許が取れると20年独占へのメーカーの答え・対策
岡田さんは、申請内容の見直しと、発表や販売の時期の調整を進めています。
ペニストッキング2017は公開情報も案内した
2018年2月掲載分では、岡田さんが接続技術の申請内容と、公開情報の調べ先を紹介しています。
申請した時点では、後に採用した接続具を想定しておらず、図面には別の接続具を使ったと書いています。
公開情報については、特開2015-213625の装着部材を挙げています。
また、岡田さんは、特許にかかる料金の支払いが大きな負担になっていると述べています。
当時のプロステートチップの申請はまだ公開されていないとして、公開済みの接続技術と区別しています。
公開されている申請の調べ先として、特許情報を検索するサイトが案内されています。
(出典:ok-lab's diary 2018年02月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180221/1519195742
特許が取れると20年独占を目指し修正を見込んだ
2021年11月掲載分では、基本部分の申請に拒絶理由通知(認められない理由を知らせる通知)が届いています。
岡田さんは、指摘されたのは、当初から認められにくいと考えていた箇所だと書いています。
そのため、問題のある部分を直せば、残る請求内容は認められそうだと受け止めています。
基本部分が認められない場合に備え、関連する申請も複数進めていたとのことです。
当時は、立体的なデザインのチップの穴構造についても申請していたと書いています。
岡田さんは、基本部分が認められれば、関連する申請の重要性は小さくなると考えていました。
(出典:ok-lab's diary 2021年11月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/11/27/124314
特許が取れると20年独占を見込み発表時期を調整した
2022年9月掲載分では、岡田さんが査定を機に、アルミ製の器具を試作したと書いています。
以前から製作しやすい構造だと考えていたものの、同業者にまねられることを懸念していたとのことです。
そこで、特許査定を受けるまで、この形式を発表せずにいたと説明しています。
査定を受けた後は、試作品の紹介とともに、販売に向けた考え方を明らかにしています。
岡田さんは、新しい素材を採用したため、しばらく使用テストをしてから発売したいと書いています。
この掲載分では試作と発売の予定が示されており、テストの結果や発売完了の記載はありません。
(出典:ok-lab's diary 2022年09月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/09/03/122644
特許が取れると20年独占の対象を専門家に確認した

2022年10月掲載分では、岡田さんが、製造方法の違いと権利範囲との関係を弁理士に確認しています。
確認したのは、実際の帯板を使わず、同じ形を別の方法で作った場合の扱いです。
岡田さんによると、同じ形状を別の方法で作る場合も、権利範囲に入るという説明を受けたとのことです。
その説明を踏まえ、同業者は今後16年間この形状を作れない、と日誌では述べています。
続いて岡田さんは、排便補助器具として試作品を用意し、使用テスト後に販売する予定だと書いています。
製造方法が違う場合も対象になるという話は、岡田さんが紹介した専門家の説明です。
(出典:ok-lab's diary 2022年10月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/10/01/122944
特許が取れると20年独占を見込み申請後の発送を約束した
2024年4月掲載分では、岡田さんが申請する構造を広げ、接続部分も保護の対象に加えたと書いています。
チップをつなぐワイヤーに加え、ワイヤーへ接続できる網状の部品についても請求したとのことです。
岡田さんは、要点となる部分を申請文に含めたことで、販売へ進めると考えていました。
それ以前に届いていた依頼については、申請を済ませてから発送するという条件で受けていたと説明しています。
一方、膀胱側の部分も持つ器具については、当時まだ販売価格や条件を決めていないと書いています。
申請完了を受けて販売へ進めるものと、販売条件を調整しているものを分けて案内しています。
(出典:ok-lab's diary 2024年04月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/04/20/122856
特許が取れると20年独占は時期でこう変わった
| 時期(掲載年月) | そのころの状態 |
|---|---|
| [2018年2月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180221/1519195742) | 接続技術の査定を受け、20年近くの独占を見込む。 |
| [2018年10月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20181005/1538740535) | 岡田さんは2038年以降の期限後の普及を予想。 |
| [2021年11月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/11/27/124314) | 基本部分の申請に通知が届き、修正後の査定を見込む。 |
| [2022年9月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/09/03/122644) | 直腸内に置く器具の査定と、残り16年を報告。 |
| [2022年10月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/10/01/122944) | らせん形に帯板という条件を加え、査定を受けたと報告。 |
| [2024年4月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2024/04/20/122856) | 曲がったワイヤーの接続構造まで広げて申請を完了。 |
特許が取れると20年独占に関係するOKプロステートチップの商品と値段
この話に直接ひもづく現行商品はありません。
特許が取れると20年独占のよくある不安
(材料に、読者からの質問はありません)
この記事のまとめ
| 知りたいこと | 答え |
|---|---|
| 一言で言うと | 日誌の独占販売の年数は、技術ごとに岡田さんが述べた見通しです。 |
| 言葉の意味 | 申請は保護を求める手続きで、査定はそれを認めるという審査の判断です。 |
| 何が起きるのか | 接続技術や形状で対象が異なり、20年近く、16年間などの見通しが示されています。 |
| メーカーの答え・対策 | 岡田さんは、申請内容を見直し、専門家への確認や発表時期の調整を進めています。 |
| 時期による変化 | 2022年には査定の報告が続き、2024年4月には新たな接続構造の申請が報告されています。 |
| 商品と値段 | この話に直接ひもづく現行商品はありません。 |
| よくある不安 | このテーマについて、材料に読者からの質問はありません。 |
出典:ok-lab's diary(岡田快適生活研究所)。
写真・動画は各元記事をご覧ください。