樹脂は粘膜に癒着する?|日誌の見解は形状・振動で変化【OKプロステートチップ】

このページは、岡田快適生活研究所(OKラボ)の代表・岡田さんが書いている開発日誌
「ok-lab's diary」(https://ok-lab.hatenablog.com/)の記事をもとに、
テーマ「樹脂は粘膜に癒着する」に関する話だけを掲載日順にまとめたものです。
過去の価格・寸法は日誌の記載時点のもの、今の価格は公式サイトの現行商品一覧(2026年9月4日取得)にもとづいています。

この記事は、器具が体内で張り付く問題について、開発日誌の報告と対策をまとめたものです。
素材や形状、振動による評価の変化と、長時間の使用や無理な動きへの懸念を紹介しています。

※このページは販売元・製造元とは関係のない個人の読書メモです。記載は元記事の時点の情報で、正確さや安全性を保証しません。医療機器ではなく、健康上の判断は医師にご相談ください。最新情報は公式サイトでご確認ください。広告を含みます。

一言で言うと

岡田さんは樹脂の癒着(張り付き)を報告しています。

メーカーは形状や振動による改善を考えてきました。

2022年掲載時も、白い樹脂への懸念は続いています。


読む前に知っておきたい言葉

言葉やさしい説明
尿道(尿が通る道)チップを入れる体内の通り道です。日誌では排尿時に尿が流れる場所として説明されています。
粘膜(尿道の内側の面)この話ではチップが触れる体の表面を指します。粘膜自体の働きは日誌に説明なし。
癒着この日誌では樹脂が体内で張り付く状態を指します。加工の目的ではなく、開発中に問題になった現象です。
留置(体内にとどめること)チップを入れた状態が続くことです。日誌では装着中の安定性や違和感を確かめるテストに登場します。
スクリューねじった形のチップを指します。岡田さんは樹脂の張り付きへの対策として評価しています。
核振チップ(振動するチップ)モーターを備えたチップです。振動による刺激を目的とし、日誌では張り付きとの関係も説明されています。
双頭核振覚醒チップ振動する部分を二つ備えた樹脂製のチップです。異なる場所を同時に刺激する試作として登場します。
電極(電気を伝える部分)電極付き特注品に使われたアルミの部分です。電気刺激のための部品ですが、表面の滑りも試されています。
セミロング日誌に登場するチップの形状名です。この形状だけに固有の用途は日誌に説明なし。

何が起きるのか:樹脂は粘膜に癒着するという日誌の報告

OKプロステートチップは、尿道内で前立腺を刺激する器具です。
樹脂はチップ本体に使われ、尿道の粘膜と接する素材として登場します。
2018年2月掲載の日誌には、尿を通す空洞を設けた樹脂製の試作品も出ています。
岡田さんは、その外側が乾燥したため、体内で張り付いたのではないかと考えています。

「樹脂は粘膜に癒着する」と空洞付き試作で推測

空洞付きの樹脂チップを使った当時の二連試作品
出典:OKラボ公式ブログ(ok-lab's diary)「https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180228/1519809422」より引用(空洞付きの樹脂チップを使った当時の二連試作品)

2018年2月掲載の日誌では、岡田さんが空洞付きの二連チップを試した経過を紹介しています。
半日ほどの留置で安定感を得た一方、取り出しにくくなり、糸が外れないか心配したとのことです。

岡田さんは、尿が内部を通るため外側が乾燥し、尿道の壁に張り付いたのではないかと考えています。
受診結果は正常だったとしていますが、医師はチップの安全性が証明されたとは言えないと答えたとのことです。

ガラスと空洞付き樹脂を組み合わせた別の試作品については、この掲載時点でテスト前と書かれています。
岡田さんは表面の乾燥という課題が残っているため、解決するまでは販売を考えていないと書いています。

(出典:ok-lab's diary 2018年02月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180228/1519809422

「樹脂は粘膜に癒着する」と相談者も疑っていた

2018年3月掲載の相談では、樹脂の特注品を気に入った相談者が、長時間の使用に懸念を伝えています。
ガラスより痛みや出血を感じやすいとして、第二チップの乾燥と張り付きが原因ではないかと考えていました。

相談者は第一チップだけの特注を望み、後端にくびれを持たせる形状についても希望を出しています。
岡田さんは希望の形を長さ4cmで実現するのは無理として、長さ5cmへの変更をお願いしたと書いています。

この材料には、変更した特注品によって痛みや出血、張り付きがどうなったかという結果の記載はありません。
血尿が出たときは、量が少なくても初めてでも、様子を見ずに泌尿器科を受診してください。

(出典:ok-lab's diary 2018年03月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180331/1522485734

「樹脂は粘膜に癒着する」と双頭の試作でも懸念

2019年2月掲載の日誌では、複数の振動源を望む提案を受け、岡田さんが双頭核振覚醒チップを試作しています。
岡田さんは振動がない状態では樹脂特有の乾きを感じ、半日程度で少し違和感が出たと書いています。

この時点では樹脂のロングタイプを販売していない理由に、岡田さんが問題を感じていることを挙げています。
一方、販売開始に向けた価格体系も示し、双頭核振覚醒チップは税抜き8000円と案内しています。

振動で乾きや張り付きへの心配は減るという見解ですが、刺激が強く、終日振動させる難しさも述べています。
岡田さんは双頭のタイプを短時間向けとし、長期留置には振動源が一つの核振チップがよいと書いています。

(出典:ok-lab's diary 2019年02月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/02/09/152257

「樹脂は粘膜に癒着する」との懸念を振動型で区別

2020年1月掲載の日誌では、岡田さんがモーターを先端に置いた樹脂製チップを紹介しています。
終端のケーブル部分の細さを課題とし、内部にコードを通せる樹脂で配置を変えたと説明しています。

この時点の樹脂プレーンショート核振は税抜き4000円、樹脂ツイスト核振は税抜き6000円です。
スクリュー補助の追加は税抜き3000円で、いずれも当面は特注として受け付けると案内されています。

岡田さんは振動中の樹脂では癒着しないと評価する一方、ガラスや陶器より摩擦を感じると書いています。
通常の樹脂製チップについては、癒着しやすいという見方から、個人的にはあまり勧めないと書いています。

(出典:ok-lab's diary 2020年01月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2020/01/04/155235

「樹脂は粘膜に癒着する」との懸念は形状で異なる

2022年3月掲載の相談では、素材を比べた相談者が、白い樹脂の滑りと収まり方を好むと伝えています。
陶器では滑りすぎ、青い製品では強く収まりすぎると感じ、大きめの白い樹脂スクリューを希望していました。

岡田さんは、この感想が素材ごとの特徴をよく捉えていると受け止め、留置の安定性にも言及しています。
ただし、全体が白い樹脂のチップでは、スクリュー以外は癒着しやすいと考えていることも改めて述べています。

この段落には、希望された特注品の完成後に、相談者がどう評価したかという結果の記載はありません。
岡田さんは安定性から別の選択も考えられるとしつつ、スクリュー以外はあまり勧めてこなかったと書いています。

(出典:ok-lab's diary 2022年03月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/03/05/123200


「樹脂は粘膜に癒着する」へのメーカーの答え・対策

岡田さんは、スクリュー形状・振動・アルミの表面で張り付きの改善を考えています。

「樹脂は粘膜に癒着する」との評価をねじれで変更

スクリュー形状による改善を報告した当時の樹脂チップ
出典:OKラボ公式ブログ(ok-lab's diary)「https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180714/1531551648」より引用(スクリュー形状による改善を報告した当時の樹脂チップ)

2018年7月掲載の日誌では、岡田さんが平らな樹脂板の、同じ場所に張り付く問題を振り返っています。
以前は半日くらいで違和感が出たため、新しい形でもすぐには快適だと発表しなかったとのことです。

その後、樹脂スクリューを一週間続けて試し、トラブルを感じなかったことから評価を変えたと書いています。
岡田さんは、ねじれた形状の採用によって、樹脂に対する否定的な見方が変わったと説明しています。

樹脂なら工場での生産を頼める点にも触れていますが、この報告は岡田さんの実地体験にもとづきます。
岡田さんはスクリュー形状を採用できるショートチップについて、樹脂でも十分だという考えを示しています。

(出典:ok-lab's diary 2018年07月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180714/1531551648

「樹脂は粘膜に癒着する」問題へ振動も提案

2018年12月掲載の日誌では、岡田さんが乾燥による樹脂の摩擦と、長時間の使用との関係を説明しています。
スクリューで張り付きが大幅に減ったという評価に加え、この回では振動するチップを取り上げています。

岡田さんは、振動によってチップが尿道の粘膜から離れるため、癒着への心配がなくなると考えています。
大きな振動部を持つチップの取り出しにくさについても、振動の有無で体感が変わったと報告しています。

この段落は岡田さんの使用感を中心とする報告で、振動型についての医師の安全性評価は材料に記載なし。
岡田さんは乾燥時の摩擦への対応として振動を挙げており、素材だけでなく動きにも着目しています。

(出典:ok-lab's diary 2018年12月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20181222/1545459719

「樹脂は粘膜に癒着する」問題へアルミも試作

2019年2月掲載の相談では、電極付き特注品を望む相談者に対し、岡田さんが形状上の難しさを回答しています。
希望どおりに電極を付ける難しさを伝え、図のやり取りと試作を重ね、別の形を作ったと書いています。

岡田さんは通電しての体内テストができず、電気を流さずにアルミの表面による負担を確かめています。
15時間の留置を2日試して問題を感じず、取り出すときの滑りはガラスと同程度だったと書いています。

相談者向けの品は改良して作られていますが、相談者本人の使用結果の記載はありません。
岡田さんは樹脂の突起部をアルミで覆う考え方を、癒着の問題に対応する方法の一つとして挙げています。

(出典:ok-lab's diary 2019年02月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/02/23/142754

血尿が出たときは、量が少なくても初めてでも、様子を見ずに泌尿器科を受診してください。

突然尿が出なくなったとき、器具が取り出せなくなったときは、自分で対処せず直ちに医療機関(救急を含む)を受診してください。


「樹脂は粘膜に癒着する」は時期でこう変わった

先端モーターの樹脂チップとスクリュー補助の特注品
出典:OKラボ公式ブログ(ok-lab's diary)「https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2020/01/04/155235」より引用(先端モーターの樹脂チップとスクリュー補助の特注品)
時期(掲載年月)そのころの状態
[2018年2月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180228/1519809422)空洞付き試作で取り出しにくさを報告。
[2018年3月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180331/1522485734)相談者も乾燥と痛み・出血の関係を疑う。
[2018年7月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180714/1531551648)岡田さんがスクリュー形状で樹脂の評価を変更。
[2018年12月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20181222/1545459719)岡田さんが振動による張り付きの改善を報告。
[2019年2月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/02/09/152257)双頭型は刺激の強さもあり短時間向けと案内。
[2019年2月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/02/23/142754)アルミの表面を使う別の対策を試作。
[2019年6月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/06/01/155432)樹脂セミロングは作成可能、陶器を待つ案も提示。
[2020年1月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2020/01/04/155235)先端モーターの樹脂型を当面は特注として案内。
[2020年2月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2020/02/29/155031)岡田さんは樹脂の24時間連続使用を勧めず。
[2022年3月掲載](https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2022/03/05/123200)白い樹脂のスクリュー以外への懸念を再提示。

2022年3月掲載より後の癒着への評価は、材料に記載なし。


「樹脂は粘膜に癒着する」に関係するOKプロステートチップの商品と値段

「樹脂は粘膜に癒着する」に関係するOKプロステートチップの商品と値段

現行一覧で確認できるのは、長時間使用の相談に登場した次の商品です。

この話に出てきた商品

現行商品税込価格この話との関係
OKプロステートチップ 樹脂素材セパレートタイプ♀チップ2750円2020年2月掲載の相談で単体での長時間使用が想定され、岡田さんが樹脂の24時間連続使用を勧めないと回答した商品です。

(出典:ok-lab's diary 2020年02月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2020/02/29/155031

日誌がすすめた商品

日誌にすすめはありません。

2018年2月掲載の空洞付き試作品は、現行一覧で対応する商品を確認できません。
2019年2月掲載の双頭核振覚醒チップと電極付き特注品も、現行一覧で対応する商品を確認できません。

2020年1月掲載の先端モーター仕様の特注品は、現行一覧で対応する商品を確認できません。
2022年3月掲載の大きめの白い樹脂スクリューの特注も、現行一覧で対応する商品を確認できません。

2019年6月掲載の樹脂セミロングの特注は、現行一覧で対応する商品を確認できません。
2020年2月掲載のテスト中の核振胎児も、現行一覧で対応する商品を確認できません。


「樹脂は粘膜に癒着する」のよくある不安

「樹脂は粘膜に癒着する」のよくある不安

材料には、樹脂の特注・長時間使用・進みにくさについての相談が載っています。

「樹脂は粘膜に癒着するなら特注は?」

2019年6月掲載の相談では、ガラスが不安な相談者が、樹脂セミロングの特注と癒着の関係を尋ねています。
岡田さんは作成可能と答え、当時の価格を3240円と案内する一方、陶器の発売を待つ案も示しています。

岡田さんは樹脂では半日程度以上の留置で癒着する場合があり、短時間なら問題ないと考えています。
スクリューを逆向きにねじる希望にも対応可能と答え、陶器でのねじれ形状は当面考えていないとしています。

相談者は陶器を待ち、糸なしの樹脂スクリューを先に注文したいと伝えていますが、使用結果の記載はありません。
岡田さんは普通のセミロングなら陶器を6月に発売できると見込み、発売を待つ案を示しています。

(出典:ok-lab's diary 2019年06月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2019/06/01/155432

「樹脂は粘膜に癒着する?時間は?」

2020年2月掲載の相談では、樹脂製品を注文した相談者が連続使用の時間について尋ねています。
岡田さんは24時間連続使用を勧めず、振動を止めたテストでは10時間ほどで違和感が出ると書いています。

一方、樹脂スクリューで一週間続けたという利用者の報告にも触れ、個々の感覚が違うという見方を示しています。
10時間ほどという長さは、岡田さんが樹脂製の核振胎児を試した際に感じた変化についてのものです。

自作物の出血も報告されましたが、購入品の結果の記載はありません。
突然尿が出なくなったとき、器具が取り出せなくなったときは、自分で対処せず直ちに医療機関(救急を含む)を受診してください。

(出典:ok-lab's diary 2020年02月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2020/02/29/155031

「樹脂は粘膜に癒着する?無理は禁物?」

2020年2月掲載の別の相談では、入手したチップが途中でつかえ、無理に進めないほうがよいかと尋ねています。
この相談では素材の記載がないため、樹脂製品で起きた癒着の報告として扱える根拠は材料に記載なし。

岡田さんは一般的な回答として潤い不足を挙げていますが、個人差による別の理由にも触れています。
この相談の原因が一つに確定したという説明や、その後に解決したかという結果の記載はありません。

岡田さんは、粘膜が乾いた状態で無理に動かすことを勧めず、出血につながると考えていることを伝えています。
血尿が出たときは、量が少なくても初めてでも、様子を見ずに泌尿器科を受診してください。

(出典:ok-lab's diary 2020年02月掲載)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2020/02/29/155031


この記事のまとめ

取り出しにくさの検討につながった空洞付き試作品
出典:OKラボ公式ブログ(ok-lab's diary)「https://ok-lab.hatenablog.com/entry/20180228/1519809422」より引用(取り出しにくさの検討につながった空洞付き試作品)
知りたいこと答え
一言で言うと何が問題か岡田さんは乾燥時の張り付きを問題とし、形状や振動によって評価を変えてきました。
言葉は何を指すかこの日誌での癒着は張り付く状態を指し、留置は器具を体内にとどめることです。
何が起きたのか2018年2月の試作報告に取り出しにくさが登場し、3月の相談では痛みや出血との関係も疑われています。
メーカーは何を考えたかスクリュー形状・振動・アルミの表面を評価していますが、いずれも日誌での見解です。
時期でどう変わったか改善への評価が出た後も、2022年3月掲載時には白い樹脂のスクリュー以外への懸念を述べています。
現行商品と価格はどうか相談に出たOKプロステートチップ 樹脂素材セパレートタイプ♀チップは、現行一覧で税込2750円です。
不安への回答はどうか樹脂の特注には陶器を待つ案も示され、24時間連続使用や乾燥時の無理な動きは勧められていません。

出典:ok-lab's diary(岡田快適生活研究所)。
写真・動画は各元記事をご覧ください。

この記事は開発日誌の記録をまとめた解説です。医療機器ではなく、効果を保証するものではありません。体に異常や不安があるときは医療機関へ相談してください。価格・仕様・注意事項は変わることがあるため、公式ブログ・公式サイトで最新の情報をご確認ください。販売や発送のご質問は販売元へお願いします。